税務署に提出する書類

個人事業主や法人が確定申告をするときには
税務署にどのような書類を提出するのでしょうか?
通帳は?
領収書は?
契約書は?
新たに事業を開始する方から意外と聞かれることが多い質問です。
これらのものは原則として提出する必要はありません。
(不動産に関する確定申告をする場合は,契約書を提出する必要があります)
提出する書類として,主なものは,
確定申告書(税金を計算したもの)
決算書
です。
これらの書類は,上記の通帳や領収書,契約書等の内容を記録し,集計したものになります。
その他よくある質問を3つ挙げてみました。
提出しなくていいなら,領収書をもらわなくてもいいのではないか?
→領収書等は保存する義務があり,税務署から提示するように要求があった場合は,
提示しなければいけません。
いわゆる税務調査と言われる税務署側がチェックする際にも確認されます。

確定申告書や決算書を見ても,税務署には取引の内容は分からないのではないか?
→前の年との比較や同業者と比較し,
おかしな数字(急に売上利益率が減った等)があれば,
何かごまかしているのではないかと判断できます。

確定申告書や決算書は,あまり詳しく書かない方がいいのではないか?
→税務署が判断するものは,この確定申告書や決算書です。
きちんとした書類を提出していれば,不審に思われる可能性も少なく,税務署側の心証もよくなります。
会社の内部資料は空白が目立つ資料や見ても内容が分からない資料だと指摘して,
再度提出してもらいますが,
税務署の場合は,よほどのことがない限り,指摘→再提出ということはありません。
毎年,あまりきちんとしていない資料を提出していれば,
「調査(税務調査)してみるか。」
となることもあるでしょう。