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「写真を撮るとその場を楽しめない」の解決策

by 税理士 井ノ上 陽一

「写真を撮りたいけど、その場も楽しみたいから」という声を見聞きします。
私がどう解決しているかについて、書いてみました。

※娘と楽しみながら撮影も。by Nikon Z9+14-24mmF2.8

写真を撮る手間

写真を撮るときは、多少なりとも手間がかかります。
・カメラ(スマホ)をかまえる
・どう撮るかを決める
・シャッターを押す
・確認する
と。

この手間があると、その場を楽しめないということもあるでしょう。
その場に集中したいと。

・カメラ、出さなきゃ(アプリでカメラを立ち上げなきゃ)
・うーんピントが合わない
・タイミングがつかめない
・他の人が入った
・う、うまく撮れているかな……
などということがあったら、なおさらです。

私はどこでもいつでも写真を撮ります。
瞬時に切り替えているのです。

現実と写真を瞬時に切り替え

その場もかけがえのないものですが、写真もかけがえのないもの。
両方狙いたいものです。

・おいしい料理
・かわいいもの
・壮大な景色
・家族や友人と一緒に過ごした時間
・はじめて行った場所
など、楽しみつつ、写真に残していきましょう。
(発信をしている方は、それをネタにできますし)

私は、現実と写真を瞬時に切り替えています。
オンとオフのように。

瞬時に切り替えるには、その手間を極限まで減らす必要があります。
写真をすばやく撮ることができれば、その場も写真ももっと楽しめます。
次にようにやってみましょう。

 

写真をすばやく撮るには

まず、カメラのほうがすばやく撮れます。
それだけでカメラを買うメリットはあるかと。

スマホでもすばやく撮れないことはありませんが、難易度は上がります。
iPhoneだとアクションボタンに割り振る、ロック画面からカメラを立ち上げることもできますが、その後のどう撮るかにちょっと間があるのです。

カメラのほうが
・起動が速い(物理的なボタンがある)
・ファインダーがある(さっと覗いて、どう撮るかを決めやすい)
・連写しやすい
・シャッター音を消せる
という特徴があります。

前提として、
・起動が速い
・右側に電源スイッチがある(カメラを構えながら電源オンにできる)
・ファインダーが見やすい
・シャッター音を消せる(ミラーレス)
というカメラが必要です。

右側に電源スイッチがないカメラを私は使いません。
さっと撮れないからです。
左にあると、左手も使わなければいけませんから。

連写は、LOW(遅めの連写)にしておくと、さっと押せば1枚、押し続けると連写ができます。
また、単焦点レンズ(ズームできないレンズ)を使うのもおすすめです。
ズームがあると迷いもでてきますから。

そして、オートレビュー(各メーカーで呼び名は違います)の設定をしていきましょう。
撮った後に写真をファインダーに表示する設定です。
これがあると、毎回ファインダーから目を離して液晶画面で写真を確認しなくても済みます。

ただ、写真はそんなに確認しません。
さっと撮って現実に戻っていますので。
連写、複数の角度から撮るということで、後で選んでいます。
そうすることで、さらにすばやく撮れるのです。

シャッター音を消せるのも絶大なメリット。
スマホにも無音カメラはありますが、使いにくいことが多く。
カメラは、サイレントモードというものがあり、シャッター音を消し、さっと気兼ねなく撮れます。
(といっても多少の間はありますが)
カシャカシャ気になりますからね。
(カメラでも音を消せないものがあります)

ピントをさっと合わせるのも大事で、シャッターボタンを半押ししながらオートフォーカスできる設定にしておきましょう。
止まっているものはAF-S、動いているものはAF-C(半押している間ピントを合わせる)とモードを変えることも大事です。

モードはひとまずオートで、ぼかしたいならA(Av)、速く動くものならS(Tv)に切り替えると、さっと撮れます。

そして、どこかのボタンに、押すとシングルポイント(1点)のフォーカスになるようにしておきましょう。
オートフォーカスに頼りすぎずにさっとピントを合わせるためです。

ピントに関しては、最短撮影距離をざっくり掴んでおきましょう。
レンズによって、最短でどの距離から撮れるかが決まっています。
30cmのこともあれば、70cmのこともあり。
近くのものが撮れないこともあるのです。

知っておくと、料理や近くのものを、さっとかまえて撮りやすくなります。
料理はとくに、さっと撮ったほうがいいですからね。
もちろん子どもも。

写真をたくさん撮って操作に慣れることも大事。
すばやく撮れるようになれば、写真の手間は減り、その場を楽しめます。

ひとりのときにたくさん写真を撮ってすばやく撮れるよう練習しましょう。



■編集後記
昨日は、朝から徳島へ。
空港からレンタカーでとくしま動物園。
戻ってチェックインして、夕方からライブでした。
ライブ会場までは、3.4km。
行きはランで、帰りは歩いて。

夕食を買うところがなく、ひとりで外で食べるのもなんなので、UberEatsを。

1日1新Kindle『1日1新』
とくしま動物園 (レッサーパンダ あんこ)
徳島空港
徳島ラーメン麺王

■娘(7歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
パパは出張。
朝、眼鏡が見当たらず、娘にも「探してみて」というと、「そういえば、どっかで見たよ」と。
娘の下敷きになっておりました……。
メガネは無事で。
日中は友達の家へ遊びに。
楽しかったようです。
今度ディズニーランドも一緒に行きたいとか。
引率しようかと。

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