SFT(社会不適合)を自覚していたら、何か行動を起こすべき

独立・起業するのに、資格が必要かどうか。
現状を打破するきっかけにはなる可能性があります。
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SFTなら、何かやらなければ、まずい

SFTというのは、親友羅王が使い出した言葉で、SFT(社会不適合)という意味があります。
ほめられているのか、けなされているのかわかりませんが、私も該当するようです。
(そういう羅王もSFTです)

言い方をかえると、社会に合うか合わないか、つまり独立に向いているか向いてないかということにもなります。

SFTであるのを自覚したらならば、何か行動しなければいけません。
それでも合うところを探すか、独立・起業するかという行動です。

私が自覚しだしたのは、18歳くらいの頃。
曲がったことが嫌いな父親をみていて、「なんか自分も似ているなぁ」と思っていたところ、父は転勤となりました。
宮崎が本社の会社に勤めていた父。当時、私はともかく妹は小学校3年生と中学校3年生。
特に上の妹は、高校受験を控えていました。

もちろん、家は宮崎にあり、そんな状況でも転勤が命じられるんだ・・・と衝撃だったのです。
転勤とは、社会とはそういうものであるのは百も承知ですが、ショックでした。
(当時、耐えてくれた父には感謝しかありません)

その後、私も社会に出るときが来ます。
就職活動です。
そのときは、やりたいこともなかったし、なんとなくIT関係の仕事ができれば〜というくらいで活動して、あえなく全滅。
就職浪人することになったのです。
社会に出る前からSFTだったのかもしれません。。。

ちょうど先日、トライアスロンで羅王が実家に来て、父へおもむろに聞きました。
「息子さん(私)は、いつからこうなったんでしょうね」と。
ど、どういう意味で・・・?と思いましたが(笑)、父がまじめに答えたのは、
「就職浪人したときだろね。あのとき、どん底に落ちて自分で力をつけて何かやらなきゃいかんと思ったんじゃないかな・・」というものでした。

確かに、就職浪人のとき、とりあえず4月に実家(当時東京)へ戻り、3ヶ月ほどぷらぷらしてたんです。
今で言うとニートですね。
これじゃまずいと思い、思いついたのが資格でした。


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SFTだから、ゆくゆくは資格で食べていかないと・・・と考えたのでしょう。
税理士、会計士が思い浮かびましたが、いきなりは怖く、簿記1級の学校に半年通いました。
(簿記2級は持っていたので)
半年後の試験では、あえなく不合格。
税理士、会計士は無理だな。。と思い、公務員試験(国税専門官)を受けたのです。
資格ではなく試験ですが、公務員なら合格すれば就職できます。

結果的に国税専門官も面接で落ち、併願し合格していた国家公務員Ⅱ種で、省庁を決めることになったのです。
(試験合格後、各省庁で面接があり、それに受かったら就職できます)
そのとき、転勤のない総務省統計局(今はどうかわかりませんが)を選びました。

SFTなので、将来的に、飛ばされる可能性が高く、そのリスクを減らしたかったのです。
当然(?)、その公務員も辞めざる得なくなり、もう後がない中、すがったのはやはり資格、税理士でした。

なんだかんだその後4カ所の仕事を経て、独立し今に至ります。
いろいろ苦労やつらいこともありますが、ようやく自分の場所にたどり着けた感じです。

資格はリスクがあるけど、突破口の1つ

公務員試験、税理士資格を突破口にしたのが正しかったかどうかわかりません。
ただ、公務員試験を経て勤めたおかげで、ExcelやITを勉強できましたし、税理士をとったおかげで、税務会計の仕事ができるようになりました。

何にもなかった私が、当時起業できていたかどうかわかりませんし、おまけにSFTという欠点もあるので、試験、資格を突破口にせざるを得なかったのも事実でしょう。

ただし、資格や試験はリスクがあります。
時間とお金がかかるからです。
勉強する時間も必要ですし、生活するお金、通学するお金も必要ですし、多大な犠牲を払わなければいけません。
もちろん合格するという確証はありません。

資格をとったからといって、人生がすぐにバラ色になるとは限りません。
「足の裏の米つぶ」(とっても食えない)と揶揄されるように、「資格」と「食うこと」はまた違います。

