セミナー自主開催 リアル・オンラインの難しさと乗り越え方

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セミナー自主開催は、それなりの難しさがあります。
(ちまたの「誰でもセミナー!」って感じではないかなーと)
リアル、オンラインそれぞれの難しさと乗り越え方をまとめてみました。

※セミナー会場にてリハ中 by Sony α1+70-200mmF2.8Ⅱ

リアルセミナー開催の難しさと乗り越え方

リアルセミナー開催では、
・セミナー会場探し、予約、手続き
・会場案内
・会場の机、椅子の設置
・資料の準備、配布
・プロジェクター、ディスプレイの準備
・当日の受付
・「人前」で話す
・収録する場合の準備
・セミナー終了時の片付け
・会場のレンタル終了時間を守る
などといった壁があり、それぞれこう乗り越えています。

セミナー会場探しは、スペイシー。
インスタベース、スペースマーケットもありますが、だいたい同じです。
ちょっとだけ使いやすいのがスペイシー。
予約、決済までできます。

すぐ予約できないところは選びません。
手間がかかるので。
ましてや電話予約は……。
会場の説明は話半分で見ておきましょう。
広いように写真を撮ることはかんたんです。
定員もだいたい多め。
3人がけ+補助椅子を定員にしていることもあります。
30分だけ借りて下見するのがベターです。

借りる予約時間帯は、多めにしておきましょう。
開始前1時間、終了後30分はあったほうがいいです。
落ち着いて準備をし、セミナーが終わってあわてて片付け・撤収しなくていいように。
机、椅子の準備もできます。

プロジェクターよりもディスプレイのほうが設定はかんたんです。
ディスプレイがあれば使いますが、その場合もHDMIケーブルは持っていきます。
ケーブルが短かったり、古かったりしますjので。
プロジェクターの場合も、自分のものを持っていきます。
会場のプロジェクターは信頼できませんから。

リアルセミナーを収録しようとすると、カメラ、マイクの設置の手間がそれなりにかかります。
これは、カメラマン業やオンラインセミナー、YouTubeでその収録スキルを培っているのでなんとか。
オンラインセミナーの収録よりも敷居が高いのは事実です。

資料を配るかどうか。
私は必要であれば配ります。
Excelやプログラミング、ブログのセミナーであれば。

当日の受付は、事前お申し込み、決済なのでなし。
把握できるくらいの人数でしか開催しませんし。

そして、「人前」で話すということ。
オンラインセミナーだと、カメラの前で話せばいいので、リアルならでは。
話しやすいと感じる方もいらっしゃるでしょうし、緊張するという方もいらっしゃるでしょう。

私は、オンラインよりも話しやすいとは思いますが、どちらにしても、場づくりにはこだわっています。
自分のメディアからお申し込みいただくようにしていると、話しやすいのです。
ホーム・アウェイでいえば、ホームなので。
緊張というものは、ホームだとしません。
(その他工夫をしたこともありますが)

一方、オンラインセミナーです。

オンラインセミナー開催の難しさと乗り越え方

オンラインセミナーでは、
・設備を整える必要がある
・場所の確保
・オンラインならではのトラブル
・参加者の方の顔が見えない状況で話す
・画面共有
・実践時のサポート
・資料を配ることができない
・リアルセミナーよりも価値を感じていただきにくい
などといった壁があります。

オンラインはなんといっても設備。
パソコンのカメラ、マイク、ネット、Zoomがあればいいという考え方もありますが、映像、音の工夫はできます。
これはYouTubeでもいろいろ試してきて、今の設備にたどり着きました。

そのオンラインセミナーの場所はどうするか。
自宅の一室か、オフィスか。
いずれにせよ、背景をどうするかも1つの問題です。
バーチャル背景を使えば、解決しますが、私は使わない主義です。

オンラインならではのトラブルもあります。
ネット回線がつながらない、遅い、カメラの調子が悪い、マイク、スピーカーの調子が悪いなど。
リアルセミナーよりもいITトラブルは多めです。
まあ、これは、専門なのでなんとか。
複数の選択肢を準備しておくのも大事です。

オンラインセミナーで、参加者の方の顔を出していただく(カメラをオンにしていただく)こともできます。
私は、負担に感じてしまうので、それを求めていません。
自分が参加する側だと嫌なので。
となると、参加者の方の顔が見えない状態で話す必要があります。
カメラに向かって。
これは、YouTubeも含めてひたすら鍛えました。
カメラ目線、そして、反応がない中でひたすら話すことを続けましょう。

