新規設立の場合の銀行からの借り入れ

会社を新規に設立した際に銀行からお金を借りるべきでしょうか?
新規設立の場合は,どのような判断基準で評価されるのでしょうか?
通常の場合の借り入れ
銀行がお金を貸す際に重要視するのは,
当然,貸したお金を返してくれるか?
ということです。
通常の場合と新規設立の場合とでは,
その判断基準が少し異なります。
通常の場合(設立後,数年経過している場合),
銀行は次のような事項を考慮します。
・利益が出ているか?
・財務内容は健全か?
・今後も利益を出せるか?
実績を見て判断したり,社長へのヒアリングをしたりして,
貸すかどうかの判断及び貸す金額の決定をします。
新規設立の場合の借り入れ
新規設立の場合は,当然実績はありません。
利益,財務内容では判断できないということです。
判断基準は,
・自己資金(資本金や個人の資金)はあるか?
・どのようなビジネスをするか?
・今後どのくらいの利益を上げるか?
といったものになります。
実績はなくても,ビジネスの内容と今後の計画をアピールできれば,
十分資金を調達することができます。
計画で重要なのは,数字の根拠と整合性です。
例えば,
飲食店で初年度の売上が1,000万円といっても,
「1日何人のお客さんが来て,単価はいくらで,営業日数が何日だから,売上1,000万円となる」
という根拠がなければいけません。
また,数字の合計がきちんと一致しているかという基本的な事項も大事です。

新規設立で借りるべきか?
次の3つの理由から新規設立の際に借りておくのも1つの手です。
1 借りやすいケースもある
新規設立の際は,根拠のある計画があれば,資金調達は可能です。
場合によっては,非常に借りやすいケースもあります。
(借りることができる金額等の制約はあります。)
第1期目(初年度)が終了し,仮に業績がマイナスだと,
やはりその後の資金調達はやや困難になります。
2 いざというときのため
資金不足になり,急にお金を借りたくても借りることができるわけではありません。
ある程度の資金に余力を持たせておくのも1つの方法です。
もちろん,無駄遣いはしてはいけませんが・・・。

3 返済実績を作る
また,銀行側の立場からいうと,
まったくお金を借りてくれない会社よりも,
お金を借りてくれて,きちんと返済してくれる会社の評価が高くなります。
新規設立の際に資金を調達し,返済実績を作っておくと,
今後事業を拡大する際にも,交渉がしやすいということです。
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【編集後記】
昨日,Let’s note S8のバッテリーがどのくらい持つか試してみました。
9:00~15:30は,月次訪問及び資料作成,15:30以降は,カフェで使用しています。
通常モードで使用して,8時間半ちょっと持ちました。
(途中,食事休憩等もありましたので,実質的には,8時間弱でしょうか。
S8は16時間稼働といわれていますが,当然省エネモードでのこと。
だいたい半分くらいだろうなぁと思っていましたが,おおむねその通りでした。
【読み終わった本】

顧客はサービスを買っている―顧客満足向上の鍵を握る事前期待のマネジメント/諏訪 良武
¥1,680
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今年の4月頃に読み,気に入っている本。
自分のビジネスについて,考えることがあり,再度読み直しました。
サービスを高めるために何をすべきかをサービスの分類,プロセスの分解などの視点から
書かれた本です。

数で考えるアタマになる!―数字オンチの治しかた/ジョン アレン パウロス
¥1,260
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タイトルの「数」は統計や確率に関するものです。
やや敷居の高い本でした。




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