「暗い」けど、独立後食べてこれた理由

もともと明るい性格ではなく、今も暗いです。
それでも独立後食べることができています。
今のところ。
それに関連して独立後の考え方について書いてみました。

※ひっそりと仕事中 by Panasonic S1+50mmF1.8

今でも性格は「暗い」

昨日、友人(とあえて書かしていただきます)に、「暗いっすよねー井ノ上さん」「でもそれがらしいですけど」と言われました。
私の音声配信YouTubeのことです。

私もそう思います。
暗いなと。

ただ、本質がそうなのだからしかたありません。
これまで、
・元気よく!
・盛り上がろうよ!
・朝まで飲もうよ!
とか言われても、無理でしたし、今も無理です。

巷のYouTuberのように、明るく元気よくはできません。
「はい!こんにちは!いのうえです!!」とか無理です。
声も低く、顔もかわいいほうではないし。

求人広告の「明るい人」や「明るい職場です!」というのを見るたびに凹んでいました。
全滅した就職試験では、「羽目を外すことはありますか?」と聞かれたことも。
(もちろん、その面接は落ちました)

独立後に通った話し方教室でも、毎回そして最後まで「2オクターブ高く!」と怒られていました。
それでもなんとか最終コンテストで2位でしたけど。

YouTubeだけではなく、セミナーや普段も別に明るくありません。
私と話したことがある方は、そうそう!と、思われているでしょう。

初対面の方に、「怖い顔してましたよね」「嫌われているかと思いました」などと言われたことも。
声が低いからテンションが下がるとも。

ただ、それでも今までなんとか食べてこれています。
独立後は万人受けしなくてもいいからです。

独立後は万人受けしなくてもいい

独立前は、ある意味万人受けが求められます。
明るく元気で付き合いがいいほうが、万人受けするでしょう。
それを求められるでしょうし、そうしないと評価されません。

上司が、明るいタイプが好みであれば、お互いつらいものです。

独立後は、万人受けする必要はありません。
食べていくのに、「万人受け」まで必要ないからです。
特にひとりで仕事をしていく上で「万人受け」してもその仕事をこなせません。

むしろ、万人受けしないほうが、他との違いになります。
欠点を気にしすぎてしまうと、強みも発揮できません。

暗くても、食べていけないことはないのです。
(あくまで今のところですが)

特に、「暗い」をはじめとするキャラ、性格は変えられるものではありません。
逆に「明るい」というキャラが欠点になることもあるでしょう。
少なくとも私は苦手です。

独立後は、万人受けしなくても、少数派でも食べていける可能性があります。
キャラに合わせた戦い方があるからです。

「暗い」場合の戦い方

私は「暗い」という自覚、そして、
・初対面に弱い
・明るさを出せない
・セールストークができない
ということを自覚しています。

ただ、営業ができないと食べていくことはできません。
食べていけるとしても、望む生き方ができない可能性があります。

だからこそ、暗い私は、
・ブログやメルマガなどで自分のことを書く
・商談をしない
・限られた場で話す
・「暗い」ことを隠さず、無理に明るくしない
・明るさ、元気のよさ、体育会系という判断基準の場で戦わない
ということをしているわけです。

自分の強みに合わせて戦い方を選ぶことができるのが独立のメリット。
そして、自分の弱みに合わせて戦い方を選ぶこともできます。

「暗い」という弱みをちゃんと出しておき、変にとりつくろわないことが大事です。
私は文章も明るいとは言えず、テーマも明るいものではありません。
「みんながんばりましょう!」
「やればできます!」
「かんたんです!」
などといった表現もありませんし。

ただ、そういった表現が苦手な方もいらっしゃいますし、それぞれです。
「暗い」ではなく、「落ち着いている」「重みがある」「安心できる」という見方もありますし、そうおっしゃっていただいたことあります。
独立前の大部分の評価は、独立後にリセットしましょう。
いいことは覚えておき、そうでないことは忘れることも大事です。
独立前よりも、独立後の人間関係のほうが重要ですから。

人は誰しも弱みがあるもの。
強みを出すことも大事ですが、弱みもちゃんと出しておきましょう。
弱みをとりつくろい、自分が望まない方向性で食べていくことができてもしかたありませんし、独立した意味がありません。

暗いなら暗いなりの戦い方があります。
私より暗い人もいますし。

 



■編集後記
昨日は、朝にプロフィール写真撮影、その後、カメラ屋、役所でした。

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■娘(4歳9ヶ月)日記→Kindle『娘日記』
ピアノがだいぶ上手に。
レッスン前に宿題をママとやっています。
パパは完全に抜かれました。
音感は、間違いなくパパよりありますし。