・簿記は「木」決算書は「森」

先日、クライアント先で若手社員3人向けに簿記・会計の勉強会を行いました。

そのうちの2人は、簿記を勉強し始めたばかりで簿記検定を受ける予定です。

勉強会後、いただいた感想の中に
「簿記を何のためにやるのかが分かって、すっきりしました!」
というものがありました。

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【今日のテーマ】

・簿記は「木」決算書は「森」

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簿記の仕訳
簿記では仕訳というものを行います。

例えば、交通費160円を現金で支払った場合、

交通費 160 / 現金 160

という仕訳です。

簿記を勉強し始めた頃は、どちらに「交通費」を置き、どちらに「現金」を置くかに悩みます。(私もそうでした。)

この仕訳は、実際の仕事の中でも当然行っています。
会計ソフトに入力しているのです。
しかも仕事だけではなく、世の中のお金の動きは、すべてこの仕訳であらわすことができます。
では、なんのために仕訳をするのでしょうか?

簿記の目的

その理由は、会社(個人も含む)の状況と業績を把握するためです。
仕訳を積み重ねていくと、決算書になります。
その決算書を作るのが、簿記の目的、仕訳をする目的の1つとなります。

簿記と決算書

「簿記の知識がなければ決算書はわからない」
「簿記を知らなくても決算書を読める」
などと様々な意見があります。

しかし、簿記の仕訳と決算書の関係から考えると、双方をリンクさせながら理解した方が、好ましいと思います。
簿記の仕訳が「木」だとすれば、決算書は「森」のようなものです。
どちらかに偏りすぎるとダメでしょうね。

私自身、簿記や税理士試験を勉強しているときにはぴんとこなかったことが、実務(税理士事務所)を経験することで、カチッとつながりました。

とはいえ、簿記を勉強している方は決算書を読む機会はなかなかないものです。
「決算書の読み方」関係のビジネス書を読むのもいいと思います。
また、実務で会計をどう使っているか?を書いた本もおすすめです。

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【編集後記】
昨日、シェアハウス(ゲストハウス)というものを見せていただける機会がありました。
1軒家に複数の人が住み、ラウンジやキッチンを共有しています。
自炊できる下宿というイメージでしょうか?
この本で知り、非常に興味がわきました。

これからの日本のために 「シェア」の話をしよう/三浦 展
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私自身が住むというわけではありませんが(^_^;)
従来の概念を取り払ったいろんなライフスタイルがあると改めて感じました。