類推こそ最強のスキル

独立後の最強のスキルの1つは、類推……と思っています。
どういうことか、書いてみました。

※プロフィール写真撮影のセッティング中 by Nikon Z9+24-120mmF4

どうやって勉強するか

独立後は勉強が欠かせないもの。
その方法は、様々です。
・教わる
・本を読む
・セミナーに出る
などなど。

どうやって勉強するか。
その勉強スキルは磨いていて損はありません。
というよりも必須です。

私も
・教わる
・本を読む
・セミナーに出る
ということをしており、そのときに類推ということを意識しています。

学びが深まるのでおすすめです。

 

類推して学ぶスキル

類推とは、Googleの生成AIによると、
“類推とは、類似点に基づいて他の物事を推測することです。論理学では、2つの事物の間に類似点があることを根拠にして、一方がある性質をもつ場合には、他方の事物もそれと同じ性質をもつであろうと推理することです。”
という意味です。

まさしくこう考えています。
何か共通点を見つけて、他の物事から推測して学ぶということです。

私の仕事の1つは、税理士。
その税理士業では、税理士以外の仕事をしている方から類推して学んだことを導入しています。
・継続の顧問だけではなく、単発で相談を受ける
・数字だけではなく、絵として見せる資料を提供する
・ネットで営業する
などといったものです。

デザイナー、カメラマン、写真家、作家、弁護士、司法書士、カウンセラー、コーチ、スポーツトレーナー、漫画家、社労士、行政書士、中小企業診断士、コンサルタント、プロデューサー、芸能人、アイドル、声優、カフェ・バーのオーナー、農家、料理人などなどあらゆる仕事から学んでいます。
独立している方だけではなく、会社員の方からも。
大人だけではなく、子どもからも学んでいますし、もちろん娘からも学ばせていただいております。

全方位、オールレンジで学べるのでお得です。

なんだ、◯◯向けか〜と見逃しているのはもったいないかと。
類推して学ぶメリットの1つは、強みをつくりやすくなること。
他業種から学んでいるわけですから、その業種では珍しい、目立つ、最初ということはありえます。
◯◯向けだと、◯◯の人は学んでいる可能性があるわけです。
同業がいない場所に行き、同業がしないことを意識してやっていきましょう。

最近の私の新刊、他業種の方にも読んでいただいております。
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
【インボイス対応版】ひとり社長の経理の基本

ひとり社長の本は、フリーランスの方でも共通点は多いです。

類推して学ぶ秘訣がありますので、まとめてみました。

 

類推して学ぶには

私が考える最強のスキルの1つ、類推。
その秘訣は次の3つです。

割り切る

他の物事から学ぶ場合、すべてが役に立つわけではありません。
ただ、それでいいと割り切りましょう。
たとえば、200ページの本があり、199ページはつまらなくても、1ページ、それどころか、1文、1単語が刺さればいいじゃないですか。

量や数で勝負しているわけじゃないですから。
類推して学ぶ上でのリスクを割り切りましょう。
大きなリターンもあるわけですから。

一方で、まったく逆のこと、ときには憤りを感じることでも、「自分だったらこうする」と学びに変えることはできます。

発信する

類推することを私は日々続けています。
発信することにより、類推スキルを磨くことができるのです。

他の物事、日常から、自分の仕事、生き方、発信の方向性と類似すること、つまりネタを見つけて書いたり話したりすることこそ類推。

アウトプットを決めるのはインプットだけではありません。
インプットしたものをどう加工するかも大事であり、それこそが類推です。

一方、類似しないこと、まったく違うことからネタを編み出すこともできます。

発信をしていると、むしろ類推スキルを磨かざるを得ません。
だからこそおすすめなのです。
(ネタに困る方は、類推スキルを意識していただければ)

複数の仕事をする

他業種、他の仕事から類推できるわけですが、より深く類推するなら、複数の仕事をするのがおすすめです。
動画 売上の「柱」入門セミナー – タイムコンサルティング オンラインショップ

私は、仕事の種類でいえば、
・税理士業
・書く仕事(ブログ、メルマガ、本など)
・話す仕事(セミナー、コンサルティング、Voicy、YouTubeなど)
・カメラマン

分野でいえば、
・税金、経理
・IT、Excel、プログラミング、効率化
・独立後の仕事術、営業
・税理士向け
などといったものがあります。

複数の仕事の柱があると、1つの仕事の柱でしたことを、別の仕事の柱に導入することができるのです。
自分の中で類推できるようにしているので、効率がよくなります。

たとえば、カメラマン業では、他の仕事でつちかった
・営業の方法
・値付け
・違いのつくり方
・ITスキル(編集、共有)
・コミュニケーション
・日々の写真撮影でのスキル
などを導入しました。

一方で、カメラマン業で得たことを、別の仕事、営業セミナーや税理士業にも活かしています。

複数の仕事があれば、
“類推とは、類似点に基づいて他の物事を推測することです。”
の「他の物事」を、自分で生み出すことができるわけです。

これが複数の仕事をするメリットの1つです。

類推スキルを磨くため、
・割り切り
・発信
・複数の仕事の柱
を意識してみましょう。

 



■編集後記
昨日は、海鮮丼を食べて、帰路へ。
ただ、空港でトラブル→滑走路閉鎖。
欠航の可能性もあったので、待合室からいったん出て、便の変更、バスやホテルの手配。
バスを待っていると、「飛べそう」とのこと。
2時間半遅れでなんとか帰れました。

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娘に話すとやけに喜んでいます。
なぜかいろいろ期待しているようです。
雪を期待しているようですが。