「同じ間違いをしない」のが勉強

勉強するときには同じ間違いをしないということを心がけています。
生きることは勉強なので、常に心がけていることです。

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※ザキオチャンネルの収録現場にて by Leica M10

「同じ間違いをしなければ受かる」

先日 YouTube の勉強法チャンネル「ザキオチャンネル」にお招きいただき勉強法について、語らせていただきました。
※公認会計士かつ資格専門学校TACの講師の方のチャンネルです。

動画はちょっとずつアップされておりますので、チャンネルに登録して、お持ちいただければと思います。


公務員試験(国家二種、国税専門官)、税理士試験の勉強法についての内容です。
それ以降の試験(パンシェルジュ、ドローン、国際会計検定、ITパスポート、Excel、VBAなど)でも、勉強法として必ずやっているのが、「間違いの記録」。
これをやってきた理由は、「同じ間違いをしなければ合格確率は上がる」という考えからでした。

誰かにいわれたわけではなく、元ネタが思いつかないのですが、YouTube チャンネルの収録時にふと口走ったのは、聖闘士星矢という漫画でした。

星座をモチーフにした、戦う系の漫画で、中学から高校以降好きでした。

「聖闘士(セイント)には、一度見た拳は二度と通用しないのだ。ましてやこの一輝にはな」
(一輝というのは主役級のキャラクター)
というセリフがあります。
一度、その技を食らったり見たりした後には、通用しないというもので、問題を解いてミスしてしまったら、一度それを見ているわけなので、二度と通用しない=間違えない、そうすれば合格確率は上がると思ったわけです。

「ふっ、同じ問題は、もう通用しないぜ」と。

しょうもない理由ではあるのですが、私の力になったもので今も続けていることでもあります。

(よくよく考えると中学、高校当時に気付いていれば、人生はもっと変わったかもしれません。いい方向じゃないかもですが)

 

間違いを記録する勉強法

古くはルーズリーフ、次第に Excel へ、問題を解いた後の間違いを記録していました。
今も税理士試験のときの間違いの記録のファイルは、残っており、こんな感じです。

ケアレスミスであっても「ケアレスミス」と済ませず、何かしら間違いの理由をつけて記録し、それを折に触れて眺めていました。

問題文から転記するだけで、それを間違えたので記録していたものです。
ケアレスミスって済ませず、こういうことが起こる可能性があるということを記録しました。

試験直前もその記録を見るだけです。
なんせここにあるような問題が出てきたら、二度と間違えない=正解するのですから。
間違いを繰り返さないというのは、確かに役に立ちました。
同じミスをしていてはいつまでたってもうまくいきませんし、同じミスを人を繰り返すものです。

たとえばこういった項目がありました。

定額法と定率法というものがあり、通常は定額法→定率法という順番で書いてるのですが、ある問題では定率法→定額法と書いており、その順番を間違えた間違えました。
こういった逆に書いてあるということもあり得るということを記録しておかないと、やっぱり同じ間違いをしてしまいます。

公務員試験を受けた当時は、23歳。
問題を解くときではなく人生全般でも、過去の間違いを繰り返さないようにしはじめたときです。

大学受験のとき、10月頃の成績がよくそれで油断してしまったという間違えを繰り返さないようにしています。

直前で調子がよくても手を抜かず気を抜かず、最後まで、というよりも淡々と継続、コツコツと継続するという癖がついたのは、このときの間違いを繰り返さないためです。
日々ブログを書いているというのも、このときの間違いを繰り返さず、積み重ねるということにつながります。

税理士試験のときも、やはり間違いをしました。
最初に受けた科目(税理士試験は11科目中5科目を選び、年に1~3の科目を受験)のとき、資格受験校の先生の予想を信じすぎ、出ない(出題されない)といわれたところをやらなかったのです。
ところが試験会場で目にしたのは、その出ないと言われた問題(項目)。
悔やんでもしかたがありません。

出ないといわれようと、一応は押さえておくぐらいのことは必要です。
自分の人生なのですから。
学校や先生を恨むわけではなく、その間違いを繰り返さないようにしました。

その後の人生でも、自分が選択したもので間違えたものはありますが、自分が選択して間違えたもののほうが悔いは残りません。
もちろんその間違いを繰り返さないようにしなければいけませんが。
自分が信じたものを選んだものを貫いてよかったと思うもののほうが多いです。

税理士受験の科目を選ばなければならず、次の試験のときに、私が選んだ簿記論・財務諸表論・消費税法という組み合わせは、学校では反対されたものでした。
税理士試験は3日間あり、私が受験しようとした3つは、1日目に集中しており、負担がかかるというのも反対される理由です。
ただ、私としては1年でも早く税理士資格を取って独立したく、その近道としてはこの3つを受けるのが一番いいと考えました。
(簿記論と財務諸表論という計算がメインの科目と、消費税法という法律を暗記する科目の組み合わせは相性がよかったからです。)

そういえば当時の友達の意見もスルーしました。
「今から税理士試験やっても無理だよ」と。

アドバイスをいただいた方には感謝するとともに、むしろダメといわれたが燃えるタイプではありますので。
結果的に、その年は、3つ中2つ合格し、上々の出来でした。
そのうちの1つは、その前年にした間違いである「学校を信じすぎた」ということを繰り返さなくて合格したものです。
やはり「ここは出ないからやらなくていいですよ」といわれましたsが、私はそこをおさえており、それも合格につながったと思っています。

学校ではもちろん重点的に伝える必要があり、時間も限られている受験生を気づかって、「ここはやらなくていい」とおっしゃっていただくのですが、そこが出たときの責任というのは自分次第です。
また、税理士試験で最後に受けた科目も「ここは出ないですよ」といわれたところが出ました。
5つの科目を合格するうち、2つは、外れたわけです。

