独立後は、裁量労働制も高プロもないけど、裁量はある

独立後は、デメリットがたくさんあります。
裁量労働制も高プロもありません。
IMG 2483

※ハワイ カイルアにて iPhone X

裁量労働制・高プロで、仕事の時間が減る?

通常、給料は、どれだけ働いたかによって払われます。
8時間だったら8時間分。
正社員だったら、この8時間分=給料です。
その8時間をやむを得ず超えたら、残業手当して追加の給料が払われます。
法律上は。

現状は、必ずしも払われているわけではありませんし、長期雇用(する前提)や安心、そういうもんだという認識のもと、残業しても給料が払われていないのが現実です。
経営者側の立場だと、「残業しているからといって追加で払ってはキリがない」「会社の利益が出ない」という考えでしょうが。
みなし残業代というまやかしも存在するのが世の中です。

そして、話題になった裁量労働制。
裁量労働制は、どれだけ働いたかによって給料が支払われるのではなく、一定の金額をもらえます。
なんせ裁量があるのですが、終わったら帰ってもいいし、成果を出せばいいわけです。
自分が努力して効率化しても定時より早く帰るわけにも、朝遅くくるわけにも、早朝仕事をしたから昼で帰るわけにもいかない通常と比べると、自由度も高くすばらしい制度にみえます、一見。

高プロ(高度プロフェッショナル制度)も、年収が1075万円以上なら法律の規制(守られてないことが多いのですが)にかかわらず、高年収の人は働いていい、裁量をもって判断していいという制度です。
こちらも仕事が減るといわれています。

独立後は、「裁量労働制」がない

勤めている=雇われているとこういった制度があるわけです。
やはり大多数を占めるので、法律でいろいろ考えてくれます。
(よかれあしかれ)

一方、独立すると、そうはいきません。
法律でどうこうという動きも少ないものです。
(多少ありますが。余計な「最低報酬制」など・・)

文字通り自分でなんとかしなければいけません。

独立前は、雇用が守られています。
日本の法律や慣習では、辞めさせにくいからです。
何もしなくても給料がもらえる可能性もあります。


■スポンサードリンク

独立すると、そうはいきません。
契約解除なんてかんたんですし、受注がとだえるなんて普通のことです。
むしろ、中長期の契約のほうが少ないこともあるでしょう。

「裁量労働制」「高プロ」という言葉もありませんし、対象でもありません。

独立後のメリットは、「裁量」

しかし、独立後は、裁量があります。
「裁量労働制」といっても、実際は裁量がなく、働かせ放題になりがちです。
雇われていると、仕事の量はコントロールできず裁量がありません。
そして、仕事の内容も自分で決められないことが多いでしょう。

独立後は、その裁量があります。
・どんな仕事をやるか
・どんな条件で受けるか
・どのくらいの量をやるか
を本来は、決められるのです。

そして、時間も自由に決めることができますし、時間を圧縮することもできます。

じゃあ、独立後も裁量労働制があるじゃないかと思われるかもしれませんが、そうは考えていません。
法律に守られているわけではないので土台は弱いものです。
「労働」という言葉も独立後には似つかわしくありません。

「労働」だと、どうしてもやらされている感があるからです。

高プロも独立後にはない概念です。
年収が1075万円なくてもいくらだとしても法律にどうこう影響されることはないですし、そもそも独立後は、みなが高プロ(高度プロフェッショナル)です。
高プロが実施されると、「年収が1075万円以上なると残業代でなくなるな」と余計な心配をしなくちゃいけませんが、独立後は高プロがないのでその心配はありません。
そもそも年収が高い=高度プロフェッショナルとするのも無理があります。

独立後、裁量が必ずあるわけでもなく、常にあるわけでもなく、努力が必要です。
それでも、独立前よりは可能性が高いでしょう。
裁量労働制や高プロはありませんが、裁量を活かして自分なりに生きることは十分できます。

「裁量」とは、その人の考えによって判断し、処理すること(デジタル大辞泉)とありますが、この「処理」には与えられた仕事をこなすことだけを意味するなら限界があります。
「どんな仕事をするか、どのくらい仕事をするかをその人の考えによって判断し、処理すること」のほうが現実的で効果もあるでしょう。
だからこそ、仕事をこなすところだけではなく、仕事をとるところも考えなければいけません。
それができるのは独立後のメリットです。
いろいろとデメリットはありますけどね。

私は雇われていたとき、この裁量もストレスの1つでした。
どんな仕事をするかももちろんですが、どのくらい深く仕事をするかの裁量もなかったからです。
こんなの意味ないんじゃないか、お客様のためにならないんじゃないかというものをやめる裁量もありませんでした。
今はすべての裁量があるので、仕事がやりやすく楽しめています。

真の裁量を手に入れたのであれば、独立も選択肢の1つです。


【編集後記】

昨日は、監修書籍の打ち合わせ。
完成に近づいてきました。
課題も出てきたので、乗り越えなければいけませんが、いろいろと勉強になっています。

仕事後、美容院、そして池袋のオーガニックバーたまTsukiへ。
3/26にお店を借りることができたので、セミナーをやります。
3/26 雇われない雇わない生き方入門セミナー |

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

ポイントパーマ
娘と2人で保育園へ
娘含めて家族でたまTsukiへ
恵比寿 マトリョーシカ

【昨日の娘日記】

娘と2人で保育園へ。
体温測り、着替えを準備して、などいろいろあります。
先生に渡すとギャン泣き。
「も、もうちょっといようかな」と思っていると、「では、お預かりしまーす」と。
まあ、お互い寂しがっていたらキリがないですけどね、慣れねば。
夜に合流して、たまTsuki(たまにはTSukiを眺めましょ)へ。
3月末にあえて閉店するたまTsuki。家族で行けてよかったです。
娘もオーガニックの野菜や豆腐を喜んで食べていました。


■スポンサードリンク ■井ノ上陽一のプロフィール
■スポンサードリンク



井ノ上陽一のVALU
■著書
【監修】十人十色の「ひとり税理士」という生き方
ひとり税理士のIT仕事術―ITに強くなれば、ひとり税理士の真価を発揮できる!!
フリーランスとひとり社長のための 経理をエクセルでトコトン楽にする本
新版 ひとり社長の経理の基本
毎日定時で帰っても給料が上がる時間のつかい方をお金のプロに聞いてみた!
『ひとり税理士の仕事術』
『フリーランスのための一生仕事に困らない本』
『社長!「経理」がわからないと、あなたの会社潰れますよ』
『そのまま使える経理&会計のためのExcel入門』