・決算確定のタイミングによってできること

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「決算を早く終わらせなければ」「早期の月次決算が必要」など、決算のスピードを上げることが必要と言われます。
決算とは、会社の状況をあらわす数字を確定することです。
期末の決算に加えて、中間、四半期、月次決算というものがあります。
決算確定のタイミングによって、どういうメリットがあるのか?をまとめました。
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【今日のテーマ】

・決算確定のタイミングによってできること
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1 決算月から2か月後
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決算月から2ヶ月後に決算が確定するのが、最も遅いパターンです。
例えば、3月決算であれば、5月末日となります。
2ヶ月後というのは、税金の額を計算し、税務署に申告、納税をする期限です。
※監査等の理由があれば、3ヶ月後にすることも可能です。
決算書の数字が確定しないと、税金を計算できませんので、最低でもこの時期までに数字を確定しなければいけません。
年に1回、この時期にしか決算が確定しない場合もあります。
2 決算月の月末

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決算月の月末までに、ある程度決算が確定するパターンです。
事業年度が終了するまでであれば、税金に対して、いろんな手を打つことができます。
例えば、決算賞与を従業員に出す、必要なものを購入しておくといった方法で、経費を増やし税金を減らすことが可能です。
1の場合では、事業年度はもう終わっているため、手遅れ(税金を減らせない)であることも多くなります。
3 毎月

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毎月決算が確定するパターンです。
翌月には、その前の月の業績が把握できます。
税金対策は当然のこと、次のようなメリットがあります。
・資金繰りのチェックができる 必要であれば融資の検討
・経営上の異常値を発見できる。結果として、売上を増やす、経費を減らす、粗利の改善を検討するといった対策を打つことができる。
・目標や経営者の感覚と、業績が乖離している場合、気づくことができる→いいプレッシャーになる
タイムリーな意思決定をすることができるわけです。
業種によっては毎日業績を把握することが必要な場合もあります。

まとめ

事業の規模、業種により1や2のケースもありますが、理想を言えば、毎月決算を確定した方が好ましいでしょう。経理業務上も、その方がかえって楽です。
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【編集後記】
最近のショックな出来事は、先日、カレーがダメになったこと。
あさり、ミニトマト、オクラ、えのき、しめじなどを入れ、いい感じに出来たのに、翌日朝にダメになっていました。
朝の気温が高かったからだと思いますが、この時期、気をつけないといけないですね。

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税理士 井ノ上 陽一
1972年生まれ。大阪生まれ宮崎育ち東京在住。 ひとりビジネスを、時間・お金の両面でサポート。 ・株式会社タイムコンサルティング代表取締役 ・アイアンマン(スイム3.8km、バイク180.2km、ラン42.2km) ・著書に『AI時代のひとり税理士』『ひとり社長の経理の基本』、『社長!「経理」がわからないと、あなたの会社潰れますよ』、『ひとり社長の経理の基本』,『新版 そのまま使える経理&会計のためのExcel入門』ほか。 さらに詳細なプロフィールはこちら