経営者が持つ会社の数字への違和感

決算書(貸借対照表,損益計算書等)は,会社の経営状況や業績を表現します。
特に毎月作成する決算書を試算表(月次決算書)といい,
経営者は,毎月の試算表により,経営状況の把握や意志決定を行います。
そのためには,経営者が試算表,つまり会社の数字を読めなければいけません。
会社の数字を読むために重要なのは,
経営者の数字に対する違和感
だと私は考えています。

経営者の違和感
税理士や経理担当者は,数字上の変動又は
経営者や社員の方の話と数字がかけ離れている場合に,
違和感を持つものです。
経営者は,経営上の自分の感覚と数字がかけ離れている場合に違和感を持ちます。
例えば,
・コストを削減したはずなのに,経費が思うように減っていない。
・利益を結構出すことができたと思っていたのに,資金繰りが苦しい。
・儲かってないと思っていたら,予想外に利益が出ていた
など,ちょっとした違和感に疑問を持つべきです。
違和感の原因
この違和感の原因は,
数字が間違っているか
経営に変化が起こっているか
のどちらかです。
前者の場合は,修正を行い,
後者の場合は,変化の原因を探ります。
その変化への対応も検討しなければいけません。
経営者の違和感に対し,
「数字が間違っているはずがない」
「税法や会計ではこうなっている」
いった対応をせずに,
その違和感の原因を探り,根拠を示すのが,
税理士や経理担当者の役割の1つだと考えています。
経営者が,数字を読めるようになるのは理想であり,目指すべきものですが,
まずは,経営者が持つ会社の数字への違和感に対して,
意見を求める,質問することからはじめてみてはいかがでしょうか?
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