・利益が出ているのに資金繰りが苦しい理由

がんばっているのに,なんか資金繰りが苦しい・・・,利益が上がっているはずなのにお金がないという状況に陥るケースがあります。
会社の数字として利益が出ているのに資金繰りが苦しい理由は次の3つが考えられます。
1 会社の数字が間違っている
まず調べてみるべきなのはコレです。
経営の状況が正しく数字として表現できているか,つまり決算書が正しいかをチェックする必要があります。
「こんなに儲かっているかなぁ・・・」,「もっと儲かっているはずだ・・」など,経営者自身の感覚と数字が一致しなければ,数字が正しいか,なぜこういう数字になっているかを徹底的に追究すべきです。
もし,タイムリーに(月に1回程度),数字が出ていなければ,その体制を構築する必要があります。
規模が小さな時から,こういう体制を作っておくと後々楽になります。
2 お金が入ってくる前にお金が出ていっている
利益が出ていても資金繰りが苦しいケースがあり得ます。
利益と資金繰りは異なるからです。
例えば,売上1,000 経費 400 利益600の場合
先に経費のお金400を支払い,売上のお金1,000が入ってこなければ,資金繰り上はマイナス400となります。
入出金のタイミングにより,資金繰りは変わってきます。
ということは,先に入金される流れを作ることができれば,資金繰りは楽になると言うことです。
3 眠っているお金がある
上記2のように,未回収の売上があると,資金繰りが苦しくなります。
売上の回収サイト(いつ請求書を出して,いつ入金される)の管理及び入金がない場合の対応が重要です。
入金がない場合の対応はタイミングが難しい場合やなかなか言い出しにくい場合もありますが,電話,メール等での連絡による催促が必要な場合もあります。
また,在庫があるビジネスの方は,在庫の管理に気をつけましょう。
在庫は,商品を購入した資金が眠っているものです。
ある程度の在庫量は必要となりますが,資金的にはマイナスとなります。
関連記事 なぜ在庫を減らすべきなのか?
上記でもっとも重要なのは1でしょうね。
基本的なことなのですが,正しい数字が手元にあるかどうかは,経営上欠かせないことだと思います。
経営が苦しくなるのは,利益が出ないからではなく,資金が足りなくなるからです。
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【編集後記】
昨日,クライアントとの打ち合わせで,別のクライアントと面識があることが判明。
そもそもそのお二方と出会ったのは同じ日のとあるセミナーの懇親会でしたので,双方が面識があることは不思議ではないと言えば不思議ではないのですが,ビックリしました。