経費にするのに領収書をもらわない理由

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経費の証拠として、領収書をもらわないようにしています。
レシートで十分ですし、その他の理由もあるからです。

※レシート by Leica M10

 

レシートでいい。レシートがいい

経費のために、領収書をもらわないのは、レシートでいいからです。
経費の証拠として必要なのは
・日付
・金額
・店の名前
・内容

レシートにもこれらはすべてそろっています。

・手書きの領収書じゃないとだめ(手書きのほうが親切、信憑性があるということはありません)
・店のはんこがないとダメ(これも、はんこ文化の悪影響が)。
というわけではありません。

また領収書のように宛名がないとダメというわけではないのです。
領収書にも宛名を入れない場合もあるでしょう。

もちろん、宛名があったほうが信憑性は高いのですが、宛名があるからという理由だけで信憑性があるというわけではありません。
適当に知り合いにつくってもらった領収書には、宛名があるでしょうから。

一昔前のように「レシートだと文字が消えてしまう」ということも最近はなくなりました。
(見かけません)
経費にするためには、レシートがあればいいのです。

そしてレシートには、その内容がはっきりと載っています。
何を買ったか何のために払ったかがわかるわけです。

冒頭の写真だと「雑誌・コミック」とあります。

普通に「書籍」だったらいいのに、「雑誌・コミック」とあると、「これって何ですか」となる可能性はあるでしょう。
(「雑誌・コミック」が経費にならないということではありませんし、「書籍」だからなんでもいいというわけでもありません。)

領収書によく書かれる「お品代」より、レシートの内容は信憑性があるものです。
「お品代」だったら何でも経費になってしまいますので。

領収書は店側が出したものにすぎませんので、領収書が出た=経費になるというわけではありません。
店側は、経費かどうかの判断はできませんので。
実際に受け取っていない金額や内容で領収書を出すことは、店側にもリスクはあるのですが。

領収書は、時間がかかるから

領収書をもらわず、レシートにする2つめの理由は、領収書は時間がかかるからです。

領収書をお願いします。

店「宛名はいかがしましょうか。」

「○○△□」でお願いします。

店「□○△○ですね。」

いえ、「○○△□」です。

店「かしこまりました。」
(領収書を準備して書いて、はんこを押す。)

店「お待たせしました。」
と少なからず手間がかかります。

伝わりやすい会社名、宛名ならいいのですが、そうではない場合は、めんどくさいことになるでしょう。

もし私が個人名で領収書をもらうときは、「井ノ上」の説明がめんどくさいです。

領収書を書いてもらうために名刺を1枚差し出すという話も聞いたことがありますが、手間がかかるのは変わりません。

昔、税理士事務所に勤めてたとき、領収書を持ってくるように言われたので、もらおうとしました。
「○○税理士事務所」でお願いしますと言うと、出てきたのは、「〇〇ABC 事務所」
私の滑舌が悪かったのでしょうが、おもしろいからこのままでいいやと思ったくらいです。
(そのまま持って帰ると余計にめんどくさくなるので、出し直してもらいましたが。)

そして領収書をお願いすると、レジに並んでいる方々を待たせてしまうことになります。
日本全国でそのちょっとした時間が蓄積されると莫大なものとなるでしょう。
現金を出すのに時間がかかるのも含めて、レジ待ちの時間は、なくしたいものです。
今や列で待つということもリスクなのですから。

領収書は時間がかかるので、レシートに「領収書」と書いてあるところも増えてきました。
この手間がかかると理由は、領収書をもらわない理由になります。

領収書をもらわなければいけないケースは、レシートが出ないときだけです

領収書は、ごまかしがきくから

そして、領収書をもらわないことをおすすめする理由の1つは、「領収書はごまかしがきく」からです。
もちろんごまかすつもりはないでしょうが、それなりの魔力が領収書にはあります。

「レシートじゃなく領収書をもらえば何でも経費に落ちるよ」という話を聞いたことも。

プライベートのものを買って領収書をもらって「お品代」にすれば、経費にしやすいでしょう。
冒頭の写真の1,320円は、鬼滅の刃21巻特装版です。
(Amazonで品切れだったので、店頭で買いました)

私はこれを経費に入れていません。
鬼滅の刃を読んで仕事の勉強になるといえばなるのですが。

書店によっては、「鬼滅の刃 21巻特装版」出るレシートもあります。
領収書でもらえば「書籍」と書かれ、どんな本かというのもわからないわけです。
もちろん金額的に大きなものではないので、これ1つをやり玉に挙げられることはないでしょうが積み重なるとそれなりの金額になります。
ごまかしが効くというのは積み重なると怖いものです。

なお、手書きの領収書で怪しいものというのは、結構私は気付きます
金額が不自然に大きかったり、飲食店だとその方が行くような店じゃなかったり、何かしら気づくものです。

税理士であればだいたい気づくでしょう。
税理士が気づくということは税務署も気づくということです。

レシートだと時間もかからないし、ごまかしもきかなくてシンプルですので、経費の証拠としては、レシートを取っておくようにしましょう。

新版 ひとり社長の経理の基本



■編集後記

Amazonプライムビデオで、キン肉マンをふと観てみました。
放映時はみてなかったので(宮崎は放送がなかった……)、新鮮です。
ただ、合間合間にギャグが挟まれているのがいまいちかなーと。
原作よりも多い気が。

「1日1新」

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■娘(3歳3ヶ月)日記

プール開きでした。
プールに入りたがり、楽しかったようです。
「沈みそうだった」と。
多少、泳ぎは教えられるかなと思っています。

ときどき、「どうやったらパパみたいに泳げるの?」と。
0歳から2歳のとき、トライアスロンをみせてたので覚えているみたいです。

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