物事を継続するには、拙くても続けることが大事だと考えています。
「拙速」ならぬ「拙継」(拙くても続けた方がいい)です。
好きな言葉『兵は拙速を尊ぶ』
私の好きな言葉に、『兵は拙速を尊ぶ』というものがあります。
高校生くらいに知り、それ以来心がけていることです。
『兵は拙速を尊ぶ』は、孫子の兵法にでてくる言葉で、”多少まずくても、相手より速く行動・攻撃する”という意味があります。
(三国志でも、『兵は神速を尊ぶ(貴ぶ)』という言葉がでてきます。)
『拙速』を仕事・人生におきかえると、「まず行動する」といえるでしょう。
拙くても続けること
拙速を元に、私が思いついたのが、『拙継』です。
(とりあえず、Googleの検索にも出てこないし、変換もできません)
「拙くても地道に続ける」ことを意味し、継続について考えるときに、この言葉を思い浮かべています。
このブログは今日で2,471日目であり、まさに「拙継」でやってきました。
続けていたからこそ、出た成果もありますし、すこーしだけ上達もしてきたつもりです。
センスがあれば、続けなくてもうまくなるでしょう。
私のようにセンスがあるともいえないければ、続けるしか道はありません。
これは、私が継続していることすべてにいえます。
・税理士業(簿記が苦手で嫌いだったけど、まあなんとかできる程度に(^^;))
・PC、Excel(何もわからなく誰も教えてくれなかったけど毎日さわってたら、好きになった)
・トライアスロン(海が怖くて泳げなかったけど、完走できるようになった)
など、継続したからこそできたことは多いです。
今後もこれらは拙継していきます。
ブログで言うと、写真も『拙継』しているものです。
写真はセンスや技術の差が出ます。
恥ずかしくてとても出せるものではありません。
ただ、出さないとうまくならないし、とり続けないとうまくなりません。
ブログには、自分が撮った写真又は自分が作った図のみを載せるルールです。
これも写真の拙継をするためにやっています。
写真のうまい友人に、「上達しましたね〜」といってもらいました。
「昔はひどかった・・・」とも(T_T)
まだまだですが、一定の効果は出ているのかもしれません。
ただし、「考える、考える、考える」
先日、継続に関して、友人とFacebookメッセージでやりとりしたことがありました。
「質のともわない継続は意味があるのか」というテーマです。
確かに、単に「続けるだけ」ではダメでしょう。
考えに考えることが大事です。
・これでいいのかと突き詰めて考える
・他の人はどうしているかを観察する
・やり方を学ぶ
などが欠かせません。
「拙くても続ける」というより、「拙くても考えながら続ける」というのがふさわしいでしょう。
まとめ
継続は間違いなく自信につながります。
続けられたもの・続けられているものが増えていくと自分の思考や行動の軸ともなるのでおすすめです。
継続とは、自分のレベルをコンマ1でも上げていくものだと考えています。
考えすぎていて動けない、継続しないことを気にする、人を気にして継続できないということはやめて、『拙継』(拙くても考えながら続ける)をやってみましょう。
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