Nintendo Switch(スイッチ)レビュー。TVゲームと携帯ゲームの融合という未来

2017年3月3日に発売されたNintendo Switch(スイッチ)。
新しい体験を期待して、早速試してみました。
期待通りです。EX IT
※自宅や水上バスにて iPhone 7 Plus

TVゲームか携帯ゲームか

ファミコンからはじまった私のゲーム史。
大きな流れとしてはTVゲームと携帯ゲームがあります。
任天堂でいえば、

○TVゲーム(据え置きゲーム)
ファミコン
スーパーファミコン
ニンテンドウ64
ゲームキューブ
Wii
WiiU

○携帯ゲーム
ゲームボーイ
ゲームボーイアドバンス
ニンテンドーDS
ニンテンドー3DS

といった流れです。

すべてのものがヒットしているわけではなく、ニンテンドウ64、ゲームキューブ、WiiUあたりは敗北しています。
それだけ任天堂が攻めているともいえるでしょう。
(バーチャルボーイという黒歴史もあります)

今回の新機種は、Nintendo Switch(スイッチ)。
TVゲームでもあり、
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携帯ゲームでもあるものです。
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Nintendo Switchでできる新しい体験

Nintendo Switchは、初期セットでは次のパーツを組み合わせて使います。
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左上はコントローラーのグリップ、左下は、コントローラーJoy-Con。
コントローラーJoy-Conは左右にわかれ、それぞれ単独でも使えるものです。
横にすると、方向スティックとボタンが4つそれぞれ使えます。
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最初から2つのコントローラーがついていて2人で遊べるわけです。
ストラップをつけて遊ぶこともでき、
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動きの激しいゲームはストラップが推奨されています。
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2つのコントローラーをグリップにつければ、通常のゲームコントローラーに。
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そのまま分けたままでも遊べます。
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左側(L)には、スクリーンショットボタンがあり、Twitter、Facebookでシェアしたり、MicroSDカードに保存したりする機能も。
PS4のような動画共有機能はありません。

右側(R)には、ホームボタンやカメラがついています。
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右上はディスプレイを入れ、TVと接続するドック。
中身はスカスカで、HDMI端子、ACアダプター端子、USB端子があるだけです。
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本体は、右下のディスプレイ。
タッチディスプレイにもなっており、ゲームソフトをこのように入れます。
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組み合わせると3つのモードで使えるのがNintendo Switchの特徴です。

TVモード

ディスプレイをドックにいれると、TVに画面がうつり、TVゲームとして楽しめます。
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ゼルダの伝説なら、大画面で楽しみたいものです。
ドックに入れておくと、ディスプレイ、コントローラーの充電にもなります。

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テーブルモード

ディスプレイを取り出すと、ゲーム画面はディスプレイに表示されます。
(WiiUのようにTV画面とディスプレイの2画面で遊ぶことはできません)
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床においても遊べないことはありませんが、やはりみづらいです。
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スタンドはついていますが、心もとなく、角度も変えられません。
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その名のとおりテーブルにおいて遊ぶのをおすすめします。
TVがなくても複数人プレイができるのでおもしろい使い方ができそうです。
携帯ゲームだとそれぞれがハード、ソフトを持っていなければいけませんが、テーブルモードだと初期セットでも2人プレイはできます。
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携帯モード

ディスプレイに2つのコントローラーを合体させると、
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携帯モードになります。
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合体ロボのようで、ZZガンダムのようでかっこいいです。
3タイプになるのも、ファイター、ガウォーク、バトロイドというバルキリーのようで。

携帯モードの重さは、398g。
3DS  253g
3DSLL 329g
iPhone 7 Plus 188g
PSVITA  219g
なので、ちょっと重めです。

右上から時計回りに、Nintendo Switch(携帯モード)、PSVITA(初代)、3DSLL、WiiUゲームパッド。

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その重さと引き換えに大きめ(6.2インチ)で、きれいな(1280×720)液晶がついています。
液晶が丸出しなので持ち運びを頻繁にする場合は、ケースや保護シートがほしいものです。

※定価は2,138円

携帯モードやテーブルモードだと、解像度は、1280×720
TVモードだと1920×1080です。

ドックはからっぽなので、TVモードでも特別な処理をしているわけではありません。
どちらでもきれいに見えますが、ゼルダの伝説のようなソフトは、やはり大画面のほうがみやすいです。

それぞれスクリーンショットをとってみました。
こうみると違いはわかりませんが、実際にみるとTVの性能によるものか、TVのほうがやはり鮮やかです。
音を5.1chで聴くかどうかでも、最適なモードは変わってくるでしょう。
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Nintendo Switchは買いか?良い点・悪い点

