『ハーバード式「超」効率的仕事術』という本を読みました。
タイトルからして、すごそうな本です。
できることは少ない
こういった本を読むと、多くの仕事術が書かれています。
ただ、それらを全部こなすことは難しく、せいぜい2つか3つでしょう。
「目からうろこ!」と、あれもこれも手を出してしまうと中途半端になります。
できることは少ないという前提で、本から得たことを実践するのが重要でしょうね。
雑事に手間をかけない
『ハーバード式「超」効率術』には大きな柱が3つ書かれています。
その1つ、「雑事に手間をかけない」は非常に共感しました。
何でもかんでも時間をかけないということです。
本書に
”どんな組織にも、あまり重要でない仕事にとてつもなく長い時間を費やす人たちがいる”
とあるように、何に時間をかけるかは非常に難しい問題といえます。
時間が限られている以上、「雑事に手間をかけない」というよりも、可能ならば雑事はやめたいものです。
雑事って?
では、雑事とはどういったものでしょうか。
私にとっては、5つあります。
1 組織のしがらみ
これは、なくせるかどうか限界がある場合も多いでしょう。
組織のしがらみで、会議、つきあいなどは雑事になることが多いです。
フリーランスになっても、外部とのつきあいには気をつけなければいけません。
(しがらみが嫌いでフリーになったはずなのですが、再びそのしがらみができてしまうケースが多いです)
私の場合は、かなり減らせています。というよりも全力で回避しています(^_^;)
2 自己満足
”細かい点への気配りは、一般的には、いいことだが、どれだけ時間をかけるかは、プロジェクトの重要性と相手のニーズによって変えるべきである”
と本書にあるように、相手を無視して自己満足におちいることは避けなければいけません。
重々気をつけていますが、まだまだ力の抜きどころがうまくいっていないです。
3 モノ探し
デジタル(PC内)、アナログに限らず、モノ探しは雑事といえるでしょう。
デジタルはともかく、アナログはまだまだモノ探しをしてしまいます。。。
4 やりたくないこと
自分がやりたくないことも雑事といえます。
これをやると、テンションも下がりますし、いい影響はありません。
すぐに全部をなくすことはできませんが、「やらない」という強い意志は必要です。
「やらないことリストを作り、毎日見る」ことで、この雑事を減らそうとしています。
5 空白の時間
なんらかの意図をもってやっていれば、その結果が無駄になっても仕方がありません。
無駄や失敗を恐れていては、真の効率化は実現しないからです。
問題なのは、「何をやっていたかわからない」という空白の時間。
ネットサーフィンを延々やっていたり、なんとなくテレビを見ていたりする時間は雑事といえます。
私の場合、今は夕食から就寝までの時間が空白の時間になりがちです。。。
時間に空白を作るのはいいのですが、結果的に空白になるのは減らしたいと思っています。
ーーーまとめーーー
「雑事」の基準は、人によって違うかと思いますが、「時間をかけすぎていないか」は常に意識すべきでしょう。
そのためには、時間管理、タスク管理はやはり欠かせません。
そして、他人の「雑事」の基準に振り回されないことも必要でしょう。
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