いいものをつくるための値付け

  • URLをコピーしました!

「いいものをつくるため」という大義名分で、値付けをするのがおすすめです。

※ベーグルをつくっている娘と友達 by Nikon Z9+24-120mmF4

値付けに悩む……

独立後の相談で多いものの1つは、値付け。
動画 値付け入門セミナー – タイムコンサルティング オンラインショップ

自分で値付けをするのはかんたんではありません。
私も昔は悩みました。
(今も工夫し続けていますが)
値付けのご相談では、「もっと高くしてもいいんじゃないですか」ということが多いです。

いいものをつくるなら、値付けを工夫することは欠かせないからです。

値付けを失敗、安くしすぎてしまうと、時間とお金がなくなります。

いいものをつくるためには時間とお金が必要

独立後何を提供するか。
いいものを提供したい、いいものをつくりたいと思っているはずです。

そのためには時間とお金が必要となります。

・いいものをつくること自体の時間とお金
・いいものをつくるモチベーションを得るための時間とお金
・いいものをつくる元を得る、インプットするための時間とお金
などなど、時間とお金は欠かせません。

そして、いいものをつくるために欠かせない休息も必須です。

私は、売上があるので、勉強したり新しいことに挑戦したり遊んだりすることができます。
ありがたいことです。
もし今の売上がなかったら、考える時間も試す時間もIT機器を買うお金もなくなります。
そうなってしまうと、今の仕事の質は提供できません。

値付けを失敗すれば、同じくらいのお金を得ることはできても、時間がなくなります。
いいものを提供するには、時間も欠かせません。

値付けは、時間をつくる効率化でもあるのです。

値付けという効率化

たとえば、1万円という値付けなら、10人で10万円。
5000円なら、20人で20万円。
1000円という値付けだと100人で10万円です。

同じ10万円でも、使う時間は違ってきます。

ただ、例外もあり、それが値付けのヒントにもなるものです。
その例外とは、
「人数が増えても時間は変わらない仕事」
です。

1対1ではなく、1対多の仕事は、「人数が増えても時間は変わらない仕事」。
セミナーもそうですし、動画販売もそうです。
出版も、本がいくら売れても時間は変わりません。
ブログ、YouTubeといった無料のメディアでも売上は得られるもの、人数が増えても時間は変わらない仕事です。

こういった仕事だと、安めにすることもできます。

逆にいえば、そうじゃない仕事、「人数が増えると時間が変わる仕事」は、高くしておかないと、時間がいくらあっても足らなくなるのです。

「いいものをつくるため」という大義名分で、値付けを工夫していきましょう。
安かろう良かろうはベストでしょうが、限界はあります。
時間がなくなっては、安かろう悪かろうになってしまうかもしれません。
それならば、高かろう良かろうを目指すべきでしょう。
ひとりならなおさらです。



■編集後記
昨日は、朝、税理士実務セミナー【独立したばかりのお客様への対応】を開催しました。
その後、娘の自転車とランでカフェ、遊び場、ミスタードーナツへ。
暑くて苦戦しましたけど。

セミナー中に、修理からレンズ(Sony 200-600mm)が戻ってきました。
修理代3万円……。
3万円で直ったと考えるようにしています。

1日1新Kindle『1日1新』
娘の自転車とランで新コース

■娘(6歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
ミスタードーナツのハロウィンドーナツを買いに。
ネットオーダーで並ばずに。
近くの店はめちゃくちゃ混むので。
今年は、フランケン(いちごクリーム)を選んでいました。

  • URLをコピーしました!