毎日ブログを書いていると出版につながるか?

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「ブログを書くと出版につながる」
一時期、そういわれていたことがありますが、本当にそうなのでしょうか。
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3冊ともきっかけはブログ

これまで、3冊の本を出版させていただきました。
その3冊とも、多かれ少なかれブログが影響しています。

ただし、ブログ自体が書籍になったわけではありません。
私は複数のコンテンツを書くようにしていますし、有名人・芸能人でもないので、そのままでは書籍にならないでしょう(^_^;)

きっかけはブログ全体ではなく、1つのブログ記事でした。
もちろん狙って書いたわけではありません。
ブログ記事は、検索されます。
「こういう本を出そうかなぁ」と考えた編集者さんのアンテナに引っかかる可能性も高いのです。
(実は、先日もアンテナに引っかかることができました)

Facebookだと検索されませんし、Twitterだと140字という制限があります。
ストックとして蓄積されていくブログの特徴と言えます。

 

 

ブログをそのまま書籍にするのは難しい

今回の『社長!「経理」がわからないと、あなたの会社潰れますよ』の例でいえば、2008年から2年間ほど、「平日は税金・会計・お金の記事」とルールを決めてひたすら書いてしました。

その当時の記事が、今回の『社長!「経理」がわからないと、あなたの会社潰れますよ』に活かされている部分もあります。
しかし、その記事をつなぎ合わせて編集して本ができあがるわけではありません。
(私の場合は)

今回の本を書くときに、Evernoteに保存してあるブログ記事から書籍に使えそうなものを集めましたが、あくまでネタ集めの意味しかありませんでした。
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体系立てて、連載のようにブログを書けば、書籍になりやすいかもしれませんが、あまり考えすぎると毎日書くのがつらくなります。
考え方や書き方も変わりますので、そのまま使えないネタも多いです。

最初に本を書いたときも、「ブログを毎日書いているしなんとかなるかな」と思っていましたが、そう甘くはなかったですね(^_^;)

 

 

ブログを毎日書く効用

「ブログは出版につながるか?」
「本を出したいならブログを書くべきか」
と考えると、やはり書いた方がよいといえます。

元々素質をお持ちであれば、ブログを日々書かなくても、ささっと本を書くことができるでしょう。
(話した内容を本にしてくれるケースもあります)

私の場合は毎日書いて、トレーニングしなければ本を書けなかった、又はもっと苦戦したと思います。
文章を書くというよりも、自分の考えをまとめる、自分なりの視点を磨くためのトレーニングです。
特に自分の考え方や視点ですね。
これが検索にひっかかり、出版につながることもありますし、実際に私の場合はそうでした。
「検索されやすくなる」ようにするには、アクセスを増やす努力も必須です。

 

文章のうまい下手は、編集者さんが修正することができますが、考え方や視点は自分で生み出さなければいけません。

ブログを「毎日続けている」ではなく、「毎日考えている」「毎日トレーニングしている」という感覚でいます。
深く深く、自分しか書けないものを日々追求しています。
(毎日、ヒットするわけでもありませんが)

ブログを書かずに、時間を使わずに本を出す方が効率がいいのは確かなんですけどね。

 

ーーーまとめーーー
ある程度の文章量(『社長!「経理」がわからないと、あなたの会社潰れますよ』は約9万字)を書く出版と、2,000字程度で日々書くブログは性質が違います。
ブログは自由になんでも書いてもいいもの(ある程度のルールは決めています)ですが、出版は、売れるかどうか、世の中でニーズがあるかが求められます。

そういった意識を持ちつつ、ブログを書いてコンテンツを磨くことは決してムダではないでしょう。
もちろん、出版だけを目的にしていたらブログを書くのはつらくなります。

 





【編集後記】

財布の中のカードを減らそうと、いろいろ試みているのですが、うまくいっていません(^_^;)
マイル貯めつつ、Suicaオートチャージのカードを作りましたが、定期はつけられず。
定期とSuicaが分かれているとちょっと不便で、誤作動を起こすので、結局はカード入れを持ち歩くのが最善の策のような気がしてきました(^_^;)

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