独立後に必要なのは、トラブルをなくす力ではなく、トラブルをなんとかする力

独立すると、すべて自分の責任です。
トラブルはなくしたいものですが、そうもいかず、トラブルをなんとかする力が欠かせません。

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※横浜トライアスロンにて iPhone 7 Plus

独立後のトラブルはなくせるかどうか

独立前は、トラブルがあっても

・会社
・上司
がなんだかんだ解決してくれることもあります。
(見放されることもあるでしょうが)

ときには、同僚や部下がなんとかしてくることもあるでしょう。

独立するとそうはいきません。
会社(自宅)に戻っても上司はいないですし、すべて自分の責任です。
トラブルをはなくしたいもので、あわよくば、独立前にそういったトラブルの種はなくしておきたいものでしょう。

私もそう考えていました。
独立前に、あらゆるトラブルを経験し対処できるようにしてから独立しようと。
しかし、そうそううまくいきませんでした。
独立前に経験できることは限界があり、独立後にしか経験できないことがやまほどあるからです。

独立前は、お金の受取や支払、交渉事、営業などもやっていませんし、何よりも会社の看板に守られています。

そんな状態で経験するトラブルなんてたかがしれていますし、心のどこかで、「社長がなんとかしてくれるだろう」みたいな甘えもあるものです。


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独立前にトラブルをなくすことはできず、独立後も同様になくすことはできません。
トラブルに対処できる、なんとかする力が求められるわけです。

わずか3時間にトラブルだらけのトライアスロン

先日の横浜トライアスロンもトラブルだらけでした。
それなりに準備し、51戦目ともなるのですが、そんな状況です。

・ウォーミングアップ時、冷たい海にドボンと飛び込まざるを得ず、飛び込んだら、冷たすぎて、あわてておぼれそうになった
・新兵器のダイバーフード(ゴムでできた防寒を兼ねた帽子)がうまくかぶれず、水が入ってきてごぼごぼいって落ち着かない
・スイム中に、ゴーグルの左目から水が入ってきてコンタクトレンズが外れかける
・スイム中に、氷川丸前のあたりで、左足のふくらはぎがつる
・バイクでセンサー(スピードやペダルの回転数)がうまく作動しない
・バイクで道路のくぼみにはまりすべりそうになる
・バイクでギアを変えるときに、チェーンが外れそうになってなんとか走りながら修復
・その後、チェーンがまた外れそうになって、外れてしまい、バイクを降りて修復
・バイク中、コンタクトレンズがいよいよ取れて、残り6㎞、左目はほぼ見えず(予備はあったけど、なんとか行けそうだったのでそのまま)
・ランに入ると、両方の脛が痛くてまともに走れず
・予備のコンタクトレンズを入れようとトイレに入るも鏡なし。ま、いっかとそのまま走ることに。
・その後、両太もも痛くなり、止まってストレッチするも回復せず悪化。
・なんとかOS-1を飲んで回復(塩不足だった模様)
・いろいろトラブル続きで混乱したのか、ランの残り周回数を間違えそうになる

トライアスロンは、海を泳ぐ、バイク(自転車)を使うといった要素があるので、毎回何かしらトラブルがあります。
トラブルがない人もいるのかもしれませんが、私はいつもそうです。
今回、コンタクトレンズが外れたのははじめてのトラブルでした。

こういったトラブルをなんとかしている感覚は、独立後に似ています。
スタートしたら、自分の力でなんとかしなければいけません。

トライアスロンをやり始める前は、

・スイム中に脚がつったらどうしよう
・スイム中、鼻に水が入ったらどうしよう
・バイク中にチェーン外れたらどうしよう
・バイク中にパンクしたらどうしよう

などと心配でした。

幸いパンクは起きたことがありませんが、他のことは普通に起きるわけです。
そのトラブルをなんとかするしかありません。

脚がつったら、あわてず、そのまま力を抜きながら泳げばおさまります。
鼻に水が入ったら、水中ででも出せばいいわけです。
チェーンが外れかかったら、ギアを再度変えて、ペダルを前後にゆっくり回せば、だいたいもとにもどります。
他にも、塩分をとる、ストレッチする、水をかける、など対処方法はいろいろ身につけてきました。

