・個人事業主の場合の給料

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個人事業主と法人の違いには、自分自身への給料が経費にできるかどうかというものがあります。
そのため、個人事業主の場合、ビジネスとプライベートのお金の区別がなくなりがちです。
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【今日のテーマ】
・個人事業主の場合の給料
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法人と個人事業主の違い

法律上は、個人事業主と個人の財布は同じものと見なされます。
法人の場合は、給料を支払うと、その給料の分利益が減ります。
例えば、次のように収益から費用を引いたものが利益となり、原則として利益に応じて税金がかかります。
EX-IT|

ここで給料を出すと、利益が減るというわけです。

EX-IT|
個人事業主の場合も同様に、収益から費用を引いた利益に応じて税金がかかります。
EX-IT|

ここで給料を自分に支払っても、

費用にならず、利益は変わりません。
EX-IT|
個人事業主の場合の給料
上記のように個人事業主では自分への給料が利益に影響しません。
そのため、プライベート(個人)とビジネス(個人事業主)との区別がつかなくなりがちなのです。
「なんとなく落ち着かない」「しっくりいかない」「儲かった気がしない」などという意見をよく聞きます。
私がおすすめするのは、個人事業主でも定期的に一定額をプライベートの口座に振り込む(又は資金移動)することです。
会計・税金上は、費用とはなりませんが、資金を動かしても問題ありません。
(「事業主貸」という科目で処理をします。当然、この科目は利益に影響しません)
私自身も、税理士事務所(個人事業主)の分から、個人口座へ、月初に一定額を資金移動しています。
単に気持ちの問題ですけど、会計や税金上の決めごとにとらわれずによりよい方法をとるべきだと思っています。
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【編集後記】
仕事の後、友人からMacに関して相談を受け、知っている範囲でアドバイスしました。
iMac、Pro、Airなど選択肢は多いですからね
その友人も近いうちにMac買いそうです(^_^)

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税理士 井ノ上 陽一
1972年生まれ。大阪生まれ宮崎育ち東京在住。 ひとりビジネスを、時間・お金の両面でサポート。 ・株式会社タイムコンサルティング代表取締役 ・アイアンマン(スイム3.8km、バイク180.2km、ラン42.2km) ・著書に『AI時代のひとり税理士』『ひとり社長の経理の基本』、『社長!「経理」がわからないと、あなたの会社潰れますよ』、『ひとり社長の経理の基本』,『新版 そのまま使える経理&会計のためのExcel入門』ほか。 さらに詳細なプロフィールはこちら