9人以下限定の裏メニュー[住民税年2回納付]を活用しよう

そろそろ今年の住民税の納付書が届く頃です。
法人でこの住民税を支払う場合、かなりめんどくさく、効率化には限界があります。
それでも年2回納付(通常は12回。毎月)にしておくとずいぶんと楽になります。
住民税

天引きして会社で住民税を納付

住民税の納付には、2つの方法があります。
1つは、個人で納付する方法。通常6月、8月、11月、1月の年4回払いです。
もう1つは、会社で納付する方法。通常、6月〜翌年5月まで年12回、毎月払います。

本来は、会社で、給料から天引きして支払うのが原則ですが、個人で納付しているケースも多いです。

他の税金と違って効率化できない。。。

税金は、ほとんどの場合、ネットバンクで納税することができます。

所得税、法人税、消費税、源泉所得税は国税(国の税金)ですので、すべての会社でネットバンクが利用可能です。
(所定の手続きが必要です)

法人の地方税(都道府県民税、市区町村民税)は、各自治体が対応していれば、ネットバンクで納税できます。

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ところが、法人が各社員から預かる住民税は、原則ネットバンク納付ができません。
(対応しているのは、大阪市や仙台市、横浜市ほかわずか数カ所です。東京23区は不可です)

法人のネットバンクでプランを変更すればネットバンク納付ができるようになりますが、多くの銀行では、初期費用で26,250円、月額で3,150円、さらに振込手数料がかかります。
大規模になればプラン変更も考えるべきでしょうが、現実的には、金融機関・郵便局に行くことになるでしょう。

毎月納税するのに毎月金融機関等にいくのは、かなりの時間のロスです。
誰かにいってもらうのならばまだしも、社長自身が行くならなおさらでしょう。

年2回納付は裏メニュー

負担をできるだけ減らすためには、毎月ではなく、年2回納付の手続きをする方法があります。
私も、銀行に行くのがめんどくさいので、この手続きをしています。
(年2回でも憂鬱です。。。)

○条件

年2回納付には条件があります。

1 給与を支給する人数が常時9人以下であること
2 申請書を提出すること

上記の条件をみたせば、
6月から11月分→12月10日
12月から5月分→6月10日
の年2回納付で済みます。

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○手続き

ただし、手続きもめんどくさいです。

年2回納付は役所側からすると税収が先送りになるからか、裏メニューのような扱いになっています。
住民税の納付のしおりにも、HPにも書いてあるところは少ないです。

東京だと、新宿区、江戸川区などは、HPに記載があり、申請書もダウンロードできます。
その申請書をダウンロードして郵送すれば、手続き完了です。
(電子申請はできません。。。)

手続きは、平成25年度分の最初の納付期限(7月10日まで)にできれば大丈夫です。
(個人納付から会社納付に切り替える場合は6月30日まで)
ただ、早めにやっておくことにこしたことはないでしょう。

○HPからダウンロードできない場合

HPからダウンロードできない場合(こちらの方が圧倒的に多いです)は、電話して、申請書を取り寄せる必要があります。

「住民税特別徴収の納期の特例を申請したいのですが」といえば快く(たぶん)対応してくれます。

例年、新規のお客様で該当する場合、この手続きをやっています。

今回は、4件あり、HPからダウンロードできたのは1件でした。
他の3件は、お問い合わせ窓口やメールで取り寄せました。

税務署はメールやお問い合わせがNGですが、区役所、市役所は結構融通が利きます。
(税務署もメール対応を受け付けてほしいものです。)

メールには、「PDFでも郵送でもかまいません」と書くのですが、HPからダウンロードできないところはたいてい郵送ですね。
PDFは不可だそうです。。。

この辺は役所により対応が違いますね。

年2回納付にしたい場合は、ぜひやってみましょう。
ただし、給与支払者が10人以上になると、特例取り消しの手続きをしなければいけません。
最大9カ所に手続きをしなければいけないので、そのときも結構大変です。

また、年2回にまとめると、納付の金額も大きくなります。
期限も忘れがちですので、資金および期限の管理もきっちりやっておきましょう。

私は今日銀行に用事があるので、6月10日納付分を支払ってしまいます。





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【編集後記】
先日、セミナーに来てくださった方が、トライアスロンに興味があり、懇親会でも、その魅力を伝えました。
その後、早速バイクも購入されたそうです。
9月に同じ大会に出る予定で、今から楽しみにしています。