好き嫌いを明確にし、仕事にからめるべきー『「好き嫌い」と経営』ー

『「好き嫌い」と経営』という本を読みました。
私も好き嫌いが多いので、非常に勇気づけられる本でした。
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「好き嫌い」と「良し悪し」

「好き嫌いを仕事にからめてはいけない」
「好きで仕事はできない」
とよくいわれますが、私は、好き嫌いを仕事にからめています。

いいか悪いかの「良し悪し」はわかりません。
しかし、「好きか嫌いか」は明確です。

むしろ明確にしなければいけないものでしょう。

経営者の動因を形成するのは何か。それは、つまるところその人の「好き嫌い」であるように思う。「良し悪し」ではない

本書にあった「嫌い」

本書では、15名の経営者への「好き嫌い」のインタビューが掲載されています。
目次はこのようなものです。

01 永守重信 「何でも一番」が好き
02 柳井正 「デカい商売」が好き
03 原田泳幸 「雷と大雨とクライシス」が好き
04 新浪剛史 「嫌いなやつに嫌われる」のが好き
05 佐山展生 「偉そうにする」のが嫌い
06 松本大 「小トルク・高回転」が好き
07 藤田晋 「今に見てろよ!」が好き
08 重松理 「一番好きなことを最初にやる」のが好き
09 出口治明 「活字と歴史」が好き
10 石黒不二代 「理系のギーク」が好き
11 江幡哲也 「図面引き」が好き
12 前澤友作 「自分との闘い」が好き
13 星野佳路 「スキーと目標設定」が好き
14 大前研一 「実質を伴わないもの」が嫌い
15 楠木建 なぜ「好き嫌い」なのか?

そうそうたるメンバーが並んでいます。
その中でも私が注目したのは、「嫌い」です。

何が嫌いかは、その人の信念をより表します。
本書にあった「嫌い」には次のようなものがありました。


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------※この記事は、投稿日現在の状況、心境、法律に基づいて書いています。---------

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・過去を振り返って話すのは大嫌い。思い出話も嫌い
・フィクションは嫌い
・身分不相応なことをやること
・虚業」をやりたくない
・つるむのが嫌いだし、みんなで集まったり、群れを成してやることは嫌
・ウイークデーにゴルフをするような経営者は大嫌いです。社員を働かせて、自分はゴルフをしているというのは嫌い。それから噓をつく人、きれい事を言う人が嫌
・雑貨は好きな商売ではありません
・嫌いなのは偽善者でしょうね。口で言うこととやることが違う人。最後までやり抜かない人。自分のためだけにビジネスをやる人。そういうのは嫌いですね
・まず嫌いなのは企画を立てるのに理屈から入ること
・40歳を過ぎてから、毎晩飲み歩くことは絶対にしませんね。
・上げ膳据え膳で世話を焼かれるのは嫌い
・上から目線の人というか、威張っている人は嫌いですね
ねえ。「品格」という言葉を使う人は、もうその時点で品格がないと思いますね。
・経営者というより、多角経営が嫌
・私、ビジネス書とか自己啓発書が本当に嫌いなのです。
・あと、伝記も好きじゃないです
・私、ロールモデルという考え方も嫌いなのですよ
たとえば「勝ち組・負け組」という言葉が大嫌いなんですよ。この言葉の語源は別にして、今使われている意味でいえば、これほど下品な言葉もないと思いますね。勝ち負けはいいにしても、「組でやるな!」と思うのですよ。
・「癒し系」という言葉も大嫌い。「休憩」と言っていただきたい。誰かに癒されたいという根性が気に食わない。「勝手に1人で休んでいろ」。
・それから「ダイバーシティ」も嫌い。多様性を否定するような行動をしている人ほど、「やっぱりダイバーシティは活力を生む」とか言いがち。
・せっかちで、待つのが嫌い
・夜の会
・長い会
・ゴルフ。棒の先で球をなでているなど、まったく意味不明ですよ
・野球とかサッカーとか、チームスポーツは嫌いですね。4人でトロトロ競うゴルフも嫌いですが、ゴルフの話をゴルフ以外のときにする奴はもっと嫌いだな。ゴルフぐらいしか話題のない経営者なんていうのは、もう大嫌いですね
・嫌いの最たるものが結婚式

こう見ると、かなり「嫌い」にこだわってらっしゃいます。
「嫌い」にこだわるからこそ、「好き」が明確になり、自身の行動や思考の軸になるのでしょう。

小規模だからこそ、好き嫌いにこだわる

今回のインタビューは、大企業、大規模でビジネスをされている方ばかりです。
「大きい会社だから、好き嫌いが言える」
「小さいとそんなことを言っている場合じゃない」
という考えもあるかと思いますが、私は逆だと思っています。

小さいからこそ、好き嫌いにこだわるべきです。
嫌いな仕事が来ると、自分自身に直接損害があり、他の仕事にも影響があります。
だからこそ、嫌いな仕事を明確にし、その仕事をしなくていいようにするにはどうすればいいかを考えるべきなのです。

「嫌い」には、2つの軸があると考えています。
1つは、「嫌いな人」、もう1つは、「嫌いな仕事」です。
これは、本書にも書かれていました。
人が嫌いと、仕事が嫌いの2つがあるのです。

1 好きな人とする好きな仕事
2 好きな人とする嫌いな仕事
3 嫌いな人とする好きな仕事
4 嫌いな人とする好きな仕事

とあるとすると、理想はもちろん1でしょう。
2も許容範囲です。3と4はやらないようにしています。
これに「収入」という軸を組み合わせるとさらに複雑になります。
「嫌いな人」というのは絶対NGですね。
お金をもらっても嫌なものは嫌です。

独立や起業当初はしかたないかもしれませんが、あくまで理想を目指しましょう。
私が嫌いな人は、あらかじめHPに書いてありますし、このブログやメルマガも、「嫌いな人が来ないように」書いています。
自分の個性を出すこと、情報発信することは、「嫌い」を寄せ付けないための1つの方法です。
自分が嫌いな人が来ない、自分が嫌いな仕事がこないような努力も欠かせません。





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【編集後記】

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昨日のシーガイアトライアスロン、暑さ、向かい風、スコールに苦戦しましたが、なんとか完走。
スイムは速くなりましたが、バイク・ランともに去年より遅かったです。。。
次戦は7月末、石川 七尾湾岸トライアスロン。初めて行く場所なので楽しみにしています。

【1日1新】
※詳細は→「1日1新」

鶏料理 鳥の里
ポセイ丼のチームメイトとシーガイアトライアスロン参加




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井ノ上陽一のVALU
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