WindowsユーザーのためのMac Excelマクロ入門

WindowsのExcelマクロを使っている方向けにMacのExcelマクロの使い方・注意点をまとめてみました。

※Nikon Z7Ⅱ+24-200mmF4-6.3

 

WindowsとMacのExcelマクロの互換性

Excelは、WindowsでもMacでも使えます。
おすすめなのは、Microsoft365を使うこと。
月額1200円ほどのサブスクリプションです。
これなら、WindowsでもMacでもExcel(その他Word、パワポなども)を無制限に使うことができます。

Excelだけではなく、マクロ(VBA)も同様です。
ただ、Excelと同様、マクロもちょっと違います。
左がMac、右がWindows。
見た目も違うものです。

Windowsでは動くExcelマクロが、Macでは動かないというケースもまれにあります。
「まれ」です。

MacでExcelマクロを書くなら問題ありません。
その使い方をまとめてみました。

MacのExcelマクロの使い方

MacのExcelを書くVisual Basic Editorは、Windowsと同様、Alt(Macだとoption)+F11で開くことができます。
ただし、Macの場合、F11のようなファンクションキーを使うには、右下のfnキーと同時に押さなければいけません。
[システム環境設定]→[キーボード]で次のチェックを入れておくと、option+F11でExcelマクロを使うことができます。


MacのExcelマクロの設定は、Visual Basic Editorを開き、左上の[Excel]→[環境設定]にあるので、必要ならば設定しておきましょう。

 

マクロを書く標準モジュール。
Windowsでは、Alt→I→Mで開くことができますが、Macでは、その操作はできず、このアイコンをクリックしなければいけません。

 

MacのExcelマクロも、Windowsと同様に書くことができ、このように候補もちゃんと出ます。

プログラムの実行は、Windowsと同様、F5です。

1行ずつ実行するキーは、WindowsではF8ですが、Macでは、command+Shift+Iです。

注意点として、不具合?があります。

MacのExcelマクロの不具合

他のExcelを開いていたときに、起こることが多いのですが、私の環境(※)では、こういうことが起きます。
※MacBook Air(2020年 M1)+Monterey (他のOSでも同様でした。)

カーソル(あえて赤にしました)をこの位置に置いて、削除すると、通常、8が消えますが、少しずれた3が消えるのです。
挿入する場合も同様で、カーソルと実際に操作できる位置がずれています。

こういった空白ができることも。

 

 

対処方法としては、こういったことが起きたら、Excelを再起動してみましょう。
それで直ります。

今回の記事を書くために、マクロを使っていたときも、この症状は出ていました。
Windowsでいったん保存するというのが原因かもしれません。

私は、Excelマクロの実行、ちょっとした手直しは、Macでやりますが、がっつり書くときは、Windows版を使っています。
ただ、9割は、Macです。
MacのExcelでもマクロを使ってみていただければ。

 



■編集後記
昨日は、税理士業を中心に。
自宅でみっちりと。

マイクロソフトに電話しなきゃいけない事態になり、電話……。
いろいろストレスかつ担当者の方が、超上から……。
ちょっとクレームしました。ちょっと。
まあ、影響ないでしょうけど。
そもそも電話だけってのも……。
マイクロソフトは、何もなければいいのですが、いざサポートとなると苦痛です。
それでパソコンも買いたくないくらい。

未明にAppleの発表会があり、新MacBook Airが出ることに。
即買うつもりです。

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とある税務の手続き

■娘(5歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
夕方はダンス教室。
8月に発表会があるので、毎週が勝負です。

夜は、ばぁばに電話して、クイズを出してもらっています。
クイズが楽しいようです。
風呂では、最近、足し算をしたがります。
だいぶ速くなってきました。
最近は、引き算もできるようになり、昨日は、かけ算も。