大人になってからの試験勉強で心しておくべき3つのこと。

大人になってからも試験勉強をしなければいけないときがあります。
これまでの試験勉強で気をつけてきたことをまとめてみました。
※写真は税理士受験時代に使っていたものです。ぼろぼろになっています。

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就職浪人から公務員試験へ

大学受験で試験勉強は終わり!と思いきや、大人になってからも、勉強をしなければいけない場合があります。

1995年 23歳 簿記検定1級→不合格
1996年 24歳 国税専門官→不合格、横浜市役所→不合格、国家公務員Ⅱ種→合格

就職浪人時に、「資格を取らないと、もう就職できない」と思いつつ(間違いでしたが)、簿記検定を受けましたが(2級は持ってました)、不合格。
視野に入れていた税理士試験に進む勇気もなく、半年で合格して就職できる公務員を受験しました。

試験日が異なれば、併願できるので、国税専門官(税務署職員)、横浜市役所、国家公務員を受け、国家公務員だけ受かり、なんとか就職できたのです。

国税専門官は、面接で余計な一言をいい、それが不合格の原因かもしれません・・・。
まあ、今となっては税理士という違う立場です。

27歳で、税理士試験を受けることに

3年ほどは公務員でおとなしく(?)していましたが、辞めると決めたときに、また「資格取らないと、食っていけないかも」と思い、かつ、独立の芽がある税理士試験を受験することになりました。

(そういう大義名分がないと、公務員を辞める理由にできなかったという事情もあります)


------※この記事は、投稿日現在の状況、心境、法律に基づいて書いています。---------

税理士は、5科目そろえば資格取得です。
4月5日に辞めるのを決意し、最速のタイミングで、その年に受験しました。

2000年 27歳 国税徴収法 不合格

結果は、あえなく撃沈。
勉強期間が短かったという言い訳はあるにせよ、不合格癖は直ってませんでした・・。

その後は、1つ落としましたが、なんとか5科目合格。
試験勉強に終止符を打つことができました。

2001年 28歳 簿記論 合格 消費税法 合格 財務諸表論 不合格
2002年 29歳 法人税法 合格 財務諸表論 合格
2003年 30歳 国税徴収法 合格

大人になってからの試験勉強は、高校受験・大学受験とは、また違ったコツが必要だと感じています。

大人の試験勉強で心しておくべき3つのこと

大人になってからは、試験勉強で、次のようなことを心しておくべきです。

1 試験合格=食べる力ではない

試験勉強には、時間、お金、友人関係、家族、自分の趣味など、多大な犠牲を払わなければいけません。
犠牲なしに合格できればいいのですが、私はそうではありませんでした。

まずは、「その試験を本当に受ける必要があるか?」を考えましょう。

試験合格=食べる力ではありません。
試験を受けなくても、資格がなくても、食べる力がある方はやまほどいます。

もちろん、試験合格は、1つのきっかけになる可能性がありますが、決して楽になるわけではありません。
税理士という資格も、例外ではありませんでした。
就職にも苦労するし、収入も高いわけではなく、仕事がやまほど来る時代でもありません。
(正直、もっとバラ色と思っていました・・。)

・その試験を本当に受ける必要がある
・本気で勉強に取り組む
・ある程度の犠牲は否まない
という覚悟が大事です。

私の場合、簿記検定1級の時は覚悟が足りませんでした。
公務員のときも、なんだかんだと1勝2敗だったので、覚悟が足りていません。
税理士試験の最初の年も、まだまだでした。
2年目の受験から、後がないことを認識し、覚悟を決めた結果、なんとか受かったわけです。

大人になってからの試験勉強は、思ったよりもつらく感じます。
高校、大学受験の時は、周りも勉強しているので、勉強する土壌は整っていますが、大人になってからは、仕事に就いている人も多く、勉強以外の誘惑も多いです。
税理士の受験校に通って、21時頃電車で帰るときに、飲み会が終わって楽しそうに帰る人を見るのがつらい時期もありました。
GWや正月に旅行に行く友人も尻目に勉強しなければいけません。

それくらいの覚悟がなければ、資格試験を目指すべきではないでしょう。

2 仕事力を上げる

大人になってから試験勉強するには、時間とお金が必要です。
両親からのサポートがある場合は別ですが、そうでない場合は働きながらの勉強になります。
私は公務員受験まではサポートしてもらいました。
そのサポートしてもらった公務員を辞めてしまったので、税理士受験に臨むときは、「サポートを受けない」ことを自分に課しています。

サポートしてもらうかどうかは、人それぞれですが、その環境があるならば、サポートを受けるべきで、その代わり試験合格への覚悟を決めればいいかと思います。

サポートを受けない場合、自分で生活費や受験勉強代(学校、書籍、受験料など)を稼がなければいけません。
といっても、試験勉強する過程では、そうそう稼げないのが現実です。
(稼げるならば、試験を受ける必要もないです)

現実的には
・固定費を下げる(家賃、飲食費等)
のが得策でしょう。

私も家賃の安いところに引っ越しし、自炊して食費を節約していました。

お金よりも問題になるのが、時間です。
仕事で、残業が多く、休みもないのですが、勉強時間が足りなくなります。
仕事をしなくてもよく、勉強に集中できた高校・大学受験時代とは違うのです。

環境は人それぞれですが、受験上は考慮してくれず、受験に専念している人とも、競争しなければいけません。

時間とお金を作るには、必然的に仕事力を上げる必要があります。
・限られた時間で仕事をこなす
・限られた時間で、少しでも給料を上げる
と言った努力が必要です。

仕事力、スピードを磨けば磨くほど、試験合格の確率は上がります。
仕事をこなさないと、時間が作れないからです。

結果的にこのときの努力が、試験合格後も活きてきます。

3 勉強法を研究する

仕事力を上げたとしても、時間はやはり限られています。
限られた時間で成果を出すには、勉強法の研究が必須です。

どうやって勉強するかをひたすら研究していました。

・試験対策の学校に必ず行き、いわれたことは100%やる
・その上で、自分なりの勉強もする
・自分の弱点を見極め、対策を練る
・試験時に緊張でパフォーマンスが落ちる、不運なアクシデントが起こることを見越して、しっかり勉強する
・あえてスピードを上げて問題を解く
・間違いを記録し、一度やったミスは二度とやらないようにする
・PCを使って勉強する(Excel、wordなど)
・通勤中に勉強するように工夫する
・ランチの時間をうまく利用する
・仕事の移動時間にも勉強する

(成果につながる)勉強方法が確立した、税理士試験の2年目以降は、スムーズに合格できました。
税理士試験後の試験は、次のようなものが受かっています。
・BATIC(国際英語検定)
・世界遺産検定3級
・パンシェルジュ検定3級
・ITパスポート
まあ、それほど難易度の高いものではありませんが、勉強方法は役に立っています。

税理士試験の勉強法については、こちらにまとめてありますので参考にしていただければ。





【編集後記】

GWの予定を立てています。
宮崎の両親の上京、トライアスロン合宿、書籍執筆のバランスを取りながら、セミナーを開催しようかとも思っているところです。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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