全力で仕事をしない理由。全力は強度。

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全力で仕事をしないようにしています。
ただ、手を抜いているわけではなく、時間的に全力を出さないという意味です。


※時間的に全力で仕事をするとこうなる…… by Nikon Z9+24-120mmF4

全力で仕事をすると、遊べないから

全力で仕事をすると、ヘトヘトになってしまうでしょう。
「一生懸命に!」
「常に全力を!」
「サボってはいけない」
といったことは考えていません。

じゃあ、「仕事を適当にやっているのか」というと、そうではありません。
ある意味、全力を出しています。

時間的に全力を出していないということです。
平日日中、目一杯仕事を入れていると遊ぶ気力はなくなるでしょう。
それだけではなく、勉強の余力もなくなります。

勉強を怠ると、今はよくても仕事の質は下がっていくもの。
今の仕事だけに全力をそそがないということです。

今朝からの仕事でいえば、
・朝のタスク管理、データ整理、メモ整理など(21分)
・朝食
・メルマガ(28分)
・オンラインサロンのライブ配信(9分)
・YouTube収録(今日は2本、18分 21分)

その後、保育園へ行き、移動して今ブログ。

このあとは、
・書籍原稿 6項目(24分×6)
・Kindle本 2項目(24分×2)
・週刊メルマガ(44分)
・メール(相談、お礼、申込み)
・写真を送る
・読書
・インスタ、FB投稿
・YouTube編集、アップ(24分)
・写真館サイト編集
・インスタ
・ホワイトデーの準備
・金沢出張予約
・個展
などの予定です。

今は汐留。
このあと月島→銀座と移動しつつ、仕事し、17時10分にお迎えに行けるように帰り、17時半から娘のダンス教室です。
その後も楽しめるように、全力を出していません。
全力を出さなくてもいい時間管理、営業をしています。

ただ、一方で1つ1つの仕事は全力を出しています。
全力を出せるのは、1日4時間ほどと考えており、さらには適度にゆるめているのです。
それぞれの仕事で瞬間的に全力を出しますが、それは時間的にという意味ではありません。

今だからこういうことをやっているわけではなく、昔からこうしています。
全力で使うのは体力だけではなくメンタルもあるからです。

朝から全力を出しすぎると、昼前なり昼過ぎに疲れ果ててしまいます。
体を鍛え、メンタルを鍛え、全力を出せるようにしつつ、必要なだけ確実に全力を出せるようにしておきたいものです。
遊びにも力は必要ですから。

ましてや、食事を楽しめない、趣味を楽しめない、家族との時間を楽しめないほど、力を使い果たしたくありません。

遊びは人生の糧でもあり、仕事へのフィードバックもあります。
もし遊ぶ気力、余力がない方は、仕事への力のかけ方を調整しましょう。
時間で力をかけていることもあるでしょうし、変な力の入れ方(苦手、嫌な仕事)をしていることも。

時間的に全力でやらないと終わらないなら、
・仕事量が多すぎる
・効率化スキルが足りない
・値付けが間違っている
可能性があります。

また、迷いが多いと力を使います。
コンマ1秒で判断できることを増やしていきましょう。

 

 

無意識でパソコンを操作できるくらいになれば、そこにも力を使わなくて済みます。

「全力」をどこに注ぐか。
ブログ、執筆の仕事でも、タイピングに全力を注いでいるわけではありません。
自分の中から何を引き出し、どう言語化するかに全力を注いでいます。

全力=お客様の満足度ではないから

その全力、時間的な全力が仕事の質というわけでもありません。
お客様の満足度に比例するものでもないでしょう。

全力を出しました!と自分が満足しても、お客様に満足していただけるかどうかはまた別です。
このブログに5時間かけましたといっても知らんがなでしょうし。

発信をされている方なら経験があるでしょうが、力を抜いて書いたものが好評だということはよくあることです。

自分の満足度ではなく、お客様の満足度を意識して、どこに全力を出すか。
・時間をかけるべきところ=全力を出す
・時間をかけるべきでないところ=全力を出さない
という区分けが必要となります。

たとえば、税理士業で言えば、
・経費かどうかの細かいチェック
・入力内容の誤字脱字チェック
・金額が小さいもののチェック
などに、全力を注いでいません(時間をかけていません)。

分厚い資料というものも。

それよりも
・このままで大丈夫か、今後どうすればいいか
・税務署、銀行の視点で見て問題ないか
・節税策はないか
などに全力を注いでいます。

もちろんお客様のニーズ、相談に答えることも大事であり、全力を注ぐべき(時間をかけるべき)ところです。
ヘトヘトになっていると、そのニーズに答えることもできません。
時間に追われているとお客様のことをじっくり考えることもできなくなります。

全力で仕事をせず(時間を目一杯使わず)、時間を残しておけば、本当の意味で全力を出せるのです。
自分の全力には限界があり、それを大事なところで使うという感覚は持っておきましょう。

そして、お客様に喜んでいただける力の入れどころと、自分が力を入れたいところが一致するかどうかが大事です。
だからこそ、どんなお客様と仕事をするかを徹底して考える(全力を出す)必要があります。

全力で仕事をすると新しい仕事を受けられないから

全力で仕事をしている(時間的に)と、新しい仕事の依頼を受けられません。
せっかく望む仕事の依頼をいただいてもお断りしなければいけないようになります。

悔やまれることです。

そして、私は、時間の余力があってこそチャンスが来ると思っています。
余力をつくっているから必ずチャンスが巡ってくるわけでもありませんが、その確率は高いです。
時間の余力がありますよというアピールも大事ですが。

「今」の仕事で時間を埋めず、余力をつくるようにしておきましょう。
その余力は、勉強や中長期的な仕事、そして遊びをすればいいのですから。
そうすることによって、「全力」の数値も上がっていくものです。

全力の数値を100ではなく、120,300と上げておけば、仕事の質、腕、発する言葉の影響度も上がります。
「全力」は、時間ではなく、強度です。
長く働けば評価され、収入も増える(増えないこともありますが)独立前とは違うフィールドなのですから。

その数値を上げておけば、全力を出す機会を減らすこともできます。
より余力ができるということです。

強度として「全力」を出せるようにしておけば、余力もできますし、新しい仕事も受けることができます。

 

 

 



■編集後記
昨日は、Kindle執筆をちょっと。
部屋(リビング)を大掃除してスッキリ。
これを維持したいところですが……。

1日1新Kindle『1日1新』
とある撮影

■娘(6歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
昨日で6歳になりました。
プレゼントやケーキ、夜は、大好きなうどんを。
ろうそくも自分で消していて、昔は自分では消せなかったなーと考えると感慨深いです。
前日に仕入れたドレスっぽい服を着てご機嫌でした。

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