オンラインセミナーでは、画面共有でスライドやこちらの画面を見せることができます。
パワポ、パソコンの操作など。
基本的には、リアルセミナーでプロジェクターやディスプレイに映し出すことと同じなのですが、ちょっとしたコツもあります。
もう1つディスプレイがあると便利です。

セミナーで実践していただきながらの場合、オンラインだと、参加者の方に画面共有していただくという方法でサポートできます。
ただ、リアルセミナーのように、そばに駆け寄ってパソコンの画面を見せていただくことと比べると、難易度は上がります。
私は、参加人数を減らすという方法で対処してきました。
オンラインでもExcel、プログラミング、ブログといったセミナーを開催しています。

オンラインセミナーでは、その場で手元の資料を配布するということはなかなか難しいです。
データならできますが。
もしリアルセミナーで資料を配布するなら、このあたりも考える必要はあるでしょう。
私は、その場合にも事前にお送りするようにしています。
ただ、その機会は、ブログセミナーくらいです。

そして、リアルセミナーに比べると、オンラインセミナーの価値はどうか。
いかに技術が進歩して、今後VRでオンラインセミナーができるようになるとしても、リアルの「目の前で話す」「場の雰囲気」「熱量」には及ばないでしょう。
・一度は会ったことがある上でオンライン
・遠方で参加に時間とお金がかかる
といった状況だと、その価値はまた変わってきますが、オンラインならでの価値、リアルにかなわない分をどう補っていくかを考えていきましょう。
この3年ちょっとは、それをやってきました。

それぞれの難しさがあるのですが、リアルとオンライン、今開催するならどちらか?
考えてみました。

今、開催するならリアルかオンラインか

今、セミナーを開催するなら、まずオンラインでしょうね。
それぞれ難しさはありますが、作品をつくるということを重視してもいいかと。

リアルであれば、オンラインであれ、
・1つのテーマで自分の知識・スキルを整理
・値付けし、告知する
・アウトプットする
といった流れは同じです。

セミナーの場合、共通して大きな壁があります。
それは、「参加していただかなければ開催できない」ということ。

そのリスクはいつまでもあり、セミナーをそれなりに開催してきている中で、私も参加者ゼロということはあります。
リアルセミナーで参加者ゼロだと、会場の予約の手間、コストが回収できません。
それが怖くてセミナーができないということになってしまいます。

オンラインセミナーのほうがその敷居は低いかと。
場所を選ばないというのもメリットです。
人口が多くなくてもできますから。

そしてご参加いただけるかどうかにかかわらず、その内容を収録して動画教材をつくっておくと、作品を増やせます。
動画販売をするということです。
動画教材→セミナーという流れもありますし、動画教材のみ(セミナーではなく好きなときに学びたいというニーズ)というケースもあります。

オンラインセミナーという市場がある今こそ、オンラインからはじめてみましょう。
「人前」で緊張するということもありません。
まずは、カメラに向かって話すスキルを身につけておきましょう。

もちろん、リアルセミナーも併用してもかまいません。
どちらもできておくと、講演(他からの依頼)にも対応できます。

・1つのテーマで自分の知識・スキルを整理
・アウトプットする
というのは最高の鍛錬になるものです。
それでいて火力(単価)を上げやすいという特徴もありますので。

セミナーをやっている人が少ないというのも大きなメリットです。
かんたんじゃないですから。
セミナーを自主開催しているだけで、強みになり得ます。



■編集後記
昨日は、朝、娘と出かけ、午後はリアルでひとり税理士の仕事術セミナーを開催しました。
懇親会は、スマホで注文、決済できるところへ。
便利です。

懇親会後帰宅してマリオワンダー→ブログを。
ブログは途中だったので。

1日1新Kindle『1日1新』
汐留横丁
ベルボン UTC-63ⅡACを使用

■娘(6歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
朝は、公園へ。
学校でクリスマスリースをつくるということで、まつぼっくりとどんぐりが必要だったので。
パパは半袖で出てきてしまい、寒かったのですが、なんとか集められました。
午後はママと整体・トレーニングへ、パパはセミナー開催へ。

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