ただ、その学校がダメだというわけではなく、税理士受験の場合、主に2つの学校があり、どちらかが当たりどちらかが外れるということはよくある話です。
私が行ってた学校の予想がズバリ的中して、助かったこともあります。

また「法人税法は2年以上かけないと合格しない」と言われていましたが、スルーして、1年での合格を狙って全力で勉強しました
その結果1年で合格したのでよかったかなと。

「アドバイスを信じすぎる」という間違いを繰り返さないようにしています。
(素直にきくこととのバランスが難しいところですが)
雇われ時代の上司は、その際たるもので。
(ありがたいアドバイスをいただいた上司も、もちろんいらっしゃいます)
忘年会スルーどころか、上司スルーでした。

独立してからも間違いは記録しており、折に触れて Evernote で見るようにしています。
一応、同じような間違いを繰り返すことはほぼなく、間違いは格段に減りました。

 

間違えなければできないのが欠点

 

「間違いを記録して同じ間違いをしない」という勉強法。

これには、大きな欠点があります。
それは一度間違えなければいけないこと。

一度も間違えないでいるのが、理想的ではあります。
ただこれは私の特性なのか、欠点なのか、限界なのかわかりませんが、私は最初にやることがうまく行きません。
受験も最初は失敗し、税理士試験も最初の試験は前述したとおり不合格です。
簿記の試験も最初に受けたものは不合格でした。

トライアスロンやマラソンも最初は失敗。
独立当初も間違いだらけでした。
システムや広告などに無駄にお金を使ったり、会に所属してしまったり、仕事選びも間違いつくしました。
だからこそ独立後12年たった今、多少は間違えずに済んでいます。
もし間違いを記録するということをやっていなければ、もっと間違えていた可能性はあるでしょう。

間違いはないに越したことはありませんし、間違えることはやりたくないものですが、一度やって間違いをしなくてすむと考えると悪くないものです。
むしろ間違えると、しめた!と思ったりもします。
それを二度とやらなくていいのですから。

小さなことでも私は間違いを記録し、繰り返さないようにしています。
それがやらないことリストです。

といいつつリストに入れないで同じ間違いを繰り返したこともあります。
「電車の網棚に荷物を置かない」というのは、やらないことリストに記録させずなんとなく考えていました。
2006年頃、スーツの上着を落きわすれそうになったことがあり(降りた後、発車直前に気付き、別の車両に乗り、元の車両で回収できました)重々気をつけていたのですが、繰り返してしまったのです。
2016年に、MacBook Pro、iPad など総額60万円ほど入ったリュックを置き忘れたことがありました。
幸い山手線で一周回ってくるのを計算して待ち構え、無事回収することができました。
リストに入れ、今後の一生、もう二度と網棚には置きません。

空港に行くときに、バスの中に財布を落としたことも去年ありました。
これも間違いを繰り返さないように記録しています。
電車を降りるときには座っていた席を振り返るというのをやっていたのですが、バスはやっていなかったのでバスを加えた次第です。

といいつつ、先日12月31日に娘と出かけていて、電車に乗って帰っていたとき、ふと気づくと娘のベビーカーに置いて入れていたはずの私のコートがありません。
急いで娘と一緒に戻り、回収できました。
公園に行き、階段をベビーカーを抱えておりたときに、コートを落としたのです。
こんな大きなものを……と、落胆しましたが、やはりやらないことリストに記録しています。

同じ間違いというのはやっぱり繰り返してしまうわけですが、一度やった間違いを繰り返さなければ間違える可能確率は下がります。
そうはいいつつ、細々と間違いのパターンはどんどん増えていきますけども。

それでも独立後にあった間違いはほぼ繰り返していませんので、仕事選びやお金の使い方・時間の使い方などの間違いは減っているつもりです。

そして、間違いはネタにしています。
・こういう会には入らないほうがいい
・こういうお金の使い方はしないほうがいい
・こういう時間はなくしたほうがいい
・こういう人はスルーしたほうがいい
・Excel、プログラミングでこういう間違いの可能性がある
・税金でこういう間違いの可能性はある
・こういう仕事は受けないほうがいい
・ブログでこういうことをしちゃいけない
などです。

記録しておくと、過去の間違いを覚えておくこと、思い返すこともできます。
自分の間違いは忘れたいものですが、忘れてしまうと繰り返す可能性がありますし、人、後世に伝えることができません。
特に、受験や独立は、「がんばれば成果が出る」「仕事は後からついてくる」ときれいにまとめがちですが、それなりに間違いもあるはずで、それを記録し伝える意味があると思っています。
こういった記録は、独立や独立後のサポートの仕事をするときに絶大な武器となるものです。

伝えるかどうかはともかく、間違いを繰り返さないために、ぜひ間違いの記録というのははやってみていただければ

 

 



■編集後記

昨日は、父とスターウォーズへ。
(私は2回目)
旧作(1から8)のブルーレイを貸し、事前に復習してもらっていました。
はじめて映画に連れて行ってもらったのは、記憶が確かであればスターウォーズの1作目。
妹が泣きじゃくって途中で出ましたが……。
それから40年ほどたって、今度は私が連れていったというのが感慨深いです。

 

「1日1新」

娘と凧揚げ
父とスターウォーズ スカイウォーカーの夜明け

 

■娘(2歳)日記

昨日は公園へ。
アナ雪2の凧をあげてみました。
喜ぶのですが、娘に渡すと、凧が落ちてきてしまいます。
風もそれほどない日でしたので。
ほどなく、凧より、すべり台に夢中になりました。