Air Asia初体験!LCCは本当に効率的なのか?

  • URLをコピーしました!

昨日、Air Asiaにはじめて乗りました。
いろいろとおもしろい体験ができたので、まとめてみます。
IMG 4066

LCC初体験

Air Asia(エア・アジア)はLCC(ロー・コスト・キャリア)と呼ばれる格安航空会社です。

エアアジア|LCC 格安航空券予約・購入・運賃案内

 

 

 

 

単純に値下げしているだけではなく、効率的な経営により低価格を実現しているとあって、一度体験したいと思っていました。

昨日、新千歳まではじめてLCCを利用してみたのです。

 

 

安い?

細かい料金設定

LCCの一番のポイントは料金設定です。
今回、新千歳までは、行きが10,680円、帰りが9,380円でした。
ただ、これだけでは終わりません。

LCCは様々なところにお金がかかります。
たとえば、予約に支払手数料300円が必ずかかります。
席の指定は通常の席なら300円、いい席なら1200円です。
手荷物を預ける場合にも重量によりお金がかかります。
持ち込みができる荷物は、7kg、56cm ×36cm × 23cmまでです。
機内食も有料です。
スクリーンショット 2012 08 18 6 36 33

私の場合は、行きだと、10,680円に受託手荷物799円(オプション)、支払手数料300円(必須)、事前座席指定300円(必須)をあわせて、12,079円となります。
通常の航空会社だとどのくらいかは正確にわかりませんが、JALで来た友人に聞くと、22,000円くらいだったとのことです。
やはり安いといえるでしょう。
スクリーンショット 2012 08 18 6 37 47

 

 

搭乗券に注意

チェックインの方法には注意しなければいけません
チェックインには2つの方法があります。
・Webチェックイン
サイトでチェックインする方法です。
この場合、メールで送られてくるPDFを必ず印刷しなければいけません。
IMG 4095

これがない場合、カウンターでのチェックインとなり1,000円かかります。
「忘れました」では済みません(^_^;)
成田空港内はプリントアウトできる場所がなく、探してみたところ、ビジネスラウンジ(入場料1,200円)だけでした。
(セブンイレブンがあればネットプリントが使えるのですが。。。)
要注意です。

・自動チェックイン機でのチェックイン
Webチェックインをせずに、空港に自動チェックイン機でもチェックインできます。
この場合、予約番号があれば大丈夫です。
どっちみち余裕をもって空港に行きますので、こっちの方が無難かもしれませんね。

一度Webチェックインをすると自動チェックイン機は使えません。

 

どこでコストを下げているのか?

1 羽田ではなく成田発

Air Asiaは国内線ですが、成田から発着します。
成田の方が空港使用料が安いのかもしれません。
自宅から成田が遠い方は要注意です。

 

2 便が少ない

現在就航しているのは3路線のみです。
成田ー新・千歳(北海道)
成田ー福岡
成田ー沖縄

それぞれの便数も少なく、成田ー新・千歳だと1日3便となっています。
(JALだと17便)
就航先を絞り便も限定することでコストを下げているのはLCCの特徴です。

 

3 スタッフは意外に多い

利用客が多いシーズンだからか、意外にスタッフの数は多かったです。
人を減らしてコストを下げているというイメージはありませんでした。
ただ、スタッフの方は日本人以外の方(マレーシア?)だったので、人件費は安いのかもしれません。

 

4 手でチェック??

いよいよ搭乗手続・・・・・・と思ったら、なにやら手でチェックしています。
搭乗券をみながら、一覧表を蛍光ペンでチェックしていました。
機械を導入するよりも安いのでしょうね。。。
IMG 4056

 

5 水をくんくん

ペットボトルを持ち込もうとすると、当然チェックがあります。
IMG 4057

持込手荷物の検査の後、スタッフの方から、
「チェックをさせてください」と。
その後、「ふたをとってください」といわれたのでふたをとると、そのまま鼻でくんくんとかいでました(^_^;)
もちろん、問題はなかったのですが、ちょっとびっくりです。
通常の航空会社にあるペットボトルのチェック機は高いんでしょうね。

 

6 クーラーなしのプレハブ

搭乗手続きが終わり、いよいよ搭乗口に向かいます。
「座って仕事でもしよう」と思っていたら、長蛇の列。
IMG 4060

プレハブでやや暑く、立ちっぱなしです(^_^;)
クーラーはありませんでした。
まあ、こういうところも仕方ないですね。

IMG 4064

 

4 機内での飲食は原則禁止

搭乗前にスタッフの方にきいたところ、「飲食物の持込はできるが、飲食はできない」とのことでした。
機内で飲食物を販売しているからでしょう。
IMG 4074

水も飲めないというのはつらいのです。
持ち込んでいるので、まあ、飲めないこともないのですが(^^)

国内からともかく海外はつらいでしょうね。

機内の食事は事前にネット予約をすると若干安くなります。

 

5 やっぱりせまい

一度のフライトで多くの乗客を運んだ方が効率的です。
やはり機内はせまくなります。
通路はこんな感じです。
IMG 4069

座るときつきつです。
私の身長(171cm)と脚の長さでこれですので、身長が高い方、脚の長い方はもっときついでしょう。

IMG 4070

それでもなんとかPCを開くことはできます。
15インチだとちょっと厳しいです(^_^;)
IMG 4078

 

6 アナウンスに工夫

アナウンスにも工夫がありました。
搭乗時には「席を確認されましたら、後ろのお客様にご配慮いただき、先に通してください」というアナウンス。
これ、いつも飛行機に乗るとき思うんです。
先に手荷物をいれようとして通路をふさいでいるケースも多いですからね。
スケジュール通りの運航をするには、ちょっとしたことですが、重要でしょう。

着陸間際には、「安全のしおりやメニューを持ち出さないでください」と。
持ち出されると補充しなければいけないですからね。

こういったところは他の航空会社にはない工夫です。

 

7 機内清掃もフライト時に

到着直前に機内清掃(ゴミを集める)をやるのも、なるほどなぁと思いました。
少しでも手間を省きスケジュール通りの運航を実現させるための工夫でしょう。

 

8 スケジュール通りの運航?

手続きの時間は厳格に決められ、スケジュール通りに運航しているはずだったのですが、実は45分出発が遅れました(^_^;)
たまたまだったのかもしれませんが、搭乗するためのバスに乗っている時点でもう出発時刻だったので、まだまだオペレーションに問題があるのかもしれません。
ちょっと拍子抜けした部分です。

 

 

初のLCC、いろいろと驚くところもあり、不慣れなこともありましたが、これはこれでありだと思います。
快適に乗りたい場合は、他の航空会社を選択すればいいですしね。
他のLCCも試してみたいと思っています。

 





【編集後記】

北海道に着いて最初に食べたのがえびそばが絶品でした(^_^;)
えびのだしが効いた味噌ラーメンです。

 

 

 

  • URLをコピーしました!