「○○なら買わない!」という方へどこまで対応するか

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独立後は、様々な提供方法があります。
ただ、その方法なら買わないという方もいらっしゃるはずです。
どこまで対応すべきかについて書いてみました。

※ネット予約・スマホ決済のイベント by Canon R6+24mmF1.8

 

怒って帰ってしまった方

ある日娘とイベントに参加しました。
ふらっと通りかかって、いいなと思って聞いてみると、
・ネットで予約
・カード決済
ということ。

私からするとウェルカムです。
すぐには入れませんでしたが、1時間後に予約して、その間はカフェへ。
娘はワークをして、私はブログを。

イベントの時間になり、会場へ。
ビーズでつくるものです。

そんなとき、女の子が座ってきました。
その後にお母さんが。
あとで考えてみると、女の子が先に座ってしまったのでしょう。
(まあ、この時点で……)

当然、スタッフの方は、
・ネットで予約
・カード決済
の説明をします。

そのお母さんは、えーーと言いながらスマホを取り出しましたが、「無理!できない!帰ろう!!」と。
お子さんは、当然そのままやりたいので抵抗→ギャン泣きです。
ひっかかったのは、ネットで予約だったようで。
カード決済ではなかったよな。

これを見ていて、「ネット予約すればいいのに」とは思いませんでした。
違うシチュエーションだったら、私が「無理!できない!帰ろう!!」となっていた可能性もあるからです。

「○○なら買わない!」

もし、そのイベントが
・長時間(5分以上)、並ばなければいけない
・現金のみ
だったら、娘に別のところにしようと言っていたでしょう。
(そういうことを確認せずに、娘を先に座らせることはしませんけど)

無駄に並ぶなら行かないというのは、娘が0歳から伝えていることです。

商品の提供方法によって、お客様を失うことはありえること。
ある程度はしかたありません。

・無駄に並ぶ
・人が多すぎる
・現金のみ
・電話予約のみ
などといったところなら、私は利用しないので、私という「お客様」は失うわけです。
ただ、現状では、
・並べばいい、当日行けば利用できる
・人が多くてもしかたがない
・現金のみ
・電話予約のみ
のほうが喜ばれるでしょう。

少なくとも無難です。

無難な対応しておけば、お客様を失うことは少ないでしょう。
今の日本では。

では、自分が商品を提供する側ならどうするか。
基本は、幅広く対応でしょう。

基本は、幅広く対応

商品の提供方法として、次のような選択肢があります。
・予約が必要か、必要ないか
・電話予約か、ネット予約か
・支払方法は、現金か、カードか、振込か
・支払回数は選べるか
・高いか安いか
・継続か単発か
・対面かオンラインか
・1対1か1対多か
・DVDかダウンロードか
・メールで相談できるか、対面・Zoomのみか
・セミナーだけか、動画教材もあるか
などといったものです。

この中で、
「予約がいるならめんどくさいから買わない」
「オンラインだと買わない」
「分割払いじゃないと買わない」
などと無数の要望があります。

すべての対応するのが無難であり、多数派の要望に合わせるのが無難です。
ただ、それでこちらの手間がかかりすぎるとつらくなります。

また、自分の軸との兼ね合いも大事です。
多くのお客様を失うとしても守るべきものが軸。
大事にしたいものです。

むしろ、自分の軸からずれていない部分で最大限に幅広く対応しています。

・予約は必要(予約がないと、そのお客様にも、別のお客様にもご迷惑をおかけするので)
・ネット予約のみ(電話は対応できないこともあるので)
・支払方法は、お振り込みとカード(現金だと受け取る手間もあるので)
・支払回数は1回(分割で無理して買ってはいけないかと)
・高い商品、安い商品どちらも準備
・継続、単発どちらにも対応→税務相談も単発できます→単発相談 |井ノ上陽一税理士事務所 
・対面、オンラインどちらも対応→対面のセミナーのご要望中心です→セミナー開催要望フォーム
・1対1、1対多どちらも対応
・ダウンロードのみ(DVDだとお届けに時間がかかり、再生も大変なので。送るのも大変ですし)
・メール、対面・Zoomいずれも対応→メールコンサルティング・顧問
・セミナーだけか、動画教材もあるか→両方対応→タイムコンサルティング オンラインショップ – 井ノ上陽一の動画・音声教材

※動画販売のセミナーも開催します→12/23 動画販売入門セミナー

売上の柱を複数持っている理由の1つは、お客様(お客様となりうる方を含む)へ幅広く対応させていただくというものです。

無理なく対応できるものは幅広くしておきましょう。
よく「絞ったほうがいいって聞いたんですが」というご質問をいただきます。
「絞る」のはあくまで戦略の1つであり、絶対ではありません。

さらには、提供方法は絞らなくてもいい、むしろ絞らないようにしましょう。
手間なく幅広い対応ができる方法はいくらでもあります。

どちらでもよいというものも含めて、軸と提供方法を見直してみましょう。
その上で、「○○なら買わない!」となったら、もうしかたありません。
私も電話予約を受けないことで、お客様を失っているかもしれませんが、しかたのないことです。

「高いなら買わない!」というものも対応は難しいですし。

軸と提供方法を合わせておかないと、軸に合ったお客様も失ってしまいます。
そうならないようにしたいものです。

 



■編集後記
昨日は、朝から実家宮崎へ。
午前中に着き、所用を済ませ、実家でYouTubeをはじめ仕事を。
宮崎、冬は普通に寒いです。

Sonyのカメラをパソコンで使えるようにするソフトが、Macの最新版に対応していません……。
それを忘れていて、急遽Canonのカメラで。
無事撮り終えました。

1日1新Kindle『1日1新』
Canon R6+70-200mmF4でYouTube

■娘(5歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
パパはひとりで宮崎へ。
「ついてくる?」と聞きましたが、「いい」と。
朝早い便だったので、「パパ、○ちゃんが寝ているうちに行くね」「バイバイしたい?」と聞くと、「したい」と。
ぎりぎりまで自宅にいて、朝寝ぼけ眼でバイバイしてくれました。
ビデオ電話すると「今、ワンピース見てたのにー」と言われましたけど。

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