こういったトラブルを何とかする力は、独立後も必須です。
・入金がない
・契約したけど思っていた仕事ではなかった
・商談に行ったら、会社全体が暗くて(人も部屋も)、怒鳴り声がなりひびいていた
・商談で怪しげな場所につれていかれた
・怪しげな商品を売りつけられそうになった
・約束の時間に遅れそうになった
・約束の時間を間違えていた
・セミナー会場が空かない
・約束の時間に来ない
・むりやり値下げさせられた
・ふたをあけたら大変な人だった
・返信がない
・脱税まがいのことを頼まれそうになった→断った
・商談の相手がほとんどしゃべらない
・セミナーに行ったら思っていたのとは全く違っていた
・セミナーに行ったら売り込みがすごくてかわすのが大変
・断り切れなくて買ってしまった
・逆に怒られた
・電車に書類を忘れた
・予約ができてなかった
・予約が間違っていた
・PCが壊れた、調子が悪い
・ネットが調子悪い
・WordPressブログの調子が悪い
・データがとんだ
・交流会に行ったら、異様な雰囲気
・気の向かない飲み会からなかなか抜けられない
と、思いつくままに書いてみましたが、まあ、いろいろとトラブルはあります。

トラブルをなんとかする力を身につけるには

トラブルを減らす工夫とともに、トラブルを何とかする力を身につけるため、次のようなことやっています。

「起こったことはしかたない」

トラブルが起きると、まああわてるものです。
そんなとき「起こったことはしかたない」と自分に言い聞かせるようにしています。
リセットボタンも時をもどせる秘密道具もないわけで、その事実をまず認めなければしかたありません。

思考停止にならないように、まず「起こったことはしかたない」と唱えています。

すぐ対処する

その後、すぐ対処します。
すぐ対処すれば、なんとかなることもあるからです。
そのときに、「やっぱやめる」という選択肢も持っておきましょう。

「やめる」という選択肢があると、トラブルをなんとかできることは多いです。
トライアスロンだって、そこでリタイアすればそのトラブル自体がなくなります。

「やっぱ」というのも大事で、
・やってみたけどやっぱあわない
・スタートしたけどやっぱできない
・最初はよかったけど、やっぱ違うわ
ってのは人間あるはずです。
もちろん、仁義を通したうえで、「やめる」「抜ける」「解約する」というのは選択肢としてあってもいいんじゃないかなと思っています。

そうしているうちに、最初の段階でトラブルを感知するようになるものです。
第一印象や直感というもので、トラブルを回避できることも増えてきます。
さきほど挙げたのは、独立当初のもので私も独立後10年以上となり、トラブルは減ってきたほうです。

トラブルを減らす→トラブルを対処しなくてよくなる
のではなく、
トラブルをなんとかする→トラブルを減らせるようになる
という流れのほうがしっくりきます。

時間管理スキルを磨く

トラブルをなんとかするときに、もちろんお金がたっぷりあれば、なんとかできる余地が増えるものです。
が、そうはいかないのが現実ですので、私は、トラブルをなんとかするために時間管理スキルを磨いています。

時間があれば考えることもできますし、代替案も実行しやすくなるからです。

きつきつの時間だと、トラブルをなんとかすることもできません。
トライアスロンでも制限時間ギリギリだと、脚がつっていようと水が入ってこようとかまわず進まなければいけなくなります。

時間があれば、ささいなトラブルにも敏感になり、トラブルをなんとかできるようになるのもメリットです。
大きなトラブルになる前に対処する=トラブルを減らすことにもつながります。

トラブルはつきものですので、独立前にさんざん考えていてもいけないですし、独立後にくよくよ考えすぎてもいけないですし、トラブルをなんとかする力を磨いていきましょう。

という話です。


【編集後記】
昨日はWordPressブログ入門セミナーを開催しました。
次回は、6/3に大阪、6/19に福岡で開催します。
東京開催は6/27です。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

目黒の会議室
RPAセミナー企画

【昨日の娘日記】
最近徐々に早起きになり、昨日は5時半に起きてきました。
保育園で眠くなってそうです。

よく寝るのでいいことなんでしょうが。


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井ノ上陽一のVALU
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