200名超。人前であがらず話すとき、話す前にやっておくべきたった1つのこと「全体を見渡す」

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先日、200名超の前で講演をやってきました。
そんなときに、あがらないようやっている工夫があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※博多での講演会場にて 

200名超の『ひとり税理士の仕事術』講演

先日、博多にて講師を務めてきました。
主催は、九州北部税理士会福岡支部です。
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税理士は各地の税理士会があり、その下に支部があります。
所属している支部では、研修会があり、今回はその研修の講師だったわけです。

テーマは、『ひとり税理士の仕事術』。

といっても、人を雇うことがほとんどの税理士業界。
ご依頼があったときに、「こういうことしか話せませんが大丈夫ですか?」と聞いたくらいです。

「はい、大丈夫です。むしろ要望がありましたので」というありがたいお言葉もいただきましたので、引き受けました。

人前で話すときの緊張をなくすには

通常、100名〜150名ほどの税理士が、研修には参加するとのこと。
普段、人前で話しているとはいえ、自主開催がメインで、少人数です。

通常は、8名が最大、多くても、20名程度。
100名以上ともなると、勝手が違います。
自主開催とは違い、自分で告知し、来ていただくわけでもありません。

人前で話すときに、気になるのは「緊張」。
その対策をしなければいけません。

考えられるのは、
・人の字を書いて読む
・カンニングペーパー(台本)を準備する
・出だしの挨拶を練習する
・セミナーのリハーサルをする
・水を飲む
などといったこと。

よく言われるものですが、どれも私はやっていません。

やっているのは1つのことです。
今回もやりました。

場数を踏むのも大事ですが、そうそう場数は踏めないもの。
そのたった1つのことは、最初の講演でも使えるものです。

人前で話す前にやっておくべきたった1つのこと

それは、「全体を見る」こと。
話す前にです。

緊張の原因の1つは、その視界。
目から入ってくる、大勢の人がプレッシャーになり、あがる=緊張につながるものです。

「人前」という文字通り、人が前にいるとあがってしまいます。
だからこそ、人が前にいるという視界に慣れておけば、あがることも防げるわけです。

話す前にできるかぎり、全体を見回しておきましょう。

会場の準備段階にできればいいのですが、そうもいかないことがあります。
そんなときでも、講師席に座り、見回す時間はあるはずです。
こんな感じで。
左前に座っていて、見渡しています。
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実際は立って話すので、視界がちょっと違いますが、やらないよりはずっとましでしょう。
これに加えてPCやプロジェクターを設定するときに、全体を見渡すようにしています。

話し出すときに、大勢の人が司会に入ってくると慌てますし、あがってしまいます。
そうならないように、できるだけ目を慣らしておきましょう。
話すときの緊張は、目から入ってくる情報ということを意識してみていただければ。

話す前に見渡せないときは、話し始めてからも見渡します。
1人1人をみようとせずに、全体をぼうっとみる感じです。
声が震えたとしても、見渡していれば、徐々におさまります。
話すペースを下げることでも、落ち着きは取り戻せるので、話し始めてからの震えにやってみていただければ。

今回は、結局200名超。席が足りず椅子だけの方も20数名いらっしゃいました。
尖った内容でしたが、お役に立てれば幸いです。

話す仕事がきたときに、「全体を見渡す」をぜひやってみていただければ。
少人数でもこれはやっています。

話すこと自体に慣れることを考えれば、自分でもセミナーを開催して、経験を積んでおくことも大事です。

 


【編集後記】

昨日は博多から大分へ。
特急で2時間。早めに取れば2,500円です(定価は8,000円ほど)。
大分の妻の実家に滞在し、土曜日に福岡へ再び行きます。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

博多 あまおうわらび餅
博多 石藏

【昨日の娘日記】
大分にて、再会。
寝起きに私がいたので、ちょっとビックリしてました。

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