集中連載「鉄人への道」Vol.05 いよいよスタート!リタイアすれすれのスイム3.8km

2013年6月23日、フルのトライアスロン(五島長崎国際トライアスロン。バラモンキング。スイム3.8km、バイク180.2km、ラン42.195km)に挑戦し、無事完走できました。
備忘録と、今後トライアスロンに挑戦される方へ、「鉄人への道」を連載していきます。
第5回は、スタートからスイム3.8kmまでの話です。
(である調で書きます)

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3時起きでバス移動

レース当日は3時起き。前日は22時頃に寝たが1時くらいに一度目が覚めた。

起きてシャワーを浴び、トイレをすませ、OS-1(経口補水液)を飲む。
3時半から、ホテルで朝食。
特別に早い時間から準備してくれるのは本当にありがたい。

チームメイトと談笑しながら食べる。
メニューも、レース向けでおにぎり(食べ放題)に味噌汁、バナナなど。
おにぎりを3つ、バナナを1つ食べた後、レース用におにぎりを2つもらい、自分で持ってきたもちをレンジで温めた。

もちは、『非常識マラソンマネジメント』で知ったフルマラソンの時にやる作戦。非常に腹持ちがいい。
今回も7つ作り、スタートまでにもぐもぐと5つくらい食べた。

部屋に戻って4時。4時30分にホテルを出る約束をチームメイトとしている。
準備は前の晩のうちにやっているため、トイレを済ませて、日課のブログをさくっと更新した。
レースが終わるのは22時。終わってからでは更新できないからだ。

4時半にホテルを出て、バス乗り場へ。
荷物は、ウェットスーツなどがスイム用品が入った袋、シューズ、メットなどバイク用品が入った袋、バイクに積む補給食が入った袋の3つ。
結構大荷物。

■すでに預けているもの
バイク(ボトルつき)


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------※この記事は、投稿日現在の状況、心境、法律に基づいて書いています。---------

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ランバッグ
・ランニングシューズ
・帽子
・テーピング
・ワセリン
・ウィダーインゼリー
・日焼けどめ(スプレー)
・ロキソニン
・アミノダイレクト
・ベスパ(補給食)

■当日着たもの
・バイクジャージ(バイク用の半袖シャツ、スイムからウェットスーツの下に着ておきバイクで使う)
バイクで使うクエン酸チャージ(粉末)、アミノダイレクトなどをしこんでおく。残りは会場で
・トライウェアパンツ(トライアスロン用のウェアのパンツ)
ランで使うロキソニン、ガスター10(胃薬)、カフェインジェル、アミノダイレクト、コンタクト予備をしこんでおく
・アンダーウェア(汗冷え対策)
・ガーミン(GPSウォッチ)
・ガーミン心拍計
・ビーサン
・カーフガード(ふくらはぎ保護)

■スイム用バッグ
・スイムキャップ
・ウェットスーツ
・ワセリン
・日焼けどめ(クリーム)
・ゴーグル
・くもりどめ
・予備ゴーグル
・酔い止め薬

■バイク用バッグ
・ゼッケンベルト(ゼッケン装着済み)
・バイクパンツ(重ねてはく)
・バイク用クリーム(お尻対策)
・ヘルメット
・サングラス
・バイクシューズ
・バイクグローブ
・ソックス
・アームカバー
・水(飲む用、洗う用)
・タオル
・ネッククーラー

■その他補給食用バッグ

・ビニールテープ(ボトル固定用、ペース表固定用)
・ペース表
・バイクボトル用水
・ここでジョミ(はちみつ)
・アミノバイタル
・ジェルフリスク(ジェル7本入り)
・ウエストポーチ
・ワッフル
・ウィダーインゼリー
・スポーツようかん
・おにぎり(2つに割ってアルミホイルで巻く)
・ベスパハイパー(小さいベスパ)
・炎熱サプリ
・マドレーヌ
・チーズワッフル

毎回思うが、かなり荷物は多い。
みんな、忘れずに持ってくるのがすごい。

4時45分にバス乗り場へ。
すでに列ができていて、1便には乗れなかった。
しかたなく、座ってチームメイトと談笑(馬鹿話(^^))
チームで来ると、こういうとき助かるし、楽しい。

そのとき、「あ、ひげそってくるの忘れた」と私がいうと、チームメイトが、「それ、どうでもいいレベルじゃないですか」と(^_^;)
確かにその通り。気にしないようにした。
というか、朝きれいにそっても22時には、そこそこひげはえてくるし。

5時前にようやくバスに乗れた。
バスは満員で、私たちは補助席。
チームメイトは2人ほど次のバスになってしまった。

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バスの中は何をするのでもなく、ときどき話しながらじっとしていた。
レースのある五島はこの位置。
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バスに乗ったのは、ホテル近くのA地点。
B地点まで、30分ほどかかる。
B地点でスイム、B地点から島をぐるりと回って、A地点に戻り、A地点付近をランしてゴールとなる。
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レースの準備

