マラソン・トライアスロン10年目の私が考える「違い」

マラソンとトライアスロン。
似ているところもあれば違うところもあり、マラソン・トライアスロン10年目何が違うのかを比較してみました。

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※宜野湾のホテルにて Pixel 3

マラソン・トライアスロンをはじめて10年目

2010年にマラソン、トライアスロンをはじめました。
7月にトライアスロン、12月にマラソン(10㎞)です。

それから10年目、フルマラソンは22回、トライアスロンは57回のレースに出ました。

マラソン、トライアスロンの違いを聞かれることも多く、検索していただくことも多いので、改めて比較してみます。

マラソンとトライアスロン、競技としては別物ですが、マラソンの「走る」とトライアスロンの「走る」で共通点があるものです。

 

マラソン・トライアスロンの違い

マラソン、トライアスロンは、次のような違いがあります。
よく比較されるのは、フルマラソン(42.195㎞)とトライアスロン(スイム1.5㎞バイク40㎞ラン10㎞)です。
それぞれもっと長い距離のものはありますが、これら2つが比較されています。
フルマラソンは、4時間、トライアスロンは3時間が、初心者を抜け出す基準といわれるタイムです。

道具

まず、競技種目が違うので、当然、道具が違います。
これは、沖縄国際トライアスロン(スイム1.5㎞バイク40㎞ラン10㎞)の前日。
赤枠のものは、マラソンでも共通して使うことがあるものです。

スイムで使う、ウェットスーツ。

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バイク。

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バイクは専用のシューズも必要です。

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スポーツウォッチは共通で使っています。
トライアスロンで使えるよう、防水で、トライアスロンモードがあるものです。
また、18時間、電池が持ちます。
(最も長いトライアスロンが、15時間や15時間半なので)

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これも共通で使い、重宝しているファイントラック。
汗冷え、汗でシャツがくっつくのを防いでくれます。

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ゼッケンをとめるゼッケンベルトは、トライアスロンで使いだし、マラソンでも使うようになりました。

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ランニングシューズは、トライアスロン用の水はけがよくすぐ履けるものもありますが、私はマラソンと共用しています。

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ラン部分は共通点もありますので、マラソン→トライアスロンと考えている方は、それも想定して道具をそろえるといいでしょう。

準備の手間

上の写真のように、準備の手間は、トライアスロンのほうが数倍大変です。
マラソンのときは気が楽なくらいで。
バイクの持ち運び、配送の手間もあります。
宅配便業界のルール変更により、バイク運送費が上がったのは痛手です。
東京→沖縄だと往復2万円かかります。

参加費

フルマラソンで高いものは、15,000円、12,000円、10,000円などがあり、トライアスロンは、スイム1.5㎞バイク40㎞ラン10㎞なら、横浜の29,000円が最も高くなっています。
3種目あるの絵、いたしかたないところです。

開催場所

マラソンのほうが開催場所は多く、トライアスロンは限られています。
また、海がきれいなトライアスロンは、さらに限られているのです。
マラソンもトライアスロンも抽選があり、トライアスロンのほうが倍率は低いとはいえ、激戦ではあります。

開催時期

マラソンは、主に秋、冬、春。(夏もありますが)
トライアスロンは、スイムの関係絵、主に夏、秋です。
熱い中、競技する機会はトライアスロンのほうが多いでしょう。

練習時間

3種目あるトライアスロンのほうが、練習時間も必要です。

体への負担

3時間のトライアスロン(スイム、バイク、ラン)よりも4時間から5時間のフルマラソンのほうが体への負担は大きいものです。

種目を切り替えるとこによって、負担は減らせます。
(まあ、それでも疲れはしますが)

心への負担

海を泳ぐ、バイクという道具を使うといった点で、心への負担は、トライアスロンのほうが間違いなく大きいものです。
特に海は、今でもプレシャーです。

 

マラソン・トライアスロン、どっちをやるか

上記のような違いがあるマラソン、トライアスロン。
どっちをやったほうがいいか比較してみました。

健康のためならトライアスロン

走り続けるというのは、体への負担も大きい小野です。
3種目、さまざまな個所を使うトライアスロンオのほうがいいでしょう。

メンタルを鍛えるならトライアスロン

これは間違いなくトライアスロンです。
海があることで、また、バイクがあることで、メンタルは鍛えられます。
レース中のトラブルも多いものです。

違いをつくるにはトライアスロン

何か違いをつくる、特色を出すなら、トライアスロンです。
競技人口も少なく、敷居も高いため、違いを出せます。

達成感を味わうならトライアスロン

フルマラソンの達成感も格別ですが、トライアスロンのほうが上です。
スイムが終わったという達成感、バイクが終わったという達成感、ランが終わったという達成感と、そのタイミングで達成感があるからでしょう。

お金をかけないならマラソン

お金がかかるのが、トライアスロンのネックの1つです。
だいたい60万円くらいかかります。
トライアスロンを始めるにはいくら必要か。初期費用は60万円。 | EX-IT

マラソンだと、シューズとTシャツ、短パンがあれば十分です。
(もちろん、こだわったらいろいろありますが)

時間がないならトライアスロン

「時間がない、それでもどちらかやりたい」なら、トライアスロンがおすすめです。
トライアスロンは、より多くの時間が必要となります。
圧縮しないと時間はいつまでたってもつくれません。
時間の負荷をかける意味で、トライアスロンをやってみるのいいでしょう。

 

一生に一度でもやってみたいならマラソン・トライアスロン

トライアスロンをすすめる記事になってしまいましたが、何よりも大事なのは、一生に一度やってみたいなら、どちらであってもやってみることです。
「今は無理」と思っていても、その状況はそうそう変わりませんので。
これはマラソン・トライアスロン以外にもいえることですが。

 

 


■編集後記

昨日は、家族で沖縄へ。
那覇空港でレンタカーを借り(かなりの混雑で1時間ほど待ちましたが・・)、ホテル方面へ。
北谷でランチをしてホテルに行き、私は那覇のホテルでのトライアスロンの受付・説明会に行ってきました。
今シーズン初戦、いいレースを目指します。
泊大橋というアップダウンのある橋を5往復するバイクが意外とつらそうです。IMG_20190525_161321

■昨日の「1日1新」

ジェッタバーガー
那覇タイムズレンタカー
新橋経由で空港へ
沖縄国際トライアスロン受付

■昨日の娘日記

車嫌いの娘、レンタカーが好きな青だったことにご機嫌で、「パパ、青だったねー」と。
車の中で多少大丈夫でした。
「お・り・るー!」とやっぱり叫びだしますが。
ホテルのプールも抵抗があり、服を着て水に入るのが嫌みたいでした。
一方で、水用おむつのデザイン(人魚)を気に入り、それをずっとはきたい!とも。