方向キー(矢印キー)は「マウスを使わずPC・Excel仕事を速くする」の第一歩

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↑↓→↓の方向キーを使うようにすると、マウスを使う機会が減ります。
まずは方向キーを使えるようにしましょう。
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※自宅にて DSC-RX100M3

PC操作の物理的な問題をなくす

マウスを使わない操作。
キーボードだけで操作。

なぜ、こういったものが求められるのでしょう。

マウスを使っても仕事が早く終われば問題ありません。
マウスを光速で動かせれば問題ありません。

ただ、マウスを使うには、物理的な問題があります。

それは距離です。
効率化の世界で、距離だけはなんともできません。

アポの場所まであと1km。
これを限界まで縮めても限界があります。
全力で走ったら4分でいけるかもしれませんが、信号や障害物、階段があるともっとかかるでしょう。
車で行ったとしても、車に乗る時間、エンジンをかける時間などを含めると3分はかかるはずです。

瞬間移動やスタンド能力がないかぎり、この1kmを縮めることはできません。

同様に、PCの操作でも、この距離の問題はあります。

通常の右手に位置から、マウスまでは距離があります。
方向キーまでの距離と比べると、明らかに差があるものです。
EX IT

マウスを使っても方向キーを使ってもそうそう時間がかわらないとしても、明らかに距離の分は差があり、マウスの場合はさらにロスがあります。

マウスに手を置き

カーソルをみつけ

カーソルを動かし

カーソルを合わせる

という動作が必要です。

マウスを使わずに、方向キーを使った方が、確実に時間を短縮できます。

方向キーはPC・Excelショートカットキーの第一歩

ショートカットキー。
キーボードでPCの操作をする第一歩は、この方向キーです。

・1つのキーで動かせる(ショートカットキーは1〜4つのキーを同時に押すものが多い)
・覚えやすい(上下左右に動かすだけ)
という特徴があります。

方向キーを使えば、マウスを使う頻度が減り、ショートカットキーにもなじみやすくなるのです。

是非使ってみましょう。

方向キーと他のキーを組み合わせると様々なことができます。

Excel・PCでの方向キーの8つの使いどころ

方向キーの使いどころには次のようなものがあります。

1 ↑↓←→(Excel)

上下左右にカーソルを移動でき、押しっぱなしだと、連続で動かせます。

2 Ctrl+↑↓←→(Excel)

Ctrlキーを押しながら方向キーを押すと、データの端まで瞬時に移動できます。
データに空白があるとそこでとまってしまうので、Excelではムダに空白を作らないようにしましょう。

Ctrl+↓を押したとき、データがなければ、Excelの一番下の行、1,048,576行目に移動し、Ctrl+↑で、データのある10,196行目、Ctrl+↑を再度押すと、1行目に移動できます。

さらに、Ctrl+→で、データのあるD列まで瞬時に移動できます。

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3 Shift+↑↓←→(Excel)

Shiftを押しながら方向キーを押すと、選択している範囲を増やしたり減らしたりすることができます。
マウスでビーと選択するよりも早く確実です。

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4 Ctrl+Shift+↑↓←→(Excel)

CtrlとShiftを押しながら、方向キーを押すと、データの端まで一気に選択できます。
選択しすぎた場合は、Shiftを押しながら方向キーで微調整可能です。

 

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5 「=」のあとに↑↓←→(Excel)

数式に入力にも方向キーが使えます。
「=」のあとに、↑を押すと上のセル、左を押すと、左のセルを選択でき、マウスよりも速いです。
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6 Windowsキー+↑↓←→(Windows)

Windowsで、Windowsキーと方向キーを押せば、ウィンドウを左寄せや右寄せにできます。
ソフトを並べかえるとき、大きいディスプレイを使うときに便利です。
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※Excelで開いているウィンドウを整列するには、Alt→W→A。
※Macは、フリーソフトShiftItを使えばキー操作でウィンドウ整列できます。
【関連記事】Windows・Mac両対応。ショートカットキーでウィンドウを整列する方法
リンク

7 Shift+←→(文章)

文章を打つとき全般に使えるものです。
Shiftキーを押しながら←→で文字を選択でき、その後コピー、切り取りができます。
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8 Shift+↓↑(文章)

同様に文章を打つときに使えるものです。
行の最初で、Shiftキーと押しながら↓を押すと、文字を選択できます。

※ソフトにより行全体を選択してしまうときは、その後に、Shiftキー+左を押しましょう。

Shiftを押しながら↑で、上の行の文字を選択できます。

WordやGmailでも同様の操作可能です。
マウスで選択するよりも確実で速く操作できます。

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仕事を速くするためにショートカットキーを使いたいのであれば、

・キーだけで操作することに慣れる
そして、
・マウスを使わないことに慣れる
ことが必要です。

その一歩として方向キーを使ってみましょう。





【編集後記】

昨日はExcel入門セミナーを開催。
リクエストいただいたNさん、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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