トマトが好きか嫌いか、火が通っていれば好きか、ちゃんと伝えているか。自分の仕事の伝え方。

仕事の依頼を受けるときに、事前にどのくらい伝わっているかが大事です。
トマトの事例で考えてみます。

EX-IT_No-02

仕事のミスマッチは自分のせい

独立して仕事をするようになると、仕事をとるのも仕事です。
どんな仕事をやるかで、独立後の人生が変わります。
やりたい仕事なのか
得意な仕事なのか
貢献できる仕事なのか。

それとも
やりたいくない仕事なのか
苦手な仕事なのか
貢献できない仕事なのか。

独立当初、「なんでこの仕事が来るんだろう・・・」と悩んでいました。
自分の思うような仕事は来なかったからです。

そのときは、「ちぇっ!」と思っていましたが、後々考えると自分のせいでした。
仕事のミスマッチは自分の打ち出し方が悪いからです。
そうでないとしても、そう考えたほうが、改善できます。

「なんで辞めるんだろう」と辞めていく人のせいにしている経営者のごとく、「なんで変な仕事が来るんだろう」と思ってはいけません。
人が辞めるのは会社のせい、社長のせいもあります。
同様に、変な仕事がくるのも自分のせいです。

そのために自分の仕事を伝えなければいけません。
細かく丁寧に何度もです。

トマトに火が通っているかで変わってくる

自分のやりたい仕事って、ピンポイントで微妙なさじ加減ではないでしょうか。
それを伝えなければいけません。
人の好みは微妙なもので、ちょっとしたことが変わります。
仕事には、人という要素もあり、
・いい仕事だけど、苦手な人からくる
というものもあるはずです。

人と仕事、2つの要素がからみあっているので、より複雑かつ繊細になります。

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食べ物の好き嫌いのように。

たとえば、トマト。
トマトに火が通っているかどうかで好き嫌いが変わるものです。
火が通ってればOK
小さかったらOK
ケチャップはOK
トマトジュースはNG
など様々です。

その微妙な好き嫌い、好みを、どう伝えるか。
仕事でも大事です。

「トマトが好きです!」と書いてあるけど、実は火が通っていないとダメというケースもあるのではないでしょうか。
そんなときは、「トマトが好きです!承ります」ではなく、「火が通っているトマトを承ります」と伝えなければいけません。

どう調理してもトマトはだめなのに、「トマトも受け付けますよ」と書いているケースも少なくありません。
そう書いてあれば、トマトも来てしまいます。

ちなみに、私は、トマトはどう調理してもOKですが、ほかのものはいろいろめんどくさい好みがあります。

・大根は好きですが、漬けたら(漬物)はダメ。
・ブドウは好きですが、干したら(レーズン)はダメ
・白菜は好きですが、赤く辛く(キムチ)はダメ
・豆は好きですが、腐らしたら(納豆)ダメ
・カシスは好きですが、梅干しはダメ
・バジル、パクチーは好きですが、しそはダメ(自分としては全然違うのですが、よくわからんと言われる多いです)

他にも、
・海外サッカー(チャンピオンズリーグ、リーガエスパニョーラ、EUROなど)は好きだけど、国内・日本代表は興味がない
・税金、経理の仕事は好きだけど、レシート入力は嫌い・やらない
・トライアスロンをやるのは好きだけど、見るのはそうでもない
・マラソンはやるけど、箱根駅伝はまったく見ない
ってのもあります。

自分の仕事をどう伝えるか

こういった微妙な好みを伝えるために次のようなことをしています。
今だとご依頼いただく仕事は、ほぼ100%ずれがありません。

メニューを絞る

好みではないメニューはなくせば、依頼が来ません。
私もなくしてきたメニューはやまほどあります。
前提として、メニューをつくっていないと、この方法は使えませんので、メニューをまず作りましょう。

メニューには、いろいろと書いているつもりです。
過去の失敗、成功を踏まえて、日々ちょっとずつ変えています。
微妙な好みを伝えるために。

自分で好みの仕事をつくることができるのは、独立後のメリットの1つです。
トマトに例えるなら塩加減、火加減、産地など好きに選べます。

事前に伝える

仕事の依頼を受ける前に、仕事を伝えなければいけません。
となると、事前に伝える工夫が必要です。
そのためにネット(ブログ、HP等)経由で仕事を受ける、ネット経由でしか受けないようにしています。
お互いのミスマッチをできる限り防ぐためです。
ご紹介いただく場合も、「ネットを見ていただいてお気に召せば」」という流れにしています。

いわばこっそり眺めていただいて、判断していただいてのほうがいいと思うのです。
今でも「ブログ始めたころから見てたんですが」「5年前から毎日読んでました」といううれしいお言葉をいただけます。

一方で、「ひさしぶりにブログ見ました」「検索したら出てきました」という声も。
ネットに居続けることも大事です。

じゃあ、ネットを見ない人だとどうするか?とよく聞かれますが、そこは割り切っています。
ネットを見るような方とのみ仕事をするという割り切りです。

文章で書く

自分の仕事を伝えるときに、きれいな言葉だけで伝えるのも無理があります。
セールスレターのように宣伝ぽくもなりますし。

文章で書いて伝えたほうが、より具体的に心情もこめることができます。
かつ、ひたすら書いていれば、ボロも出ます。
究極的にはそのボロに、微妙なさし加減が含まれていると思うのです。
ボロも含めて自然体で依頼していただければほうが、ずれはなくなります。
だからこそ、まとまった文章が、仕事を伝える手段としておすすめなわけです。

そして、自分で書かなければ意味がありません。
外注してしまうと、嫌いなものまで書かれてしまいます。
トマト大好きです!って。


【編集後記】

昨日は、午前中にExcel本が仕上がりました。
といっても、これからチェックがありますので、発売はもうちょっと先です。
次の本にとりかかります。

午後は、セミナーへ参加。
帰りは電車が止まっていてなんとか迂回しながら帰宅しました。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」
渋谷 The Cream of the Crop Coffee 渋谷

THE THEATRE TABLE/

【昨日の娘日記】
マジックテープでくっついていてはがせる野菜がお気に入りで、買ってみました。 本来は包丁で切るようにして遊べるのですが、今はびりびりと両手ではがして遊んでいます。 くっつけることがまだできず、はがしたら「くっつけて」と持ってくる感じです。 自分でくっつけられればひとりで遊べるようになるでしょうね。
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■井ノ上陽一のプロフィール
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井ノ上陽一のVALU
■著書
【監修】十人十色の「ひとり税理士」という生き方
ひとり税理士のIT仕事術―ITに強くなれば、ひとり税理士の真価を発揮できる!!
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毎日定時で帰っても給料が上がる時間のつかい方をお金のプロに聞いてみた!
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