Excel円グラフの作り方。円グラフを見て売上のバランスをとる

Excelでは、円グラフもかんたんにつくれます。
売上の構成比を円グラフで表示させるとわかりやすく便利です。

 

グラフはまず作ってみる

「どんなグラフを作ればいいかわからない」
「こういう場合はどんなグラフを作ればいいのですか」
とよく聞かれます。

グラフは、好みです。
一定のセオリーはありますが、見てわかるものを作ってみましょう。
そのセオリーとは、
・比較は、縦棒グラフ
・推移は、折れ線グラフ
・割合は、円グラフ
・3Dグラフは、見にくい場合が多いので使わない
といったものです。

Excelのよさは、繰り返しガンガン作れること。
消しゴムで消したり、紙をとりかえたりする必要はありません。
思い切って作ってみればいいのです。

 

 

円グラフの作り方・カスタマイズ

Excel2010で円グラフを作るには、データを選択して、［挿入］から、［円］でアイコンをクリックするだけです。

こんなグラフができます。
グラフをクリックして、［グラフツール］→［デザイン］→［グラフのレイアウト］を選べば、ある程度のデザインを変えることができます。

Excel2013では、おすすめグラフという機能が便利です。
データを選択して、［挿入］→［おすすめグラフ］をクリックすると、

このようにExcel側で数種類のグラフを見せてくれます。

円グラフを選び、デザインを選択すれば、こういったグラフが完成します。

ただ、標準だと色がいまいちなんです・・・。
その他の部分も含めて、自分好みにカスタマイズしましょう。
私ならこうやります。

凡例を選択してDeleteで消します。

グラフを選択して、右側のメニューから、［データラベル］→［データの吹き出し］を選ぶと、こうなります。

最後に、グラフの各要素を選択して、［グラフツール］の［書式］→［図形の塗りつぶし］で好きな色を選びましょう。

こういうグラフが完成します。
データが変わったら、データ部分（セルB2からB5）を変更すれば、ずっとこのデザインを使えます。

 

 

円グラフを作れるように売上のバランスをとる

売上にはいろんな属性があります。

・時間が選べるもの、選べないもの
・単価が高いもの、低いもの
・継続的なもの、単発のもの
・好きなもの、嫌いなもの
・得意なもの、得意でないもの
・今後伸びていくと思われるもの、衰退すると思われるもの
・自分でないとできないこと、自分でなくてもできること
・労働集約的なもの、そうでないもの
・季節の偏りがあるもの、そうでないもの
・食べるための仕事、やりたい仕事

これらのバランスをとるために、売上の種類を増やし、バランスをとるべきです。
特に規模の小さいビジネスでは、それがリスクヘッジになります。

円グラフが作れるような売上構成を目指してみましょう。
Excelスキルも上がりますし、一石二鳥です。

サンプルはこちらからダウンロードできます。
EX-ITサンプル　円グラフ

推移を見るなら、積み上げ棒グラフがおすすめです。

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【編集後記】

昨日は、「たまにはTsukiでも眺めましょ」にて密談(^_^;)
同じ方向性の税理士で集まりました。
税理士の集まりには参加しませんが（方向性が違うため）、税理士で集まることはあります。
昨日も、どんな生き方、働き方をしたいか、これからこうやりたい、こんな仕事を選びたいなど、前向きないい話ができました。

税理士登録がすんだばかりのTさんも希望を持ってくれたと思っています。

【1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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