こだわりは、「狭く深く」がおすすめ

独立後、こだわりは大事です。
ただ、浅いもの、広いものはおすすめしません。
狭く深くがおすすめです。

※50年前こだわっていた改札 by Sony α7SⅢ+300mmF2.8

改札にこだわっていた男の子

先日、大阪で、阪急に乗りました。
大阪で生まれ住んでいた路線です。
母から聞いたのは、当時の私は、改札にこだわっていたとのこと。

自分が切符を入れたときに、ゲートがパカッと開かないと嫌だったらしいです。
トイレに行きたいときでも。

気持ちはわからないでもありません。
こういった「こだわり」は大事ですし、50年以上たった今もそういうようなところがあります。

ただ、こだわりは、広くしないほうがいいかなと。

広く浅いこだわり

広いこだわりだと、こだわるポイントが多すぎて、自分も他人も疲れてしまいます。
当時の私も、それ以外は、静かな子だったそうで。
今も、こだわりは、狭いつもりです。

広いこだわりだと、どうしても浅くなります。
広く浅いこだわりは、本当に「こだわり」なのかどうか。

世の中、「これって本当に必要?」ということが多いです。
それでお互い非効率になっています。
今日、妻が宅急便の件で連絡したら、根掘り葉掘り、送り先、自分の住所、氏名、電話番号などすべて聞かれるのです。
伝票番号だけでいいやん……と思いますが。
そのこだわりが本当に自分たちのためになっているか、お客様のためになっているかということです。

広く浅くするくらいなら、こだわりではなく、捨てたほうがいいかと。

「こだわり」を見直してみましょう。
私も常に見直しつつ、狭く深くこだわっています。

狭く深いこだわり

狭く深いこだわりとは、普段は広くゆるいけど、ここぞというところはこだわって線引きするということです。

たとえば、仕事に関して、私は、広くゆるくしています。
(そのつもりです)

・どの分野を聞いていただいてもいい
・ソフトの指定もない
・一部を除いて連絡方法の指定もない
・個別コンサルティングではその場での延長もあり
・オンライン、リアル両方に対応
・年齢、業種、性別の限定もなし
・税理士業での経費の範囲
などなど。

税理士業では会計ソフトの指定はありません。
どのソフトでもさほど違いありませんし、Excelにしてしまえば、どれも同じですから。

連絡方法は、電話を除いて自由です。

今はオンラインもリアルも、遠方でのセミナー開催要望も受け付けております。

税理士業で認める経費の範囲も甘いというわけではありませんが、広いほうかと。

ただ、一方でこの線はゆずれないという強いこだわりもあります。
・有料のメニューは事前お支払いいただくことが条件
・値引き交渉は受けない
・電話を使わない
・経費で絶対にNGなものがある(架空、完全なプライベート)
・レシート入力の仕事はしない
・打ち合わせ時のたばこ
などといったものです。

このあたりは、メニューで制限させていただいております。

自分に対しては、日々の習慣を守るというのが、狭く深いこだわりです。
(今日もなんとか書けました)

その他は、やらないことリストでコントロールしています。

娘に対しても、ふだんはゆるくても、ここはダメという強い線を引いています。
・お礼
・21時には寝る
・歩きスマホをしない
・宿題、日々の課題をする
といったものです。

浅く広いこだわりで、なんでもかんでも怒鳴っていると、効き目はなくなるでしょうから。

その「こだわり」が本当にこだわるべきことかを見直しつつ、狭く深くこだわっていきましょう。

 



■編集後記
昨日は、午前中にZoom個別コンサルティング。
freeeでの確定申告のサポートでした。
午後は、税理士業を。
夜は、オンラインパーソナルトレーニング。

1日1新Kindle『1日1新』
Switchbot スマートロックプロ
茅乃舎 生姜鍋
山形代表 らふらんす

■娘(6歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
しばらく休んでいて入院もしていた友達が復活して、喜んでいました。
2月からせっかく隣になったのに、あえずじまいで。
すっかり元気になっていたそうで、よかったです。