富士山をはじめて登る人のための装備入門&レポート

先日、はじめて富士山に登ってきました。
そのときの装備、気をつけておいた方がいいことを、はじめて行く方向けにまとめてみます。
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富士山登山前の3大不安

はじめての富士山登山、不安だったのは次のようなことです。

○体力

→トライアスロン、マラソンをやっているから大丈夫かと思っていました。
ただ、念のため専用の登山靴をレンタル。
結果的にこの方がよかったです。
しかし、思ったよりも富士山はきつく、トライアスロンとそう変わらない印象でした。
ひたすら登り、ときおり急斜面もあります。
精神的にもかなりやられました。。。
修行不足です。
(来週の佐渡トライアスロンへのいいトレーニングにはなりましたが)

○寒さ

→寒さに備えて、多めに持って行きました。
フリース、トライアスロン用のバイクジャケット、ゴアテックスのジャケット、手袋、使いませんでしたがヒートテック。
ダウンジャケットも持って行こうと思ったのですが、荷物が多くなるので断念。
薄手の登山用ダウンを買ってもいいかもしれません。
カイロも持って行こうと思ったのですが、真夏の今は売っているところがなく・・。
冬の間にストックしておく必要があるかもしれません。

雨が降る可能性もあったので、レインウェアも準備しました。

○高山病

→空気がうすくなるため、頭痛や吐き気などが起こる高山病。
結果的には、少しの頭痛で済みましたが、体力や寒さよりも対策がとりにくく一番不安でした。
酸素缶というものもありますが、気休めにすぎないという話もあり、登山ショップの店員さんによると、「低酸素に体が慣れてきたときに酸素を吸うと逆効果のことも多い」ということだったのでも持って行っていません。

・少しずつ登る
・こまめに深呼吸をする(まず大きく息を吐いて、大きく息を吸う)
・水をこまめに飲む
といったことをやっていました。

はじめての富士山登山の装備

具体的に装備を解説します。
この装備も、事前に友人に聞いたりネットで調べたり、かなり時間をかけたところです。

レンタルもできる

もともとトライアスロンやマラソンで使っていたものを流用し、新たに買ったものはそれほどありません。
足りないものは、レンタルしました。

やまどうぐレンタル屋
http://www.yamarent.com/shopinfo.html


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------※この記事は、投稿日現在の状況、心境、法律に基づいて書いています。---------

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新宿や富士山に店舗があり、試着もできます。
ネットで宅配レンタルもできるのですが、登山靴は履いてみた方がいいので、はじめてなら試着してレンタルがおすすめです。
ただ、かなり混んでいます。平日の夕方に行っても50分待ちでした。。
電話番号を伝えておくと、順番が来たときに読んでもらえます。

7点セット(レインウェア上下、ザック、登山靴、ストック、ヘッドランプ、ショートスパッツ)で13,000円です。
私は単品でレンタルし、
・登山靴(ショートスパッツと靴下付)→3,500円
・ヘッドランプ→500円
・レインウェアの下(パンツ)→2,000円
でした。

登山靴は、買うと15,000円くらいからありますが、めったに使いません。
かわりにトレランシューズ(山を走る用のシューズ)を買って流用しようかと思いましたが、ハイカット(足首まで覆う)の登山靴の方が好ましいとのことで、登山靴のレンタルを選びました。

1泊2日で上記の値段で、1週間前から借りることができ、登山終了後の翌日に宅配で返却すればいいことになっています。
(富士吉田口の五合目でも返却カウンターがあります)
実質的に1泊2日というのは、使用期間ということです。

1日目(一合目から五合目)の装備

1日目は、1合目から五合目まではラン。といっても走れる傾斜・気候でもなかったので、ほぼ歩いています。
44名の参加者のうち、トレラン組は11名。
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・レインウェア上
ゴアテックスのジャケットで雨もしのげるものです。
ラン用に持っていたものを持って行きました。
フードがついているとより便利です。
頂上でご来光を見るときに役立ちます。

・Tシャツ
ランニング用のTシャツ。ランニングチームAdmiralのTシャツで行きました。

・ファイントラックのアンダーシャツ
トライアスロン、マラソンでも愛用しているファイントラックのアンダーシャツ。
高いのですが、汗がべたつくこと、汗で冷えることを防いでくれます。
結局2日間ほぼ着ていました。

