紙・手書きが大嫌いな私が10日間で107枚書いた「ゼロ秒思考メモ」の効果

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『ゼロ秒思考』の著者、赤羽雄二さんからゼロ秒思考を学んでから10日間、107枚の手書きメモを書きました。
紙・手書き嫌いな私が、続けるだけの価値があるのです。
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紙も嫌い、手書きも嫌い!

ペーパーレス化を徹底しており、オフィスは今もこんな感じです。
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自宅にも紙の書類はほぼありません。
(契約書、領収書くらいです)

紙が嫌いなのは、
・紙の整理が苦手
・場所、時間を選ばずに仕事をする障害となる
・手書きがめんどくさい&苦手
という理由があります。

こんな記事もしょっちゅう書いています。
オフィスに書類棚がない理由ーペーパーレス化再入門ー | EX-IT

 

 

 

 

 

10日間で107枚の手書きメモ

 

ゼロ秒思考メモとは

『ゼロ秒思考』で紹介されているメモ書きは、次のようなものです。
・A4用紙に手書きで書く
・毎日10枚程度
・横書き
・タイトル、日付、メモ(20〜30字程度を4〜6行)
・1枚1分で書く
・悩みや問題点を何でも書く

 

素直にやらなかったことの罰

紙・手書き嫌いの私が、『ゼロ秒思考』を読んだとき、当然のことながら、

「よさそうだけど、紙か・・嫌だなぁ。。手書きか・・めんどくさい」

と思ってしまいました。
そこで、即注文したのが、iPad用のペン。
素直にやらなかったために案の定続きませんでした。

その後、幸運にもセミナーに参加し、心を入れ替え、紙も手書きも素直にやったのです。
たいていのことは、素直にやるのですが、紙と手書きの障壁はかなり大きなものだったということでしょうね。

本書にも、

“本書でご説明している「メモ書き」は、私自身が他のやり方を多数試し、今のやり方に落ち着いてから何万ページ以上も書き、工夫をしてかなり完成度の高い書き方になっている。一見何のことはなさそうだが、実践上のアイデアがいっぱい詰まっている。そういう背景への理解なしにあれこれちょっとした工夫をすると、せっかく作り上げたノウハウがうまく働かないことにもなる。 まずは、フォーマットに関しての工夫よりも、内容に注力してもらいたい。数百ページ書いてもらうと、きっと現在の完成形の理由に得心いただけるものと思う。1000人近くの人に書いて使ってもらった結果でもあるので、まずは内容面で頑張ってほしい”

とあります。
本当に恥ずかしい限りです。。。

 

セミナー前に準備したもの

心を入れ替えて、セミナーに臨み、ペンも買いました。
これは本書で紹介されているペンです。
1分で1枚のメモを書くので、書きやすいペンが必要となります。
おすすめどおり、すらすら書けるペンです。
私は持ち歩き用、自宅用と2本買いました。

by カエレバ

 

10本セットもあります。

by カエレバ

 

やはりiPadだとすらすら書けないんです。

 

メモの真髄

2/4にセミナーを受講し、セミナー中にメモを書いてみたときに気づいたコツがあります。
それは、1分という時間。

1分をきっちり守ってスピードを上げて書く、まさにゼロ秒で考えるトレーニングこそが、このノウハウの真髄だったのです。

どうやって時間を測ろうか考え、iPhoneアプリを根こそぎ買いました。
その中で使いやすかったのが、この「インターバル タイマー」。
シンプルな操作性で、1分を測り、1分たつと次の1分を自動的にカウントし始めます。

インターバルタイマー

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Androidだと、「Interval Timer」が使いやすかったです。
https://play.google.com/store/apps/details?id=stndstn.intervaltimer&hl=ja

 

セミナー翌日から今日まで

セミナー翌日から、
・1日10枚書く
ことをルールにして、続けています。

もちろん、それ以上書けるときは書きますが、無理をしないようにしました。
継続の秘訣は、力を入れすぎないことだからです。

著者の赤羽さんは、セミナーで、「毎日10枚書く。20枚書けば人生が変わります」とおっしゃっていました。

 

書いてみた効果

実はメモをやる前に、「ブログを毎日書いてるし、ブログでいいじゃん」とも思っていました。
(赤羽さん、すいません。。)

しかし、ブログとは大きく違うのです。
ブログは一応おさえてかいています。感情をむき出しにしないようにしていますし、大きな浮き沈みがないようにしているのです。
直接的な批判も書きません。

ゼロ秒思考メモは、すべてを書きます。感情も書きますし、御法度もありません。

むしろ、メモを書いて、心を落ち着けてから、不安をなくしてから、アウトプットをすると、その質も上がります。
これがメモを継続すると決めた理由です。

今は、紙とペンをクリアフォルダにいれて持ち歩いています。
実質的に書くところは、自宅、オフィス、カフェ等です。
それ以外で、メモを書きたい、整理ししたいとおもったことは、iPhoneのFastEverでタイトルだけメモるようにしています。

 

 