Nintendo Switchは買いか?
その参考としていただくべく、良い点・悪い点をまとめてみました。

○ 3つのモードがおもしろい

TVモード、テーブルモード、携帯モード。
この3つのモードの使い分けがおもしろいです。

私は移動中にゲームをしない派ですが、出張や実家に持っていったりすることはできます。
家の中でも気分を変えてTVから離れてゲームをすることもおもしろいでしょう。
レベル上げは携帯モードでやり、重要なシーンはTVで楽しむということもできます。

従来のゲームでもこういったことはできたのですが、切り替えに手間がかかったり、本体のそばにいなければいけなかったりしました。
Nintendo Switchは、ディスプレイが本体ですので、どこへでも持ち運べます。

トライアスロン遠征に持っていってもおもしろかなぁと。

○ 小さい・軽い 持ち運びしやすい

Nintendo Switchは本体含めても小さくて軽いです。
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本体が入っている箱も小さく、届いたときにびっくりしました。
本体ごと持ち運ぶことも楽です。

左からPS4、WiiU、Nintendo Switchのドック。
メディアがブルーレイサイズではなくカード、Nintendo Switch本体はあくまでディスプレイということを除いてもやはり小さいです。
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○ Joy-ConのHD振動がおもしろい

Nintendo SwitchのコントローラーJoy-Conは、HD振動という機能があります。
これは、細かい振動も表現できるというもので、泡の微妙な振動や、やわらかいものを切ったとき・固いものを切ったときの違いなどが出せるものです。

『1-2-Switch』のソーダというゲームでは、コントローラーをビンにみたてて、振って、次の人に渡します。
黒ひげ危機一発のようなものです。
このときに微妙な泡立ちかたがわかります。
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このミニゲームは、コントローラーを動かして、その感触で、箱にボールがいくつ入っているかを当てるものです。
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携帯モードにして、微妙なゆれで赤ちゃんを泣き止ませて、そっとベットに置く(この「そっと」もセンサーで感知)ミニゲームもあります。
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ミルクしぼりを絶妙な振動とともに競うゲームも楽しいです。
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HD振動を感じるなら、任天堂の『1-2-Switch』をオススメします。
28のゲームがあり、Nintendo Switchの機能を試すことができるソフトです。

○ コントローラーJoy-Conのカメラがおもしろい

コントローラーJoy-Conについているカメラも興味深いです。
ただのカメラではなく、動きを感知するもので、『1-2-Switch』でもこんなミニゲームがあります。
カメラの前で口元をパクパク動かすと、それを感知し、食べたホットドックを競えるものです。
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○ 任天堂のソフトが遊べる

任天堂のハードなので、当然任天堂のソフトが遊べます。
PS4にはないメリットです。
マリオ、ゼルダ、ポケモンなどが好きならおさえておく価値はあるでしょう。

2017年にマリオカート、マリオ(箱庭、3Dタイプ)が出る予定です。
私は、ゼノブレイド2、ファイアーエムブレムに期待しています。

○ 家族・友人と遊べる

もくもくと1人でやるゲームも楽しいですが、家族・友人と遊ぶのも楽しみです。
任天堂のハードだと、そういったゲームが多い傾向にあります。

Nintendo Switchも2つのコントローラーが標準でついているところがポイントです。
楽しめるソフトも2つあります。

1つは、前述した『1-2-Switch』。
おもしろいのが、画面ではなく対面で相手をみながらのゲームも多いところです。

このガンマンというミニゲームは、コントローラーを銃に見たてて、腕をおろし、合図とともに腕を上げて、相手の心臓あたりを狙って打ちます。
画面は見ずに音だけを聞き、相手だけを見るのです。
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他にもピンポンやベースボール、ボクシングといった競うタイプのゲームもありました。

もう1つは、『いっしょにチョキッと スニッパーズ』。
ダウンロードのみのゲームで1,800円。超絶オススメです。

様々なタイプのゲームが収録されており、その1つは2人それぞれがキャラクターを動かし、指示された形をパズルモード。
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回転させたり動かしたししつつ、相手と重なった部分をカットできるのがおもしろいです。
ピンクがしゃがんで、黄色が重なってからカットすると、
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ピンクはカットされ、
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指示された部分に一致するのです。
同じように黄色もカットすれば、クリアできます。
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ボールを相手ゴールに入れるバスケットのようなゲームも面白いです。

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パズルモードと同様に、カットもできるので邪魔もできます。
マリオブラザーズ、アイスクライマー、バルーンファイトのような相手を邪魔しつつの対戦が懐かしいです。
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家族で遊ぶ、子供で遊ぶのにも任天堂のハードは安心です。

☓ ソフトが少ない

発売されたばかりでしかたがないとはいえ、それでもソフトは少ないです。
しかも他機種の移植版がほとんど。

メインタイトルの『ゼルダの伝説ブレス オブ ザ ワイルド』も、前機種のWiiUでも遊べます。
性能差はあるので、グラフィックや処理速度は上回っているのでしょうが。
Nintendo Switchならでは、3つのモードで遊べる、HD振動というメリットはありますが、Nintendo Switchだから出せたものでもありません。

