時間はストックを意識、お金はフローを意識

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フローとストックという概念があります。
一般的には時間がフロー、お金がストックのイメージがありますが、私は時間がストック、お金がフローで考えています。
StockFlow

 

フローとストック

フローは「流れ」を意味し、川に例えられ、ストックは「蓄積」を意味し、ダムに例えれることが多いです。
フローは入ってくるものと、出て行くものがあり、その繰り返しがストックになります。

※会計に例えると、損益計算書(P/L)はフロー、貸借対照表(B/S)はストックです。

ものごとは、このフローとストックから成り立っており、時間とお金も例外ではありません。

時間とお金、それぞれについてフローを意識するか、ストックを意識するかは人それぞれだと思います。

 

 

時間はフロー?ストック?

時間は「流れる」「過ぎ去る」という表現があるように、フローを意識することが多いかもしれません。
確かに「今ながれいる時間」を大事にするというフロー的な考え方もあるでしょう。

ただ、私はどちらかというと時間をストックで考えています。

将来にわたってストック(蓄積)されているのかというものです。
・新しいことをやってみる
・将来のために時間を使う
そして、トライして失敗してみる
こういったことが時間のストックになります。

成功か失敗は関係ありません。
(犯罪やケガなど致命的なものを除いて)
「やってみる」ことが時間をストック的につかうことになるでしょう。

時間は勝手に過ぎ去っていきます。
うだうだできない理由を並べるよりも、ちょっとでもやってみるのがストック的考え方です。

もっとくだけた表現にすると、将来にわたってネタになるような時間の使い方ができているか?を自問自答しています。

 

 

お金はフロー?ストック?

一方、お金はどうでしょうか?

ストックできればこしたことはありません。
ただ、ストックできたからといって、それを有効に使えるかどうかは別問題です。
利息で食べていけるほどの金利もありません。

もちろんストックとしてのお金の残高は定期的に観測しておくべきですが、私は、どちらかというとフロー、お金の流れをよくすることを意識しています。
一時的にどかんと臨時収入があったり、収入がぐんとのびても、お金は使い方が難しいのです。
稼ぎはふえても、お金が残らないというケースはよく見受けられます。

どうやって収入をえるか、どう使うかの判断力は常に磨いておかなければいけません。
理想は、いい収入の得方をして、いい使い方ができ、その結果お金が自然とたまっていく状態です。
(残念ながら、その域には達していませんが)

フローを重視して、
・複数の収入を体験する
・自分の信念にあった収入を得るようにする
・いろんなお金の使い方をテストする
といったことを試しています。

文字通り「流れ」をよくしたいのです。

これは自分で事業をやる方には特に当てはまるかもしれません。
収入を得て、さらに事業のための投資をして、さらに収入を得るという流れがうまくいけば、ストックは最低限でいいと思うのです。
事業のための投資とは、読書や勉強もあてはまります。

起業を目指している方が、「お金をためて起業する」というケースがあります。
起業時にお金はあるにこしたことはありませんが、どうやってお金をいただくか?それを何に使うか?といったフローを作る方が先でしょう。
お金は調達したり借りたりすることができますからね。
フローを作るのは、起業する本人しかできません。

 

ーーーまとめーーー
時間でストックを意識、お金でフローを意識、さらにどちらを意識しているかというと、やはり時間です。
お金は臨時収入がありますが、時間は臨時収入がないですからね。

 





【編集後記】
事務所近くのスタバが撤退した後、ようやく新しいカフェが入るようです。
オープンはまだまだ先ですが、楽しみにしています。
まあ、普通に事務所で仕事をすればいいんですけどね^^;
気分転換は大事です。

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