5時半頃バス到着。
スタートは7時。スイムのウォームアップは6時半開始。準備時間は1時間ほどしかない。
今考えると、バスの1便に乗りたかったところだった。

天候は曇り。カンカン照りにならなくてよかった。
まあ、途中から結構な大雨だったが。。。

計測用のバンドをもらって左足首に付ける。
その後、腕に番号をペンで書いてもらう。
番号は428。

まずは、バイクバッグの中を確認して、自分の番号にかける。
スイムが終わったら、そのバッグをとって、テントの中で着替えるのだ。

その後、バイクの元へ。
昨日預けたバイクがラックにかけてある。
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タイヤやその他のパーツをチェック。
バイクに取り付けたボックスに、食べ物を詰め込む。
意外と小さく入らないが、ワッフル、チーズドッグ、炎熱サプリ、ようかんなどを詰め込んだ。
食べ物は、袋をあけて、アルミホイルで包む。
前回はラップにしていたが、チームメイトの話だとアルミの方が取り外しやすいとのことだったので、アルミにしてみた。
確かにアルミの方がいい。
その他、ペスパ(アミノ酸、はちみつ)の小さくて強力なやつを2つ忍ばせた。

食料は、バイクジャージの後ろポケットにも。
おにぎりなどちょっと大きめのものはこっちにいれた。
通常はトライウェア(トライアスロン用ウェア)でスイム、バイク、ランをやるが、今回は、スイム、バイクをバイクジャージ、ランをトライウェアにした。バイクジャージは半袖(トライウェアはノースリーブ)で、ポケットも多いのだ。
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さらに今回はウェストポーチも使った。
それほど重くならないし、より多くの食料を積める。ここには粉末、予備の補給食、ジェルなどを入れて、バイクバッグへ。
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ペース表をビニルテープでつけ、ボトルに水とアミノバイタル2本、ここでジョミ(はちみつ)5本を入れた。

悩んだのがスペシャルニーズバッグというもの。
この袋にいれて預けておくと、バイクの89km又は140km地点、ランの21km、34km地点で食料や衣類を受け取れるのだ。
私はバイクのみ利用した。
入れたのは、ウィダーインゼリー、ういろう、スナック、ジェルブラスト(グミ)などだ。
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チームメイトは、ランのスペシャルニーズバッグにうさぎの帽子を入れていた(^^)/

スイムウォームアップ

準備も終わり、念のためトイレ(大)へ。
しばらく並んで済ませ、チームメイトと合流。ウェットスーツを着始める。
予備のゴーグルもウェットスーツに忍ばせて、ワセリンを塗って準備完了。
ワセリンはすれを防止するために首、袖の部分、足首あたりに塗る。

いらない荷物、ビーサンを袋に入れて、スペシャルニーズバッグとともに預けた。

6時30分、スイムのウォームアップが始まる。
ここで水に入っておき、ある程度泳いでおく。

・・・なんかおかしい・・・
3.8kmというプレッシャーのためか、心臓がバクバクいいだした。
普段、人前で話そうが、商談だろうが、緊張しないたちなのだが、スイムだけはダメらしい。
落ち着かせながら、泳ぐがイマイチ体がうまく動かない。

チームメイトと談笑するも、まだまだ落ち着かない感じ。
まずいなぁと思いつつ、スタートの時間がせまってきた。

3.8kmのスイムの制限時間は、2時間20分。ただし、バイクスタートの制限時間はその5分後なので、実質的には2時間15分くらいでスイムを終えないと厳しい(スイム→バイクの着替え・準備に5分ちょっとかかるため)。
予想タイムは、1時間55分。
1周1.9kmを2周するので、1周では55分くらい。2周目はタイムが落ちることを考えると1時間55分くらいだろう。

ただし、ルールとして1周時点で1時間5分かかると、強制的に2周目はスキップになる。
バイク、ランへすすめるのだ。
1時間5分かからない場合でも1周して自分の判断で、スキップすることができる。
スイムが苦手な私としては悩む判断だ。

仮に1時間で1周が終わり、2周目を時間内にクリアできなければその時点でレースは終了。
スキップか、クリアを目指すかの判断を1周目終わりにしなければいけないのだ。

スキップすると1時間弱の時間をうみ、トータル15時間での完走が楽になる。
でも、本当の意味での完走ではない。
とはいえ、無理して完走を狙ってスイムでリタイアしたら、残り13時間はひまになる。

1周終わってから考えようと思っていた。

いよいよスタート!