もちろん、ゲーム序盤をやってみた感じでは期待できるできで、楽しめるのでしょうが、ソフトの選択肢の少なさはデメリットです。

同時発売ソフトにはドラクエヒーローズI・II for Nintendo Switchがあります。
いいできのゲームですが、PS4で散々やったので見送りました。

グラフィックもPS4よりはるかに劣るという感じでもありません。
(差はあるのでしょうが)
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未経験ならオススメです。

4/28のマリオカートもWiiUの移植版+αなのですが、他にソフトもないので期待はしています。

☓ コントローラーの組みかえがめんどくさい

3つのモードを切り替える際に、コントローラーを組み替えなければいけません。
これがめんどくさいです。

テーブルモードや携帯モードで遊び、
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ドックにいれて、TVの画面がうつる・・まではいいのですが、
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ディスプレイからコントローラーを取り外さなければいけません。
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逆も同じように、コントローラーを取り付ける手間が入ります。
モードを頻繁に入れ替えるのは大変です。

現実的にはTVモード用にコントローラーを準備しておくと楽でしょう。

こういった普通のコントローラーもあります。

※定価は7538円

私は、4人プレイも考えて、こっちのコントローラーを買いました。
これなら、通常時はTVモード用に使い、3人・4人でプレイするときにはコントローラーとして使えます。
8,078円で高いんですけどね。。。。

☓ 充電がめんどくさい

コントローラーは、3時間30分充電で20時間、ディスプレイは3時間充電で2時間半から6時間半(ゲームによる)持つとされています。

電池のもちはそれほどよくありませんが、3DSで3時間半〜7時間なので、同じくらいといえば同じくらいです。
外出時には、ディスプレイのUSB-C端子で充電することはできます。

問題はコントローラーの充電。

ディスプレイのつけてドックにさしておけば充電はできます。
ただ、この状態ではプレイできません。
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充電しながらプレイするのは、前述のNintendo Switch Proコントローラーか、この充電グリップが別途必要です。
現状品薄ですが。。。

2,670円

☓ 本体容量が少ない

本体の容量(データ保存可能な容量)は、32GB。システムで使っているので、実質26GBほどです。
足りなくなったら、MicroSDカードを使えます。
ただ、その分の出費も。。
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☓ブラウザがない

Nintendo Switchにはブラウザがなく、インターネットで情報をみることはできません。
「ゲームニュース」という任天堂のニュースのみです。
タッチディスプレイで、ネットがみれたらおもしろかったのですが。。

閲覧制限やセキュリティ上の問題もあるのでしょう。

ソフトのアップデートやオンライン対戦には対応しています。

☓ 動画を見れない

動画を見るソフトもついてなく、Youtubeなども見れません。

☓ バーチャルコンソール準備中

ファミコン、スーパーファミコンなどのソフトが遊べるバーチャルコンソール。
WiiUのときもよく利用していました。
発売時にはまだ使えず、準備中です。

☓ グラフィック、処理能力

Nintendo Switchは、TVゲームと携帯ゲームの融合を果たしたわけですが、それがデメリットにもなりえます。
TVゲームでも携帯ゲームでもということは、携帯ゲーム側に性能を合わせたとも考えられるわけです。
その分安いのですが。

どうしても他機種とは性能的に見劣りします。
Nintendo Switchのゼルダの伝説
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今プレイ中のPS4ニーア・オートマタ。
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これはWiiや3DSの時代で同じで、その分をアイデアや遊び方でまかなってきたのが任天堂。
PSの時代から、PSVITAも含めて、圧倒的な性能で、最先端を追求するソニーとは立場が異なります。

ゲームは、ただでできる(収益構造が違う)スマホゲームと戦わなければいけないわけですが、どちらの方向性も違いを出せる可能性はあるでしょう。
ただ、Nintendo Switchの方向性が、ソフト開発の遅れや躊躇にもつながっているのかもしれません。

ゲームの面白さ・楽しさはグラフィックだけではなく、様々な可能性があり、Nintendo Switchはその可能性の1つだと思っています。

ソフトが充実するまで待ってもいいかと思いますが、その可能性を体験したいというのなら、Nintendo Switchは「買い」です。

※定価は32,378円です。
コントローラーの色で2つのタイプがあります。


【編集後記】

昨日は、水上バスを初体験。
両国→浅草→越中島→聖路加ガーデン→浜離宮→お台場海浜公園というルート。
なかなか楽しめました。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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Nintendo Switch
1−2 Switch
ゼルダの伝説ブレス オブ ザ ワイルド
水上バス(両国→お台場)