月100時間未満「残業」ではなく月100時間未満「労働」を目指そう

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月100時間という言葉が出回っていますが、ひとりしごとなら、この月100時間未満「労働」を目指してみましょう。DSCN0358
※お台場から撮影 Nikon COOLPIX P900

ひとりでも「残業」の意識を持つ

勤めていると、「残業」つまり、「残って仕事をする」という概念があります。

そこに対価が払われることもあれば、そうでない場合もあり、ときには、コミコミプランもあるでしょう。
(給料に残業時間分を含めているプラン)

ひとりだと、いつでも仕事をし、いつまでも仕事で、残業という概念が薄くなります。
だからこそ気をつけなければいけません。

・時間を管理する
・仕事をしない時間帯、曜日を決める
・生産性を上げる
といったことは必須です。

そうしなければ、ひとりのメリットが1つなくなります。
時間をコントロールできるというメリットがなくなるのです。

月100時間労働を目指す

最近、「月100時間」という言葉をよくききます。
ひとりである私には関係なので、気にしていませんが、「残業」が月100時間未満ということだそうです。
(年間の制限、月平均、通常月の制限もあります)

残業80時間が過労死のラインと言われているのに、月100時間が基準というのは理解できませんが、それが企業の理屈なのでしょう。
これまでは制限がなかったところに制限ができたので、「よかった」「一歩前進した」という声もあるでしょうが。。
私なら月100時間の残業があったら、全力で逃げます。
(実際月30時間くらいでも逃げました)

それはさておき、「ひとり」の場合、月100時間を目指してみましょう。
残業が月100時間ではなく、仕事をするのが月100時間です。

土日休んで、22日だとすると、1日4.5時間。
ちょうどいい数字です。

9時からだと13時半、7時からだと11時半に終わります。
これなら、給料を捨て、独立するリスクをとる価値は十分あるでしょう。

ただし、この「仕事」とは、売上に紐づくもの・アポで、その他のことは別カウントです。
・アウトプット(ブログ、メルマガなど)
・インプット(勉強、読書など)
・自分の仕事の改善、研究
・新しいことへのチャレンジ
・オフ、遊びからの学び
などは別で考えています。
次の世代(娘)への投資も加わりました。

むしろこういったこと=投資をやっておかないと、リソースが小さい「ひとり」は食べていけません。
1日8時間費やしていると投資の時間がなくなります。

私も100時間制限です。
セミナー等で1日4.5時間を超えることもありますが、他の日で調整しています。
そうしないとトライアスロンもゲームもブログもできません。
また、原則としてアポを午後のみ1件と決めているのは、この100時間制限があるからでもあります。
それくらいしかアポを入れることはできません。

生産性の分子ではなく分母を減らす

独立して3年目に、「このままだと勝てないな〜」と考えたことがあります。
それなりに時間を使い、それなりの売上だったのですが、それ以上になるのはどうすればいいかわからなかったのです。
人を雇って売上だけ増やしても、望まない仕事で売上を増やしても意味はありません。
その売上のままでいくとしても心もとないですし、自分の力も伸びません。

そこでたどり着いたのは、分母(時間)を半分にすること。

分母とは生産性の分母です。

生産性=成果/時間 と考えると、成果が2倍になっても時間が2倍になっては意味がありませんし、おもしろくありません。
普通のことだからです。
さらには、時間には限りがあります。
今の成果を出すのに10時間かかっていたら、それを20時間にするのは難しいです。
EX IT

そこで、当時考えたのは、分母の時間を1/2にすること。
8時間で仮に1000万円の売上があったら、それを4時間で1000万円の売上を上げられるようにするのです。
生産性は2倍になります。
EX IT 2

時間をいったん圧縮しておけば、先程挙げた投資もでき、その投資効果で成果を上げることができるのです。
実際、その後成果は上がっています。
EX IT 1

当時は「4時間」を記録し、仕事をしている時間=売上を上げている時間をカウントしていました。
「あと3分しかない・・」と焦ることもありましたが、そのときの圧縮努力が今につながっています。

当時、このアプリを使っていました。今でも使えます。

iPhone版

aTimeLogger

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半分にすると考えると、目の前の仕事の効率化だけでは無理です。
仕事の選び方、やり方、自分の軸など、すべてを考え直す必要があります。
それができるのも「ひとり」のいいところです。

国に、会社に決められた制限ではなく、自分が望んだ制限として、月100時間未満を目指してみましょう。


【編集後記】

昨日は娘に会うため病院に妹2人が来てくれました。
甥っ子2人もいたのですが、12歳以下は面会できないため、近くのバスケコートで待っててもらうことに。
その後お茶してから病室に戻り、妻のシャワーの間に娘と1対1。
泣き始めたましたが、だっこして、おむつ替えたら寝てくれました。
一安心です^^;

今日退院して我が家に戻ってきます。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

妹2人を娘に会わせた
田町 ロッテリア
1対1で過ごしておむつ替え泣き止ませ
ニトリ 衣装ケース

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