・源泉所得税をネットで納付 その3 納付

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昨日の記事に続き、源泉所得税をネットで納付する方法です。
今日は、納付について解説します。

 

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【今日のテーマ】
・源泉所得税をネットで納付 その3 納付
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3つの納付方法

源泉所得税の納付には、3つの方法があります。
(1) インターネットバンキング
メッセージボックスのメッセージ右下で[インターネットバンキング]をクリックします。
EX-IT|
金融機関の種別選択後、インターネットバンキングの画面に移行し、納税が可能です。
前述したように対応していない金融機関(ネット専業銀行等)がありますのでご注意してください。
なお、手続きをした日に振り込むことになります。

 
(2) ダイレクト納付

ダイレクト納付とは、支払日を指定し、直接、銀行から引き落としができる制度です。
こちらを参照し、ダイレクト納付の手続きを行います。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/nozei-shomei/annai/24100030/index.htm

書類を作成し、提出すれば1ヶ月程度でダイレクト納付が可能となります。
この手続きが完了すると、この画面で[ダイレクト納付]を選択し、支払日を入力すれば、その指定日に支払うことができます。
こちらも利用金融機関が限られていますので、サイトで確認してください。
やはり、ネット専業銀行は×です。
対応していれば、インターネットバンキング契約は必要ありません。


(3) ATMで納税
メッセージボックスには次のような情報が記載されています。
*********************ここから****
利用者識別番号 2610031300920043
氏名又は名称 サンプル
代表者等氏名
受付番号 20110304092721199326
受付日時 2011/03/04 09:27:21
納付先 神田税務署
税目 源泉所得税
申告区分
課税期間(自) 平成23年02月
課税期間(至)
合計金額 210,000円
徴収高計算書の送付の要否
「ATMやインターネットバンキング、モバイルバンキング」をご利用の際に以下のとおり入力してください。(控えを取るか、印刷されることをお勧めします。)
収納機関番号 00200
納付番号 利用者識別番号を入力してください。
確認番号 納税用確認番号を入力してください。
納付区分 9110302403
有効期限 平成23年05月06日
*********************ここまで****

必要となるのは、赤字の部分です。
利用者識別番号、納税用確認番号(初期設定で決めたもの)とともにATMで入力します。
ATMはペイジー対応のもので、[税金の支払]、[決済サービス]、[各種サービス]、[ペイジー]などの表記を探してください。


注意点

・1回につき、500万円までしか利用できません。それ以上の場合は分割して申告する必要があります。
・e-taxの利用時間(通常8:30~21:00)外は利用できません。
・振込手数料はかかりませんが、時間によっては金融機関の時間外手数料がかかる可能性があります。
・現金又はキャッシュカードで支払うことができますが、支払った証明を残すために、可能かぎりキャッシュカードで支払うことをおすすめします。または利用明細を保存しておいてください。


活用方法

当事務所では、ほぼすべてのクライアントで、このネットによる申告・納税を行っています。
上記の赤字の番号をメールでお知らせして、インターネットバンキング、ATM、ダイレクト納付で納付していただいています。

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