年下から学ぶー 「新しい時代を作るのは老人ではない」byクワトロ・バジーナ ー

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昨日、18歳年下、22歳の方のセミナーに行ってきました。
学びに、年齢は関係ありません。
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「新しい時代を作るのは老人ではない」

この言葉は、隠れ座右の銘です。
昔からずっと心の中で思っていました。
(それこそ、今の世代はしらないかもしれません。。)

世の中、特に日本では、若い芽は潰されがちです。
もちろん若さゆえの間違いや未熟さはありますが、「若いからダメ」「近ごろの若い者は・・・」「常識がない」と決めつけるのはおかしい話でしょう。

とはいえ、もう私自身も40歳で、決して若くはありません。
若い世代、自分より年下の方と接する機会を、数年前から積極的に作っています。

 

 

驚愕の22歳

昨日、参加したセミナーの主催者は22歳。

大学生で、すでに起業(16歳で起業)していて、素晴らしい実績も残されています。

もともと知っていた方なのですが(トライアスロンチームで一緒で、同じレースにも出ました)、セミナーで話を聞いて、改めてびっくりしたのは、その考え方や行動です。

私が35歳で独立して、この6年ほどで到達した境地、学んだことをほぼ身に付けています。
(もちろん、私以上です)

22歳のころなんて、起業するなんて、セミナーをするなんて、考えもしなかったですからね。

セミナーの内容はブログ。
40歳の私がブログを書いて6年、22歳の彼で、6年だそうです(^_^;)

セミナーのスタイルも新しかったので、早速パクろうかと思っています。

 

年齢・経験は関係ない

年上で経験のある方から学ぶというのが一般的ですが、決してそうではないです。
むしろ、年上からは、「こうなりたくない」というネガティブなモチベーションをもらい、年下からは、「こうならなきゃ」というポジティブなモチベーションをもらうことが多い気がします。
これは、私が公務員、税理士業界という、年齢層が高く、特殊な業界にいた(いる)からかもしれません。
(もちろん、年上の経験豊富な方からも多くのことを学んでいます)

年上だから、経験があるから偉い、すごいとは必ずしもいえないです。

ちょうど今朝から読み始めた本(羽生善治さんの『決断力』)にこういうフレーズがありました。

”経験には、「いい結果」、「悪い結果」がある。それを積むことによっていろいろな方法論というか、選択肢も増えてきた。しかし、一方では、経験を積んで選択肢が増えている分だけ、怖いとか、不安だとか、そういう気持ちも増してきている。考える材料が増えれば増えるほど「これと似たようなことを前にやって失敗してしまった」というマイナス面も大きく膨らんで自分の思考を縛ることになる。  そういうマイナス面に打ち勝てる理性、自分自身をコントロールする力を同時に成長させていかないと、経験を活かし切るのは難しくなってしまう。それは、将棋にかぎらず、ビジネスの世界をはじめ、共通する課題であろう”

経験を積めば、年齢を重ねればいいわけでもなく、マイナス面である不安、保守性、無駄な習慣などを取り除くことが欠かせません。
この経験のマイナス面を克服するには、新しい世代から学ぶ、新しい世代と接するのが一番だと思うのです。

そして、これまでの経験をうまく世の中に活かしていくべきでしょう。

ITにより世代間の意識の違いが広がってきている今、世代間の融合がますます必要になっています。

 

最後に、その彼のブログ記事を紹介します。
16歳で起業して4年間やってきて思うこと | もっちブログ

 

 

 

 

 

”僕の成長の人生観を一番よく表してくれる四字熟語は「試行錯誤」です。”

”「自分が一番興味があることしか、結局は情熱を注ぐことはできない」”

”何か一つでも創って誰かに提供すると、社会の見え方がまったく変わりました。”

この記事を書いたのは19歳のときというのも驚きです。
こういうのを読むと、いい意味で、過去の自分の経験が吹っ飛び、「今何をするか」「これから何をするかに」に焦点をしぼれます。

新しい時代を作る若者から学べることは多いです。





【編集後記】
昨日は、渋谷でのセミナー前にスポーツショップへ。
タイツを買い替えるためです。
ふと目にはいったトライアスロン用のバッグも新調しました。
早速今日、PCやラン道具をいれて持ち歩いてます。

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