「ゴミを捨てない」「お礼をいう」「ハイタッチする」。感謝を示すためのトライアスロン・マラソンでのマイルール

アマチュアランナー、アマチュアトライアスリートとして、マラソンやトライアスロンのときに守っているマイルールがあります。
マイルールを守ってこその記録です。
マラソン トライアスロン マナー

 

ボランティア、応援してくださる方々へ感謝

マラソンやトライアスロンは、ボランティアの皆様や応援してくださる皆様で成り立っています。

レース前の準備、レース中の補給、レース後の補給や完走証など、ボランティアの方々の協力がなければレースは運営できません。
また、レース中の応援があってこそ、大会が盛り上がり、楽しくレースができています。

島のレースでは、人数が少ないため、子供や年配の方もボランティアとして協力してくださるところも多いです。

レース後に、お礼をいいに回りたいくらいですが、その機会もなかなか難しく、せめてもの感謝を示すため、レース中に3つのマイルールを作っています。

 

 

レース中に「ゴミを捨てない」「お礼をいう」「ハイタッチする」

1 ゴミを捨てない

レース中は、紙コップで水やスポーツドリンクが支給されたり、バナナや食べ物が配られたりします。
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レース後はすごいゴミの量になるはずです。
ゴミ箱はあるのですが、ゴミ箱以外のところにも捨てられていることも多く見受けられます。

マイルールの1つめは、「ゴミを捨てない」ことです。

マラソンやトライアスロンのランのときに、紙コップをゴミ箱に捨て、自分が持っている補給食のゴミもゴミ箱に捨てます。
せめてゴミを散らかさないようにしたいのです。

道路に捨てられたゴミをボランティアの方や応援の方が拾っているのを見ると、残念な気持ちになります。
スポーツドリンクならベタベタになっていますし、水で濡れてぐちゃぐちゃになっているゴミを拾うのは大変でしょう。
小さな子供がその役をやっていることもあるのです。

たまに、ゴミ箱が見当たらないこともあるのですが、そのときは仕方ないので、ポケットに入れるか、持って走ります。
このタイムロスはマイルールのためにしかたありません。

トライアスロンのバイクのときも同様です。
バイクの時は、こぎながら、片手でポケットやバッグから補給食を出し、補給します。
片手運転なので、ゴミをぽいっと捨てた方が楽なのですが、そうもいきません。
捨てずに自分のポケットやバッグに入れます。

バイクは、距離も長く、山の中を走ったりもしますので、ゴミが広範囲に広がるので余計に捨てるわけにはいきません。

2 お礼をいう

レース中、「がんばれ!」「がんばってくださーい」「ファイト!」と応援してもらえます。

昔は、ありがたいなぁと思いつつも、何も返してませんでした。
走っているので呼吸も苦しいし、そんな余裕もありません。

ただ、応援する側に回ったときに、何もリアクションがないと寂しかったことがありました。
それ以来、応援してもらえたら、「ありがとうございます!」「ありがとー!」「あざっす!」と必ず返すようにしています。

エイド(補給所)でも同様です。
「ありがとうございます」「いただきます」といいます。

レース後半だと、正直つらいです。
それでも、レース後半だからこそ、やり続けるようにしています。
レース後半だと、お礼をいう人も減ってきますので、なおさら続けたいものです。

3 ハイタッチする

応援だけではなく、ハイタッチのために手を伸ばしてくれる方も多いです。
そのハイタッチにはできるだけ答えるようにしています。

特に子供が小さな手を伸ばしてくれているときは、最優先です。
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手の位置が下なのでつらく、やりにくいのですが、それでも優先しています。

レース後半だと、ハイタッチにこたえる選手が減ってきますので、ふんばって続けたいものです。

 

 

タイムロスもあるけど、タイムアップの効果も大きい

・ゴミを捨てない
・お礼をいう
・ハイタッチする
は、減速することもありますし、タイムロスです。

やらない方が記録が出る、タイムロスだからやらないという考えもあるでしょう。

ただ、タイムアップの効果もあります。
タイムロスとタイムアップを通算すると、間違いなくタイムアップです。

「ゴミを捨てない」というルールを守ることで、何か力になります。
これは仕事上でルールを守る、掃除をする感覚と似ているのです。

「お礼をいう」と、より応援してもらえます。
しかめっ面よりも、笑顔でお礼をいった方が応援が集まるのは実生活でも同じでしょう。

「ハイタッチする」ことでも、ハイタッチがより増えます。

タイムアップにもなり、感謝の意を示せるなら、やらない手はないでしょう。
もしタイムロスになるとしてもやるべきだと思っています。
こういうことも含めてのレースですので、ルールを破って記録を出したとしても、意味はありません。
いったん落ち着く効果もありますし、声を出すために呼吸を整える、ハイタッチのために腕の力を抜く効果もあります。

これからレースに出る方、トライアスロンやマラソンに挑戦される方は、是非マイルールを作って守ってみていただければと思います。





【編集後記】
昨日、7時からチームメイトとスイム練、朝食。
その後、別のチームメイトの東京マラソンを応援。
ネットで位置を確認しながら無事30km過ぎで応援できました。

応援後、上野の国立科学博物館でヒカリ展(昨日まで)へ。
生物、宇宙、オーロラなど様々なヒカリについて学べるイベントで、あまり関わりのない分野なのですが、えいやっと行ってみてよかったです。
勢いでホームオーロラを買いそうでしたが我慢して本だけにしました(^_^;)

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

上野 国立科学博物館
ヒカリ展
チームメイトと浜町プールで朝練