年賀状は何費?年賀状の勘定科目の考え方

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年賀状は、○○費になるのでしょうか?
勘定科目の考え方についてまとめてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年賀状に関する支出

年賀状を出す場合、
・ハガキを買って、宛名・裏面をプリンターで印字する
・印刷屋に注文する
・印刷されたハガキを買う
などといった方法があります。

この年賀状を出すために使ったお金は、何費と処理すべきなのでしょうか。

年賀状の勘定科目

普通のハガキを買った場合は通常,「通信費」となります。
年賀状を買った場合も,それに準じて「通信費」とすることが多いです。

広告宣伝の意味合いがあれば,「広告宣伝費」です。
もし,販売促進の意味合いがあれば,「販売促進費」になります。
あまり販売促進の意味で年賀状をもらいたくない気もしますが・・・。

年始のご挨拶という意味では,接待交際費?という考え方もあります。
ただし,接待交際費で処理してしまうと,法人の場合は,課税されてしまいます。

例えば,お歳暮は課税の対象です。
年賀状は,特に物品等を相手先に渡すものではありませんので,
「接待交際費」という選択肢は考えなくても良いかとも思います。

また,印刷屋に注文した場合は,
印刷費とハガキ代が請求されます。
この場合は,
印刷費→「支払手数料」,「業務委託費」,ハガキ代→「通信費」とする方法や
年賀状にかかった費用として,一括して「通信費」とする方法があります。

結論としては,「通信費」が基本で,
その他会社の事情に応じて「広告宣伝費」,「販売促進費」,「支払手数料」などで
処理することとなります。

勘定科目の使い方

上記のように勘定科目は,会社ごとに,それぞれの事情ごとに異なってきます。
重要なのは,会社側で使い方を統一することです。

昨年は年賀状購入費を「広告宣伝費」,
今年は,「通信費」にしてしまうと,
数字の正確な分析・比較ができません。

理由があり,統一していれば,どの勘定科目で処理しても問題ないということになります。
私の場合は普通に「通信費」にしています。

こんな記事も書きました。

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【編集後記】
昨日は,
ちょっと気が向いたのでこんなものを作ってみました。

鶏肉をハーブ(ローズマリー,タイム,パセリ,バジルなど)をのせ,
白ワインにつけたものをオーブンで焼いたものです。
ソースは赤ワインとケチャップとバターで。
今考えると,
ワインの白と赤を使うのはどうかと思いますが,
料理はその場のひらめきなので・・。
その他は,スープ,サラダ,自家製パンです。

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【読み終わった本】

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新聞より本を読むべきであるとして,スピード読書術についても触れられています。

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著者は,ボストンコンサルティンググループシニア・アドバイザーの内田一成さん。
頻発している異業種格闘技
(異なる事業構造を持つ企業が異なるルールで同じ顧客や市場を奪い合う)
の構造を解説し,その競争に勝つには,どういう戦略をたてればよいかを論じた本です。

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