・短パン
ランニング時の短パン

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・タイツ
マラソンで使うタイツ

・トレラン用ソックス
ちょっと厚手のトレラン用ソックスです。

・トレランシューズ
トレラン用の厚底のシューズ。これでないと木の根や岩が痛いです。

・トレラン用リュック
軽くて、水を積み込めるリュック

・ハイドロレーター
通称「ちゅーちゅー」。
トレイルランのときに使う、パックに水を入れて、チューブで吸えるものです。
リュックに積んでおけば、楽に水を飲めます。
これも最後まで役立ちました。
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・帽子
私は帽子代わりに、Buffというものを使っています。
帽子ほど蒸れないし、かぶりやすいし、UV加工されていますし、便利です。

・サングラス
悪天でしたが、晴れたときのことを考えると持っておきたいものです。

・食べ物
つらくなったときのために多少食べ物を持って行きました。

1日目(五合目から九合目)・2日目(九合目から五合目)までの装備

五合目からは登山仕様に着替え、九合目の宿へ。
下山時の九合目から五合目も同じような格好です。

九合目から頂上、頂上から九合目は、朝の寒い時間なのでより重装備です。

これは九合目。標高3,460mの山小屋に着いたときの写真。
(リュックがずれ下がっていたので、このあと直しました。。)
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・レインウェア上

・レインウェア下
五合目からタイツの上にレインウェアのパンツを履きました。
Tシャツ、短パン、タイツははいたままです。

・ファイントラックのアンダーシャツ

・ソックス

・登山靴
レンタルしたものです。
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・ショートスパッツ
この青いものです。
砂やじゃりが入ってこないようにしてくれます。
パンツを借りると一緒につけてくれました。
必須です。
EX IT SS

・ハイドロレーター
引き続き、ハイドロレーターを使用。
登山時に使うリュックに入れてそのまま使いました。
やはり便利です。

・帽子

・サングラス

・バックパック
これが失敗でした。トライアスロンで使うバッグを持って行ったのですが、やや重く使いにくく・・・。
やはり登山用のザックを借りるか買うべきでした。

・手袋

・時計
トライアスロン用の時計をつけています。

・iPhone
連絡用、写真用、そしてつらくなったときのため(FacebookとかLINEで気を紛らす)にも大事です。
防水対策にビニール袋も使いました。

・バッテリー
富士山登山は長丁場。山小屋では充電できるとは限りません。
携帯できるバッテリーは必須です。

・カメラ
iPhoneとは別にデジカメも。
一眼を持っていこうと思ったのですが重さと大きさで断念。。
コンパクトデジカメのRX100M3を持って行きました。

・ゴミ袋
45リットルのゴミ袋を10枚ほど、70リットルのゴミ袋を数枚。
荷物をゴミ袋に入れてリュックに入れておき、防水対策をしました。
本来は、リュックのカバーがあるのですが、私のは登山用ではなかったので苦肉の策です。

・日焼け止め
五合目のときは雨が降っていましたが、一応。

・ストック
一応もっていくかなぁ・・レベルでしたが、かなり役に立ちました。
昔、トレイルランのレースのために買っておいたのです。

はじめての方は借りていくか買っていくことをおすすめします。
現地にも木の杖が売っていて、1本1,000円(頂上付近は2,000円)です。
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・たべもの
補給食として、チョコや一本満足バー、ソイジョイ、ウィダーインゼリー、塩気のあるハッピーターン250%などを持って行っていました。

そして、お気に入りのエジプト塩でにぎったおにぎりと
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お気に入りのマルイチベーグルも。
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ちょっとした旅行に行くときもお気に入りのものを持って行っておくと便利です。
旅先では、好きなものを食べられないこともあります。

・水
水の補給は必須です。
1.5リットルを3本持って行っていましたが、さすがに重く1本は五合目に預け、ハイドロレーターの2リットルと1.5リットル1本で登りました。
途中で買うと高い(500mlで500円)のですが、重さを考えると途中で買った方がいいかもしれません。

