・「増刷となりました!」ーExcelで時間を捻出するー

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おかげさまで『そのまま使える経理&会計のためのExcel入門』が増刷となりました!
ご購入いただいた皆様、ありがとうございます!

そのまま使える 経理&会計のためのExcel入門/井ノ上 陽一
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つい先日、ツイッターで次のようなうれしいコメントをいただきました。
『そのまま使える経理&会計のためのExcel入門』買いました。スキルアップして、試験勉強の時間を捻出しようと思います。ありがとうございました。
私がExcelを徹底的に活用している理由、活用することをすすめている理由は、まさにこの「時間の捻出」なのです。
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【今日のテーマ】

Excelで時間を捻出する
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Excelを覚えれば早く帰れる?

Excelをはじめて見たのは、1997年の4月8日。
私の初めての社会人経験となる総務省統計局で、研修が終わって配属された日です。
それまでワープロ専用機を使ったことありましたが、パソコンはほとんど触ったことがありませんでした。
配属された部署は、データ処理を行うこともあり、Excelが必須です。
前任者からの引き継ぎを受けながら、「なんだこれは?」「ワープロと何が違うんだ?」と疑問に思っていました。
同時に思ったのは、
「なんだかよく分からないけど、これを使いこなせば、仕事が早く、効率的に終わるのでは」
ということです。
それ以来、Excelとの付き合いが始まりました。
猛烈に勉強しながら、なんとか使いこなせるようになり、思惑通り、いろんな業務改善ができ、結果、ほとんど残業しなくてすみました。
公務員というと残業なしのようなイメージはありますが、部署や役所によっては慢性的な付き合い残業があります。当時は、さらに残業代がついたので、精神的に余計に嫌でした。
残業していると、飲みに付き合わされる可能性の高まります(笑)
例えば、毎月、オフコン(専用コンピュータ)から、ドットプリンタで出力する10数枚の資料がありました。
画面が切り替わるたびにEnterキーを押す必要があり、だいたい3時間くらいかかっていました。
引き継ぎの説明の時から、それが憂鬱でした・・・・・・。
たしか3,4ヶ月目くらいにその作業をやめました。
ホストコンピュータからデータを取り出し、Excelで集計するようすると、最終的には30分くらいで同じ内容の資料を作ることができるようになったのです。
その結果、生まれた時間を別の業務や、他の部署の仕事に振り分けることができました。
このときの経験が、私のその後の人生に影響を与えています。

税理士受験時代のExcel

受験時代もExcelは活躍しています。
受験専念時は、Excelの税法のデータベースを作ったり、表にまとめたりしていました。
働きながら受験していたときは、仕事の効率化とともに、受験勉強の時間を捻出することができています。
税理士試験に合格したのもExcelで作った時間のおかげだと思っています。

現在もExcelは大活躍

現在もやはりExcelは大活躍です。
おそらくExcelを使っていなければ、時間に追われていたでしょうし、読書やスポーツの時間もずっと少なかったでしょう。
何よりも自分が時間に追われていては、十分なサービスが提供できないと思っています。
時間を作る
私が税理士として、何ができるか?と考えると、やはり時間を作ることです。
税金や会計のことで、悩んだり、判断に迷ったりする時間をなくし、経営その他本来使うべきものに時間を使っていただきたいと考えています。
ExcelをはじめとするITによる業務効率化もその中の1つです。
ちょっとしたExcelのテクニックで作業時間が半分の時間になることも少なくなりません。
本も、そのような思いを込めて書いています。
ただし、世の中のノウハウがそうであるように、Excelスキルも、読むだけで身につくものではなく、実践していただいてはじめて活用できるものです。
そのフォローとして、今月から実践するセミナー、「道場」を企画しました。
今募集中のものは、ショートカットキーです。
今後、関数、ピボットテーブルを予定しています。
もしご興味があればこちらをご覧ください。
募集ページを新たに作成しました。
1月23日(日)開催分は定員となりましたので、現在は、2月5日(土)、2月19日(土)開催分を受け付けております。

「Excelショートカットキー道場」の詳細・お申し込み

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【編集後記】
昨日は寒空の中、葛飾・柴又ロードレース(10km)に参加してきました。
無事完走できたのですが、とにかく寒い(T_T)
冬の川沿いのレースは危険です(汗)
次は29日に「荒川30k」というレースに参加します。
こちらも寒そうです。

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