後工程の効率化・後工程まで時間管理・後工程まで値付け

経理、税金という後工程の仕事をしていることを差し引いても、後工程は大事です。

※ケーキをつくる工程 by Sony α7SⅢ+Leica90mmF2

後工程の効率化

仕事には工程(流れ)があります。
たとえば、ケーキ屋で3つの工程に分けるなら、
準備→ケーキをつくって提供する→後片付け・精算・経理
というものです。

前工程の「準備」は、それをしないとケーキづくりができないので、まあやるものです。
ただ、後工程の「後片付け・精算・経理」は、後回しになるかもしれません。
「精算」はするとしても。

こういった後工程は、どの仕事にもあるもの。
店舗商売であれば、精算はするとして、そうでなかったら、請求を後回しにすることはよくあることです。

後工程まで仕事。
その後工程を後回しにしないようにするには、後工程自体の効率化が欠かせません。

たとえば、
・請求
・経理
・データの整理
・御礼の連絡
・資料をお預かりしていたらその返却
など、こういったことを効率化しておけば、後回しまたは省略のリスクが減ります。

私がやっているのはこういったことです。
・請求→事前の請求(後工程ではない)、後請求の場合もExcelマクロで効率化
・経理→日々経理かつ効率化(スプレッドシート、Excel)
・データの整理→仕事をしながら整理
・御礼の連絡→当日または翌営業日に必ず。メールはタイピング、ショートカットキー、スニペットツールで効率化
・資料をお預かりしていたらその返却→基本的にお預かりすることはない

後工程の効率化も視野に入れましょう。
(もちろん、前工程、本工程の効率化も大事です)

後工程まで時間管理

後工程も仕事。
ということは、その後工程も含めて時間管理をする必要があります。
前工程→本工程までの時間で、計画してはいけません。

仕事の依頼を受けるときにも、後工程まで含めて時間管理をしましょう。
当然、仕事をするところで力尽きてはいけません。
請求を忘れるなど、もってのほかです。

そして、経理を後回しにしたつけは、決算・確定申告のときに払うことになります。
その結果、そのときの仕事の前工程→本工程もできなくなるわけです。

私はタスク管理をするときに、
・コンサルフォロー(メール)
・セミナーフォロー(メール)
・データ整理
といったものをいれています。

フォローとは、まとめをしてお礼のメールとともにお送りすることです。

後請求のときも、忘れないようにNotionにメモしています。

前工程に1時間、本工程に1時間、後工程に30分という見積もりをしておきましょう。

後工程まで値付け

後工程まで仕事。
もしそこに身が入らない、時間をかけられないなら、後工程まで値付けしておきましょう。
イメージの話です。

仕事をするところまでのギリギリの値付け、または、安い値付けをしていると、後工程に時間を避けなくなります。
値付けを間違えると、仕事が増えすぎて時間がなくなりますので。

・2万円で10件の仕事

・10万円で2件の仕事
だと、かけられる時間も変わってきます。

10万円で2件の仕事だと、前工程、本工程、後工程それぞれに力を入れることができるわけです。

2万円で10件の仕事だと、前工程にも後工程にも力を入れることができず、本工程をこなすだけになってしまうでしょう。
(もちろん、そういった本工程だけのメニューを提供する道もありますが)

わさわさして、店に入るまでに待たされて、席に座るまでにも時間がかかり、店員さんがなかなか来ず、レジで精算をお願いしようとしても誰も来ない、前のお客さんの食器が出しっぱなしとかは嫌でしょう。

地味ですし、売上に直接関係ないかもしれませんが、後工程も大事にしましょう。
(経理も)



■編集後記
昨日は、朝、税理士実務セミナー【お客様に迷惑をかけないIT】を開催しました。
午後は、娘の誕生会。
友達6人が来てくれました。

1日1新Kindle『1日1新』
CYCPLUS AS2PRO
娘の誕生会でマジック披露

■娘(7歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
待ちに待った友達との誕生会。
プレゼントをもらい、一緒に遊んで楽しそうでした。
パパの出し物のマジックも無事成功。
それ以前の家の掃除もなんとか間に合いました。