九合目から頂上までの装備

九合目を出発するのは、2日目の朝3時。
かなり寒くなりますし、頂上でご来光を待つ間もかなり冷えます。

上記の装備に加え、
・フリース(持っていたもの。寝間着にも使えます。山小屋は寒いです)
・ダウンジャケット(トライアスロン用のもの)
・ネックウォーマー(ランニング用のもの。寒いとき顔も隠せます)
・ヘッドランプ(レンタル。明け方登るときに必須です)
を着ました。

その他

その他持っていたものは次のようなものです。

・タオル
・ウェットティッシュ
・ボディタオル
・歯ブラシ
・ひげそり
・コンタクト
・バンドエイド
・小銭(トイレが200円なので、一応)
・トイレットペーパー(ない場合があるときいたので)
・ポケットウォッシュレット
トイレがどういう状態がわからないときにこれがあると便利です。

まとめ

まとめるとこんな感じです。

・レインウェア上下
・Tシャツ
・ファイントラックのアンダーシャツ
・短パン&タイツ又は登山用のパンツ
・ハイドロレーター
・帽子
・サングラス
・登山用ソックス
・登山靴
・ショートスパッツ
・バックパック(ザック)
・手袋
・時計
・スマホ
・バッテリー
・カメラ
・ゴミ袋
・日焼け止め
・ストック(杖)
・お気に入りの食べ物
・水
・フリース
・ダウンジャケット
・ネックウォーマー
・ヘッドランプ
・タオル
・ウェットティッシュ
・ボディタオル
・歯ブラシ
・ひげそり
・コンタクト
・バンドエイド
・小銭
・トイレットペーパー(ない場合があるときいたので)
・ポケットウォッシュレット

富士山登山レポート

きっかけ

今回、お気に入りの美容院BloccoliPlayhairの「俺たちの富士山2015」という企画にのっかりました。
総勢44名。
富士山、一度は登ってみたかったので、前回、髪を切ってもらったときに話を聞いて、その場で申し込んだのです。
一合目から五合目までのトレラン(トレイルラン。山を走ること)も含めて。

一合目から五合目までラン(ほぼ歩き)

通常は五合目までバスで行き、五合目から登ります。
今回も44名中11名が1合目からのラン組。
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一合目でも、すでに標高1,400mほどで、空気も薄く走るのもきついです。
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バスで代々木上原に7時集合、7時半頃出発して富士山一合目到着が10時半頃。
一合目から五合目までの約5kmを約2時間ちょっとで登りました。
(通常だと5kmなら30分くらい)
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五合目到着から八合目付近

五合目で、着替えて食事して、登山に備えます。
トレラン組以外はすでに出発した後でした。

山菜うどん 800円。
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飲み物もすでに高値です。
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ここで荷物を預けることができます(1袋1,000円)。
トレラン道具を預けて一安心。
ゴミ袋が役に立ち、何人かの荷物をまとめて預けました。

登山用装備に着替えて、いざ出発!・・・なのですが、すでに疲れています。
普通に五合目から登ればよかった・・とちょっとだけ後悔しました・・・。

五合目、六合目付近もこんな天気。
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下を見ても何も見えません・・・。
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休みながらちょっとずつ進みます。
外から見る富士山はきれいですが、植物も徐々になくなってきて、岩場だらけになりました。
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・登っても登ってもゴールが見えない
・それでも頼れるのは己のみ
というのは、トライアスロンやマラソンの感覚と似ています。
途中でやめたくなるのも同じです(汗)

八合目から九合目

そんなとき、八合目付近から晴れてきました。
気分も盛り上がってきましたし、1日目のゴール(九号目)も近づいてきたのでやる気がでます。
ただ、ゴール間近になると、余計にきつくなる部分もあり、こういうところもトライアスロンやマラソンに似ていると思いました。。
富士山登山できる方なら、トライアスロンやマラソン、全然できるかと。
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八合目あたりだと雲の上に出て、不思議な感じです。
登ってきてよかった〜!と感じるひとときでした。
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ようやく九合目の山小屋に到着。
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800円(!)のビールで、乾杯しました。
値段も格別ですが、感動も格別です!
このときで、だいたい17時くらい。
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山小屋はこんな感じ。
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一部屋に6人寝ます。
ピーク時はもっと大変だそうです・・。
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他のメンバーの到着を待ちつつ、山小屋でごはん。
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こういうところで食べるカレーは絶品です。
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食事が終わったのが19時半頃。。即寝てしまい、起きたのが23時。
(山小屋自体の消灯は20時)
3時に起きればよかったので早すぎるのみ、中途半端なのでちょっと散歩したり食堂にいたりしました。
ただ、さすがに眠くなり1時くらいにまた寝て、3時起き。
3時半頃にスタートしてまた登り始めます。