当初悩んでたけど、解決したこと

ゼロ秒思考メモを始めたいという方のために、私が当初悩んでいたことをまとめてみました。

何を書くか

なんでもいいのですが、最初は戸惑います。
本書にも例が出ていますので参考にしてください。

私の場合は次のとおりです。
(書けるものだけ)

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・売上を上げるためには何をすればいいか
・○○の収入を2倍にするためには
・仕事のスピードを10倍にするには
・時間を作るためには
・○○の仕事を速くするには
・ブログのPVを2倍にするには
・本(執筆中の本)で何を伝えたいのか
・ウルトラマラソンを完走するためには
・アイアンマンを完走するためには
・なぜ、電話が嫌いなのか
・チームメイトにトライアスロンデビュー戦で完走してもらうためには
・なぜ○○さんにいらっとくるのか
・モノを減らすには何をするか
・税金セミナーでわかりやすく伝えるには何が必要か
・ブログのアイデアを出すには
・○○さんと仲良くなるには
・急遽空いた明日の1日をどう使うか
・○○の決算をスムーズに終わらせるには
・文章がうまくなるためには
・海外にいつ行くか
・Thinkpad8を買うべきか
・カメラのレンズを買うべきか
・PS4を本当に買うべきか
・持ち物リストを完成させるには
・売れる本にするには
・書くスピードを上げるには
・印象を良くするには
・なぜ○○さんに好かれるのか
・読書の時間をどう使うか
・セミナーに出るべきか
・ウェットスーツ代をどう稼ぐか
・持ち物リストを習慣化するには
・45歳までに何をやるか
・○○という仕事を2時間で終わらせるには
・スイムが速くなるには
・○○のいらいらをどう解決するか
・なぜ○○さんは△△という決断をしたのか
・料金体系をどう整理するか
・○○(ある仕事)を断ってよかったか
・本を書き上げるためにやるべきことは何か
・今日の打ち合わせで何を話すか
・はなもも(フルマラソン)で3.5で走るには
・オフィスの契約をどうするか、やめるべきか
・○○サイトを作るべきか
・ブログの更新回数をあげるべきか
・○○くんをどうフォローしていくか
・○○の仕事を受けたのは正しかったか
・○○セミナーの内容はどうするか
・やせるには何をすればいいか
・○○さんに連絡をするかどうか
・ボルダリングがうまくなるには
・○○の値段は高すぎないか
・固定費をへらすには
・仕事を減らすためには
・○○さんのコンサルに申し込むかどうか
・自分の強みはなにか

たいしたことじゃないこともありますけどね。
メモのおかげで、スッキリしたことも多いです。
書いているうちに、「なんだこんなことに悩んでいたのか」と気づくこともありました。

メモからタスク(やるべきこと)が生まれることも多く、非常に役に立ちます。

 

話した方が速いのでは

「書くなんてめんどくさい、誰かに聞いたもらった方がいいんじゃないのか。」

私もそう思っていました。
セミナー中にも赤羽さんがおっしゃっていましたが、話すのは効率が悪いです。相手もいます。
メモで整理したことを、話すというのがお互いにとってもいいことでしょう。

 

メモを見られたらどうしよう

不安も悩みも全部書くメモがこの世に存在することになります。
誰かにみられたらどうしようと思っていましたが、きちんと保管すれば問題ありません。
分散して保管しています。
私の場合、フリーランスなので、本当にやばいメモはオフィスに置いておけばいいでしょうしね。

 

書く時間がない

時間は作るものです。
私は朝の時間に5枚書き、思いついたときに残りの5枚を書く練習をしています。

 

字が汚い

私もそうです。自分が書いた文字が読めないこともあり、落ち込みます。
でも、それを気にしていても仕方がないです。
読めない方が秘密がばれなくていいかもしれません。

 

書くのが遅い

「1分で書けるのかよ」
と私も思っていました。
1分で、タイトル、タイトル下の線、日付、1行(20字から30字)を4行から6行書くとなると大変ですが、これもトレーニングです。
時間を厳守して、書いているうちに、この10日間でもずいぶん速くなりました。

速くなってから書こうと思ったらいつまでたってもできません。速くしようとするから速くなるのです。

 

 

まとめ

私の紙嫌い・手書き嫌いを打破したゼロ秒思考メモ。
やってみたいと思う方は、ぜひ本を読んでみてください。
肝は
・1分を守る
・ペンを買う
・毎日やる
ことです。

 

追記:続編もおすすめです。





【編集後記】
昨日、午後にお客さま訪問。年1回会うお客さまですが、FBやブログでつながっているのでそんな気がしません。
先日うかがったお客さまもそうでした。
共通の興味もあり、ついつい長居してしまうのは反省です。
(すべてのお客さまでそうなのですが。。)

【1日1新】
※詳細は→「1日1新」

・事務所近くにオープンしたラーメン屋(いまいち。。)
・文章術セミナーに参加
・セミナー会場近くの鍛冶屋文蔵
・TriathlonLuminaを電子書籍で買ってみた

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