独立、起業している人のうち、世の中の大部分は、資格がなくてもやっていけています。
多大な犠牲がある資格をとらなくてもすむならとらない方がいいでしょう。

資格があるが故の苦労も多いです。
ここ数年、税理士受験者数をはじめ資格取得者数が減っています。
やはり苦労話を聞いているからでしょう(われわれが明るい道を示せていないことへの反省もあります)。
反面、公務員受験は人気だそうです。
こっそり書きますが、SFTには余計にきつい仕事ですよ(^_^;)

どちらにせよ、準備は必要

SFTかどうか

自分がSFTかどうかをまず認識することが大事でしょう。
先日のイベント「《 雇われない、雇わない生き方 ~ひとりビジネスがおもしろい!~ 》に参加された方が、こんな記事を書いてらっしゃいました。

減速する生き方 | HYメディア

会社にお勤めなんですが、現状嫌なこととして次のようなことを書かれています。

・毎日定時に出社する勤務形態←この時点で勤め人は向いていません
・往復2.5〜3時間掛かる通勤及びラッシュ
・「付き合い」という名の自分の時間の搾取
・社内の無駄にしか思えない仕組み
・付き合いたくない人たちと働くこと(付き合いたい人たちも勿論います)
・上司の無駄な仕事の進め方
・歓送迎会の参加
・社内のあまりよく知らない人の結婚式二次会の参加
・無駄に毎日ある朝礼
・何にも考えていないであろうおじさんたちの説教
・完全にビョーキっぽい人との会話
・西暦2014年の今、大声で行動指針を叫ぶクレイジーな朝礼(しかも月曜の朝)

まあ、間違いなくSFTです(笑)
私も同じようなことを思っていました。

準備には時間がかかる

独立・起業に向けて、日々ちょっとでも行動すべきでしょう。
必要な行動が、資格であるのか、勉強することなのか、人に会うことなのか、スキルを身につけることなのか、は人それぞれです。
あるいは転職活動がそうかもしれません。
私は日々、転職情報を見ていた時期もありますし、人材紹介サービスに登録していた時期もあります。
公務員から税理士の道へいこうと思ったときも、まずやったのは受験専門校のパンフレットをとりにいくことでした。
なんでもいいのでちょっとでも動いてみましょう。
動くだけならリスクはありませんし、動いた結果、やっぱり今の場所がいいという決断になったらそれはそれでいいことです。

気をつけなければいけないのは、すぐには変えられないこと。
それを意識しつつ、我慢を続けて、それでも現状を打破するための行動をやらなければいけません。

私は就職浪人から考えると、10年かかっています。
もちろん、これよりも短くすむ可能性は高いです。
10年前よりも情報も多く、独立・起業しやすい環境は整っています。

イベントで一緒に登壇したお二人も準備には時間がかかっています。
高坂さんは、大手小売店に勤めつつ、このままじゃまずいと考え、会社をまず辞めて、各地を放浪し、住み込みしながら飲食店で働きながら、数年過ごしています。
吉田さんは、大手出版社に勤めていましたが、心の病になり、震災もきっかけとなり独立。出版社におつとめの時も大学院へ通うなど行動を起こしてらっしゃいました。

だれもが、準備に時間がかかっており、暗黒の時代もあるわけです。
ただ、人間は、そういった暗黒の時代を忘れ、過去を封印する性質があります。
だから世の中には、美談が多くなるのです。
(私の冒頭の話をわすれていましたが、今回のイベントで思い出しました・・・。)

自分で考えることが準備

「これから準備か・・時間かかるなぁ」と思われるかもしれませんが、日々やれる準備があります。すでにやっている方も多いでしょう。

それは自分で考えることです。
なぜ、その仕事をやるのか、本当に必要か、自分だったらどうやるかを考えておくのはいいトレーニングになります。
10年間、そのトレーニングは常にやっていました。だからこそSFTなのかもしれません。組織にとっては好ましい存在ではありませんからね。

イベントで初めて会ったYさんも、ブログを拝見すると、自分の考えがあり、(いい意味で)SFTでした。イベント後、独立の時期を早めたということで本当によかったと思っています。

独立・起業とは、自分で考える職業です。
SFTとは、Self-Free-Thinking(自分で自由に考える)、Self-Favorite-Thinking(自分で好きなこと・得意なことを考える)の略ともいえるかもしれません。
(英語は適当です)





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