日中つながりやすい電話番号を持っていません。
だからこそ効率化できています。
※電話じゃないよスマホだよ by Leica M10+50mmF1.4
電話をしている人を見ない日はない
なんだかんだ毎日でかけています。
少なくとも保育園に行きますので。
そのときに見かけるのは電話をしている方。
・歩きながら
・カフェで
・駅で(ときには電車内で)
電話は一切使わない私からすると、不思議です。
なぜ、電話を使わないか。
非効率だからです。
自分も相手も。
私に電話をかけていただいても出ることができません。
スマホは一応通話できるようにはしていますが、着信音はならず、気づかないようにしているからです。
もし気づいても、出ません。
そのときにしていることの集中力をそがれるからです。
その程度でそがれるほどの、やわな集中力なので。
そのときにしている仕事をご依頼いただいたお客様にも申し訳ないことです。
集中力がそがれるということは、非効率ということ。
電話を使っていても効率化できている方はいらっしゃるでしょうが、電話を使っているから非効率ということも多いものです。
効率化のために、電話は使わないようにしています。
「日中つながりやすい電話番号を〜」と言われたら、「そんなものない!」と言いたいです。
日中つながりやすい電話番号なぞない!
スマホ(少なくともガラケー)を1人1台持つ時代。
固定電話を持っていない人も多いでしょう。
スマホが「日中つながりやすい電話番号」かどうか。
決してそうではありません。
「日中つながりやすい電話番号」は、固定電話を求めているのか、どこでもいつでも電話に出ることを求めているのか。
日中、電話はつながりにくいこともあります。
だからこそメールがあるわけです。
電話も偉大な発明ですが、メールも偉大な発明。
使い分けたいものです。
電話はつながりやすい・つながりにくいという概念がありますが、メールにはつながりやすい・つながりにくいという概念すらありません。
「つながりやすい」という表現を使う時点で、連絡手段として好ましくないということです。
電話をかけるほうが効率的かもしれませんが、効率化は、自分だけではなく相手、周りも考えるもの。
電話を取る側が、集中力をそがれ、仕事を中断させられ、気を使うのは、非効率です。
そして、電話をかけるほうも効率がいいとはいえません。
電話は、
・1人ずつにかけなければいけない
・出ない場合もある
・出ても話せない場合がある
・単純に時間がかかる
・通話が途切れる場合もある
といった点が非効率です。
「席を外しています」
「折返しかけます」
「折返しをいただいておりません」
「今、大丈夫ですか?」
「全然、大丈夫です」(目の前に誰かいるのに)
「今、電車なのでかけなおします」
「電波が悪くて……」
「復唱します」
「すいません、別の電話に出ていて……」
や
・話し中
・番号を延々と押さなければいけない
・待っている間、大音量で音楽を聞かされる
・営業時間外、休みでつながらない
・12時〜13時は避ける
などなど、いつの時代のことでしょうか……。
それぞれが非効率、日本全体で非効率な状態です。
・テレワーク(リモートワーク)が進まず、または元に戻る
・残業がまだまだ多い
・給与水準が低い
といったことは、電話にも原因があるのでは……。
「電話しかできない人がいる」という事情はあるにせよ、「すべて電話」にする必要はありません。
独立後、効率化したいなら、日中つながりやすい電話番号を捨てましょう。
非効率の連鎖から逃れることはできます。
ただ、それ相応の覚悟が必要です。
日中つながりやすい電話番号を捨てる覚悟
日中つながりやすい電話番号を捨てる、電話を使わないということは、今の日本(そしてこれからも)では選択肢を失います。
たとえば、利用しようと思っているサービスや店が電話でしか予約、問い合わせできなかったら、あきらめなければいけません。
そして、独立後、電話での連絡を希望される方からの仕事を受けることができなくなります。
こういった覚悟があるかどうかです。
私は覚悟しており、電話を使わずに食べてきましたし、今後もそうします。
電話問い合わせをやめてから、10年以上がたちました。
電話だけの方からは距離をおき、つきあいがなくなったこともありますし、仕事を失ったこともあります。
それくらいの覚悟を決めないと、電話はなくなりません。
(電話を使う側に、その覚悟があるのかどうか。)
今日は、早朝は家にいましたが、早朝に電話があったら嫌です。
貴重な集中タイムなので。
朝のタスク、メルマガ、動画編集など、電話があったら進まなかったでしょう。
もしあったとしても家族の前で電話をとるなんてしたくありませんし、したことありません。
機密情報もありますから。
早朝は、8時のオンラインサロン(ライブ配信)もあります。
その最中に電話がかかってきたら……。
その後保育園、保育園に送っていく途中、保育園で電話なぞとれません。
そのまま電車で新宿に。
多少の時間とはいえ電話はとれません。
到着後、ヨドバシカメラでカメラ、レンズの視察をして、お気に入りのパンを買って、カフェで仕事。
もちろん電話はとれません。
その後整体。
電話はとれません。
そして今カフェでブログ。
電話はとれません。
今日は、これまでに9通のメール、メッセージをいただき、返信させていただいております。
電話でなければ、こういうことができるわけです。
「お互いに」。
それぞれが自由に、それぞれを邪魔せず、それぞれが楽しむためにも電話をなくす価値があります。
もちろん財政状況によっては、電話ありの仕事を受ける、電話問い合わせを受けるということも必要なこともあるでしょう。
そのバランスを取りつつ、電話をなくしていきたいものです。
また、電話を捨てる覚悟として、
・メールの返信スピードを上げる→メールは返信が遅いというイメージがあるので。土日祝、夜は返せませんが。
・テキストコミュニケーションのスキルを磨く→メールだと伝わらないというイメージがあるので
・「メールでお願いします」と主導権を握る→主導権を握れるだけの力はつけたいもの
・電話にすぐ出ない→電話でいいと思われるので
・電話に出ることができなかったときに謝りすぎない→当然なので
といったことも欠かせません。
このあと、編集後の動画をメールでお送りしてから、プールに行きます。
電話は当然とれません。
泳ぎ終わったら、返信させていただきます。
■編集後記
昨日は、上野の東京藝術大学 大学美術館へ。
上野動物園にも寄って写真を。
その後、帰宅してから速読入門セミナーを開催。
夕方に個別コンサルティング。
独立後の方向性についてでした。
■1日1新→Kindle『1日1新』 ・Instagram『1日1新』
東京藝術大学 大学美術館
新しいエコロジーとアート展
上野グリーンサロン
ベトナムフロッグ
■娘(5歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
ピアノレッスンの後は、インフィニティー・ウォーの続き。
見るのは2回目なのですが、同じところで号泣していました。
2回。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
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ひとり税理士の自宅仕事術
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ひとり税理士のセーフティネットとリスクマネジメント
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