・年末調整資料の封筒に入っているもの

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会社に年末調整の資料「年末調整等説明会資料及び年末調整のしかた」が届いているかと思います。

この中に何が入っているか、何に使うのかについてまとめてみました。

 

この資料には、主に次のようなものが入っています。

1 年末調整

年末調整では、従業員の給料から毎月差し引いた税金(源泉所得税)を精算します。

その年末調整に使う資料が入っています。

 

○リーフレット「年末調整のしかた」

年末調整に関する国税庁のリーフレットです。

PDFでも配布しています。

http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/gensen/nencho2011/01.htm

 

 

○年末調整等説明会の案内

税務署では年末調整、その後に続く法定調書に関する説明会が開催されます。

出席は義務ではありません。

税理士事務所に依頼する場合、自社で行い、リーフレット等で把握できる場合は出席しなくてもかまいません。

私も参加しません。(と書いてはいけないのかもしれませんが(笑))

 

 

地域によっては、従業員の方に書いてもらう資料(扶養控除等申告書・保険料控除申告書)が入っていることもあります。

これらの書類は、税務署に取りに行かなくてもPDFでダウンロードできます。

クリックしてh24_01.pdfにアクセス

クリックしてh23_05.pdfにアクセス

 

2 法定調書

法定調書は、給料を支払った場合、個人事業主(デザイナー、芸能人、士業(税理士等))に報酬を支払った場合、不動産の使用料を個人に支払った場合等に作成しなければいけません。

作成した法定調書は、支払った先に発行する必要があり、一定の金額・条件以上であれば、税務署にも提出します。

その法定調書作成のための手引きが入っています。

これもPDFでダウンロードできます(^_^;)

 

○法定調書合計表

作成した法定調書を合計して一覧表を作成します。

ソフトなら自動的に作成されますが、ソフトがないと非常に大変でしょうね。

当事務所では、この用紙も使いません。

 

 

3 給与支払報告書

給与支払報告書は、1年間に支払った給与の額、扶養親族の状況などを市区町村に報告するものです。

この関係の書類が入っています。(入っていないことも)

用紙の請求書も入っていますが、手書きでやることは少なく、ソフトで計算し、提出もインターネットでできます(一部地域は未対応)

 

4 源泉所得税納付

源泉所得税を納付する際に使う納付書が入っています。

当事務所ではネットで納付の処理をして、ネットバンキング・ATMで納付していただいているので使いません。

・源泉所得税をネットで納付 その1 事前準備

・源泉所得税をネットで納付 その2 申告

・源泉所得税をネットで納付 その3 納付

・源泉徴収に関する事務

源泉所得税を納付する4つの方法

 

紙の資料は必要???

会社で年末調整をやるか、税理士事務所・社労士事務所に依頼するかで必要な書類が変わってきます。

当事務所の場合だと、全部ゴミ箱行きです(^_^;)(捨てていいかどうかは税理士事務所にご確認ください)

変更点は確認しますけどね。

クライアントにもそれぞれ届くので、その場で捨てていただいております。

ネットでダウンロードもできるので、一括して送付をやめてもいいんじゃないかと思っています。

印刷・郵送代もかかっていることですしね。

(無駄にカラーですし……)

 

 

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【編集後記】

仕事の後、明後日のセミナーの準備に集中しました。
やはり、資料は、毎回作り直してしまいます。

今日、見直し、スライドのアニメーション調整、リハをやって準備完了です。

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