スタートは、陸から50mほどいったところから。
プカプカ浮きながら、スタートを待ち、合図とともにスタートする。

このスタート方法はあまり好きではない。。。
次々に選手がスタート地点へ向かう中、ほぼ最後尾でようやく向かった。

スイムはバトルに巻き込まれるとつらい。
けられる、たたかれる、ときはゴーグルが外れることになる。
スイムが苦手な私としては、普通に泳いでいても遅いのに、バトルなんてとんでもない。

通常は年代別、スイムタイム別にウェーブスタート(時間をおいてスタート)するが、ロングのレースは、一斉スタート。
これ幸いにと、一番後ろにいた。
これなら、後ろから激突されることもない。

悪夢ふたたび

緊張を紛らわすために近くの選手と話す。
逆もあり、話しかけられることもある。

そうしているうちに、レーススタート。
ゆっくりと落ち着いてスタートできた。
心臓バクバクもおさまっている。

・・・100mすすんだところで、やはり息苦しくなってきた。
このパターンははじめてだ。
バトルもなく、単独で泳いでいたのが、逆によくなかったのかもしれない。
泳ぐのをやめ、しばらく浮いていた。

「やっぱりやめよう」「まだ(ロングへの挑戦は)早かった」と一瞬思った。

スイムでは、ボート(バナナボート)に乗って救助員がプカプカ浮いている。
このとき、近くに救助員がいて、ボートに捕まったら(ルール上OK)、リタイアしてたかもしれない。

幸か不幸か、近くには救助員がいなかった。
しかたないので(笑)、泳ぎ出すとようやく落ち着いてきた。

前の選手にも追いつき、抜いたり、真横から選手がつっこんできたりもした。
最後尾に近いところで、選手も少ないのに接触があることにちょっと苦笑い。

しかも真横からつっこんできた選手はチームメイトっぽかった。

スイムは選手の後ろについて、流れにのると速く泳げる。
私の泳力ではだいたい置いて行かれるが、うまくいくこともある。
前の選手が曲がって進むとそれにつられてしまうという欠点もあるが。

トライアスロンでスイムが遅い選手には2つのタイプがあると思ってる。
1つは、本当に遅い選手。もう1つは、速いけれどまっすぐ泳げず遅い選手。
海はコースロープもなく、底も見えず、潮の流れもあるので、まっすぐ泳げないのだ。

私は前者。本当に遅いのだが、実はまっすぐ泳ぐのは自信がある。
今回もまあまあきれいに泳げてる。
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スキップか玉砕か

途中、時計を見ると、40分ちょっと、なんとか55分くらいで1周回れそうだ。
ふとスタート地点をみるとオレンジの帽子の集団がいる。
われわれロングAタイプの選手は白。大会には、ロングよりちょっと短かいBタイプ(スイム1.9km、バイク124km、ラン28km)の選手もいる。
スタートは8時なので、そろそろスタートとなる。
ということは、後ろから元気のいい選手たちにガンガン抜かれることになるのだ。
今回は、後ろから来る恐怖におびえなくていいと思っていたが、そうもいかない。

そんなことを考えつつ、1周目終了。いったん陸に上がって折り返しのコーンを回り、補給してまた泳ぎ出す。
メンタル的にはもう立ち直っていて、「さあ、2周目!」という気分だったが、問題は制限時間。
1周目終了時は、56分くらい。1周目の制限1時間5分にはちょっと余力がある。

問題は、ここで2周目をスキップするか否か。
一瞬考えたが、2周目突入を決めた。
スイムで玉砕する可能性があっても、完全な完走を狙いたかったのだ。

スポーツ飲料を飲み、エイドの方に「お湯いりますか?」と聞かれたのでうなづいたら、ウェットスーツの中に入れてくれた。
ちょっとびっくりしたが、これが効果てきめんだった。
暖かくなって、泳ぎやすくなった。

2周目からスイムアップ

2周目、落ち着いて周りが見えてきたからか、あることに気づく。
通常のレースはブイが浮いているだけなのだが、今回はロープがずっとはってあった。
「これ見ながら泳いだら、まっすぐ泳げて楽じゃね。」と思い、ロープ沿いをひたすら泳いだのだった。

ヘッドアップしなくていいので、余計に速くなる。
ヘッドアップはやはりタイムロスになるのだ。

こんなことに1周目気づかなかったのは我ながらはずかしい。
混戦状態だと同じことを考える人がいるからうまくはいかないが、後ろの方で選手がまばらなら問題ない。

途中、Bタイプの選手の群れに追いつかれ追い抜かれたが、平常心を取り戻した今となっては、全然大丈夫だった。
2周目が終わり、タイムは1時間48分。2周目は52分くらい。
決して速くはないが、1周目の56分より速かったのはよかった。
なんせ、最初は止まってたからなぁ。。。最初からこの泳ぎができるようになるまでは、まだまだ修行が足りないのだろう。

1時間48分だから、予想タイムより7分速い。
バイク、ランへの貯金が少しだけできたことになる。

リタイア間近まで追い込まれたスイムをなんとか完了。

体の疲労はないので、メンタルの問題だ。海練にもっと行こうと思う。
短いレースだと、これで終わった気になるが、今回はこっからが長い。
バイク180kmの旅へ向かう。

(つづく)

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