・「貸してください」→「借りてください」

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あるクライアントの経理担当の方が、「うちの会社って、貸してくださいっていうのではなく、借りてください」って感じですよね」と驚いてらっしゃいました。
金融機関の融資の話です。
そのクライアントでは、実際に金融機関から、「お金を借りてください」というスタンスで交渉をし、有利な条件で安定した資金調達ができています。
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【今日のテーマ】
・「貸してください」→「借りてください」
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融資でよくあるのは、会社側から、金融機関に「貸してください」というパターンです。

EX-IT

この矢印が逆になるケースがあります。
EX-IT
会社の業績、これまでの返済実績など考慮して、金融機関が「貸したい」と思われるからです。
金融機関が「貸したい」のは、「借りてくれて、確実に返済してくれる会社」です。
金融機関では、貸出残高の目標値、ノルマがあります。
しかし、返済が危ういところに貸すわけにはいきません。
業績がいい会社は「借りてください」を言われ、好循環となり、業績が悪い会社は、「貸してください」と言わなければいかず悪循環となってしまうのです。
販売側から「買ってください」ではなく、顧客から「売ってください」といわれるのも同じですね。
「貸してください」というと、なかなか渋い顔をします(^_^;)
以前、業績がいい会社でしたが、長らくお金を借りてなかった(返済実績がなかった)ため、交渉が難航した例モアあります。
「借りてください」といわれても、当然、決算書の数字をよくする努力やしっかりとした提出資料は必要となります。
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【編集後記】
先日のシーガイアトライアスロンのリザルトがネット上で公表されました。
166人中43位。スイム79位、バイク2位、ラン96位。
バイクをがんばりすぎてランがスタミナ切れだったのは反省点です。
バイク部門は、スイム→バイクの切り替え、カーブや折り返しで減速してからの加速を重点的に練習した成果もあると思います。

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