・交換と専門化

先日、セミナーに参加していただいた方から、
「こんなに知識やテンプレートを公開して大丈夫なんですか?これまで苦労して(その知識などを)身につけたのに・・・・・・」
という質問をいただきました。
もちろん、その答えは「大丈夫」というものです。
知識やテンプレートが減るわけではないし、積極的に交換していくべきものだと考えています。

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【今日のテーマ】
・交換と専門化
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「交換と専門化」とは、『繁栄』という本で学びました。

繁栄――明日を切り拓くための人類10万年史 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

マット・リドレー 早川書房 2013-07-10
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by ヨメレバ

本書は、人類がどうやって繁栄してきたか?という内容です。
その中に「繁栄とは交換と専門化」という言葉があります。
人類は元々自給自足でなんでもかんでも自分でやっていました。
それが狩りをする人、魚をとる人、野菜を作る人と専門化していき、それらを交換するようになってきたのです。
人々が専門化していろんな技能や知識を身につけ、それらを交換することで、人類は繁栄してきました。

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しかし、1対1の対価で交換することはなかなか難しく、ご存じのとおり貨幣と知識・モノ・サービスを交換するようになってきたのです。

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これが冒頭の質問の答えにつながります。
自分が専門化すればするほど、交換できる、提供できるものが増えていきますし、積極的に交換・提供していくべきだと考えています。
私の場合で言えば、税務・会計、Excel、ITなどの知識・スキルです。ひたすら税理士業務やって、Excelやってきているわけですからね(^_^;)
「それまでかかった年月や苦労があるから提供しない、みんなも同じ苦労をすればいい」という考えでは、それこそ人類は繁栄しないでしょう。
逆に、他の方が専門化した結果として導きだした知識やスキルを受け取ることができます。
実際に会ったり、書籍を読んだり、セミナーに参加したりすることでそのような貴重な機会を得ることができるのはすばらしいことです。
貨幣(お金)がからむこともありますし、情報どうしの交換ということもあります。
知識やスキルを提供した対価がお金だけではないのは面白いところです。
当ブログも、直接お金にからむわけではありませんが、また別の対価を得ることができています。
一方で、対価がなければ提供しないかというとそうではなく、お互いの関係性や状況にもやり変わってくると思います。
「交換」にふさわしい知識やスキルを身につけるには、「なんどもそつなくできる」よりも「これなら誰よりも詳しい」という「専門化」が必要になるでしょうね。
私もさらに精進します(^_^;)


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【編集後記】
昨日、原稿を仕上げようとスタバで集中しましたが、意外にまとまらず、後日に持ち越しです。
まだ締切までには時間ありますけどね。
原稿は「税法暗記」についてのものです。


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