頂上でご来光

で、また登り始めるのですが、暗いし寒いし、前日の疲れがあるし、余計につらいです。
傾斜も厳しくなります。
登山を若干甘く見ていて、こんなに1日目に疲れるなら(トレランも原因なのですが)、回復系のアミノ酸を持ってくればよかった・・と後悔しました。

高山病かどうかわかりませんが頭も若干痛く、深呼吸しながら進みます。
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「しんどい・・・いや、ご来光とかいいわ、山小屋で寝たい」とも思いつつ進んでいましたが、日が昇りつつあり、こういった光景をみて俄然やるきがでてきました。
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日の出の予定は5時。十分間に合いそうです。
頂上で、ご来光を待つこと20分ほど。

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風は吹くし、寒かったのですが、無事、ご来光をおがめました〜〜!!
EX IT SS 1
EX IT SS 2
EX IT SS 3
EX IT SS 4
EX IT SS 5

興味ある方は動画もあります。

記念撮影。左にいるのがBroccoiのHDKさん。
はさみを持って世界一周したというおもしろさに惚れました。
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ブログも愛読しています。
世界一周チョキチョキ旅日記 続〜Broccoli(ブロッコリー)playhair 〜
俺たちの富士登山2015
http://hdkhdkhdk0915.blogspot.jp/

今回企画から運営までやってくださった、Broccoliのともかさん。
ありがとうございました!
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下山までが登山

・・・とここで当然終わりではなく、山をおりなければいけません。
頂上から九合目の山小屋に戻り、朝ご飯や着替え。
(途中はぐれて、道を間違えたので焦りました・・)
この間、荷物を置かせてもらえたのはありがたいです。

戻ってきたのが7時半頃。
五合目集合は14時で、下山には2時間から4時間あれば十分です。
先に降りるメンバーもいましたが、私はちょっと休んでいくことに。
熟睡して9時半頃出発し、11時過ぎに五合目に着きました。

途中走って下りながら、ストックを使っていたら、ボキッと折れてしまうことに。。
調子に乗るといけません。。

下るのは登るのよりは楽とはいえ、精神的にも疲れます。

五合目到着後、バスに乗り、温泉へ。
その後温泉で16時頃から宴会して、17時に出発、22時過ぎに戻ってきました。

まとめー富士山に登るべきかー

途中のつらいときには、「富士山、もういいや、1回で十分かな」と思っていましたが、雲の上にいき、頂上に行き、そして今振り返ってみると、毎年登りたいなという気分になり、登ったことのない方には、ぜひ登ってほしいなぁと思っています。
(Broccoliのイベント、来年もある予定ですので、のっかるのもありかと。今回、44人中42人ははじめて会う方で、仕事も性別も年齢も様々でしたが、楽しむことができました。来年も行く予定です)

写真や動画の技術がいくら発達しても、自分の目で見る、体験するものには及びません。
ご来光の写真だって、これまでいくらでも見てきましたが、自分で登って自分の目で見ると、まったく次元の違う感動でした。
現状、富士山の頂上は、自力でいかなければいけません。
ただ、楽に見ることができないからこそ、あの感動があるのだと思います。
(もちろん、ご来光をみれるかどうかは天候にも左右されますが)





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【編集後記】

来週の佐渡トライアスロンに向けてプールで調整。
泳ぎ方をちょっとずつ変えつつ、タイムを計り、50m55秒の泳ぎでいこうかと。
ちょっと前まで50m70秒だったので、ちょっとだけ速くなりました。
このペースで、3.8km泳げるかどうかが問題ですが。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

モントーク
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