さよならCanon。Canonをやめた理由。Sony・Nikonとの比較。

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Canonのカメラとレンズをすべて売りました。
その理由をまとめてみます。

※売ったCanon by Nikon Z7Ⅱ+100-400mmF5.6-8

高い機種と安い機種の差

Canonのカメラ、レンズをやめました。
すべて売ったということです。
また戻るかもしれませんけど。

最初にお伝えしておくと、Canonのカメラ・レンズがダメというわけではありません。
根強い人気のカメラ・レンズです。
シェアはSonyがトップなのですが、ライト層が多いようなイメージで、実質的な写真を撮る人のシェアは、Canonが大きいように思えます。

写真を仕事にしていなかったら、Canonのカメラ・レンズをそのまま持っていたかもしれません。
今は、プロフィール写真を撮っているのがSony、Nikon、ときどきLeica。
主にはSonyとNikonです。

その2社に注力したかったというのもCanonをやめた理由でもあります。
Canon自体はいいカメラ、レンズなのですが、比較すると気になる点がありました。

消去法で、Canonを手放したということです。

その理由の1つは、値段の高さ。
他のメーカーも高いカメラ、レンズはあります。
ただ、Canonの場合、高い機種と安い機種の差があるなぁというイメージです。

カメラでいうと、フルサイズなら、
R3(77万円)、R5(40万円)、R6 MarkⅡ(40万円)、R6(23万円)、R(17万円)、RP(12万円)
というラインナップです。
(現在の中古価格)

このうち高いR3、R5と、それ以外の差が結構大きいかなと。
R3を買えばよかったのかもしれませんが。
他のメーカーは、高いものと安いものの差がCanonのよりも少ない感じです。

私が持っていたのは、R6。
R3、R5との差に物足りなさを感じつつも、それらを買うのもなぁと悶々としていました。
つくりが少し安っぽい感じがします。
コストを下げているというような。
その割には高いのですが。

これは、レンズにもいえます。
レンズは、L(Luxury)がつくものと、そうでないものがあり、それらの値段差が大きいのです。
ある意味、値付けの違いがはっきりしています。
これはこれでいいのかもしれませんが、高いほうはそれなりに高いので、買いにくいのは確かです。
10万円前後と30万円前後があり、間があまりありません。

最新(2022年12月発売)のR6 MarkⅡは40万円ほど(ポイントを考慮すると36万円)。
確かに性能は上がっているのですが、昨今の事情を入れても高いなぁと。

アダプターをつければ、一眼レフ時代のレンズも使えます。
Canonのミラーレス(フルサイズ)は、RFという種類、一眼レフは、EFという種類。
ただ、このEFも人気があるからか、それなりに高いです。
今回手放した4つのレンズで、一眼レフ用が2つありました。

Sonyは高いのですが、斬新で、高くても「ちっ、しかたないか」という感じです。
このあたりは好みなんでしょうけどね。

Nikonは、やや安め。
安くてもいいつくりです。
きっちりつくっている!という感じで。

Sonyは、性能をちょっと犠牲にしてでも新しさ、小ささ、軽さを重視しているなと思うこともあります。
Nikonは、新しさ、小ささ、軽さより、性能・写り。
Canonは、これらの中間。
そのバランスが人気の秘密かもしれません。

オートフォーカス、動きものに強いのは、Sony、Canon、Nikon。
軽量なのは、Canon、Sony、Nikon。CanonはRPが軽くて小さいです。
ファインダーは、Nikon、Sony、Canon。
画質は、Nikon、Canon、Sony。
操作性は、Sony、Nikon=Canon。
暗いところに強いのは、Sony、Canon、Nikon。
撮っていて楽しいのは、Sony、Nikon、Canon。

機種によって変わりますが、概ねこんな感じです。

カメラを1台持つなら、Canonを選んでいた可能性があります。
私の場合、メカ・ITとしての興味もあるので、複数のメーカーを試したいのです。
ネタにもなりますし。

Canonは色の評判がよく、
・Canonじゃなきゃ嫌だ
・Sonyの色はダメ
という声もあるほど。

ただ、Sony、Nikonと比べて劇的に色がいいかというとそれは感じませんでした。
上位機種だと違うのかもしれませんが。

ユーザーから遠いかも

Canonは、ユーザーとの距離が遠いなぁと感じる点があります。
前述した
・カメラやレンズの値段
のほか、
・安めのレンズにはレンズフードがついていない、かつ品切れ。
・パーツ(ホットシューカバー)がついていない、かつ品切れ。
・値上げが多い
という点です。

人気ゆえしかたないのかもしれませんが、どこか「しかたないでしょ」というのがにじみ出ているような。
いいカメラ、レンズつくるよ→だから高いのはしかたないよね。
軽くて小さくしたよ→そのかわりいろいろ削ったよ
と。

サードパーティー(純正以外)のレンズを許していないという点も。
私はサードパーティーのレンズを使いませんが(レンズがさらに増えてしまうのでルールにしています)、これらがあると純正の値段への影響もあるので好ましいのです。

これらは他のメーカーと比較してということで、Canonをおすすめしないよということではありません。
軽いフルサイズならRP、
スタンダードで、MarkⅡが出てから安くなったR6
は、1つの選択肢です。

Canonのフルサイズミラーレス RPとR6の比較・おすすめポイント

これに、
・35mmF1.8
・24-105mmF4-7.1
・50mmF1.8
・100-400mmF5.6-8
などを組み合わせると、軽くて小さくて安くそろえることができます。
(すべて、Lじゃないレンズです)

刺さるレンズがなかった

前述したレンズをはじめ、Canonでいいレンズはもちろんあります。
ただ、劇的に刺さるレンズがなかったかなと。

破格の軽さ、安さの100-400mm5.6-8は、いいレンズでした。
ただ、写り、外観は好きにはなれなかったレンズです。

マクロ(近くを写せる)の100mmF2.8。

小さくて軽くて安い24-105mmF4-7.1。    

破格の安さ(2万円ほど)の50mmF1.8

唯一無二のレンズ、17-40mmF4(EF=一眼レフのレンズ)

これも一眼レフのレンズ、85mmF1.2。
ミラーレス用は高いので。

望遠レンズとしては、めちゃくちゃ小さくなる70-200mmF4。
小型軽量の望遠レンズの選択肢 (Sony、Canon、Nikonのフルサイズ)

一時持っていた800mmF11。
写りはいいのですが、重く、ズームできない、最短撮影距離6mというレンズ。

 

Canonで撮った写真を見ていると、名残惜しくはなります。

カメラ選びの参考にしていただければ。
複数のメーカーのカメラを持つのもおすすめです。
カメラ本体はレンズよりも安い場合も多いですから。



■編集後記
昨日は、早朝から朝は自宅で税理士業。
その後は銀座付近で。
皇居ランもしながら。

1日1新Kindle『1日1新』
PRONT 国際フォーラム
有楽町のロッカー→皇居ラン

■娘(5歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
子ども用Suicaをつくって、渡しています。
ちょっとずつ練習しようかと。
4月からは電車代もかかるので。
すみっコぐらしのシロクマのSuica入れを買い、大事そうに入れています。
先日は本屋で試してみました。
「なんて言えばいいの?」と聞かれたので、本を出す→値段を言われる→「Suicaでお願いします」→タッチすると一連の流れを。
上手にできていました。

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